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正義の秤  作者: ???
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プロローグ

≪テレビ≫


【本日のニュースです。今年は異能力者の犯罪件数が例年より多く、計画的な行動がみられることから、防衛軍が認知できていない範囲で何かしら大きな組織が動いているのではないかという見解が、防衛軍第一部隊隊長【稲荷(いなり)(れん)】隊長より発表されました。異能者、非異能者に問わず、巻き込まれないように十分に注意を払って生活をしてください】


俺はテレビのリモコンを押しテレビを消した。


「何が巻き込まれないように…だ」


俺は愚痴を吐く。


「市民を巻き込まないように守るのが、防衛軍だろう…?」


俺は紙の切れ端を手に取りそこに書いている内容を見る。


【防衛軍第2部隊副隊長【星読 青果(ほしよみ せいか)】のもとへ行け】


「あのおっさん…こんなメモを俺によこしやがって…俺は防衛軍には入らねぇっての…」


【WBT】(ワールドバトルトーナメント)本選第1位の稲荷(いなり)(れん)。第2位の星読 青果(ほしよみ せいか)。そして第3位の俺、【黒神 竜馬(くろかみ りゅうま)】。


この3人が現在の三強として君臨していると言われている。


「まぁ…一応行ってみるか」


俺は荷造りをしたのち玄関の扉を開ける。

能力者同士の戦いが頻繁に起こるこの都市の惨状を、きれいと表現するのはサイコパスぐらいしかいないだろう。


「行ってきます」


誰もいない家にそう残し俺は家を出るのだった。

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