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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

サイバーシュトゥレンヴァンバベル

作者: JOHN DO

これは1時間で筆者が書いたものである

時代は50世紀遠未来

言語は一つに統一され、人の欲が有頂天の時

世界は平和であり、産業も円滑に進んでいた


「その金属ブロックを上にあげろ!」

よっこいしょっと、高々に声をあげ一心不乱にブロックを積んでいく

俺はジョンだ

この国の一大事業に手をあげ早100年か、

サイボーグ技術が進歩し、事実上の「永遠」を手に入れたわけだ。

壊れたものは取り換えればいい、便利な世の中になったもんだ

ちなみにこの事業を携わる人みんな認知症の対策で電脳化している。

全ての記憶は家のSSDにすべて保存されている。

だから忘れ物が無いってことだ。


さて俺はこの塔を建設している

俺が生まれる600年前に大洪水が起こったらしい。

その大洪水はとある人の予言であと100年後にはまた洪水が起こるってよ

ま~知らねーが人命を救うシェルターを作るってことは私にとっての名誉だ。

この重たい金属のレンガを使ってこの塔を作っている

そんじょそこらの大波には負けね~ってことだ


だがよ、今は言語が統一されてよ

おかしいと思わないか?

俺は思わないが

出された仕事をこなしているだけだ


聖書を信じるやつが友人にいてよ、ちょいとデジタルバイブルってのにアクセスしたんだ。

面白いことに言語が昔は一つしかなかったらしい

んで「ノアの箱舟」ってやつで俺らの祖先は洪水をそれで免れたらしい

そこで神様っていうの?この面白いやつ。

そいつが「産めよ 増えよ 地に満ちよ」つって言い残したが、そのまた数百年後にノアの子孫が集まり、そいつらがまた一点に集まり洪水に備えて塔を建てたらしいんだ

その目的がシェルターだの、とか言われたが結局はまた一か所に集まるためだ

ま~その塔はぶっ倒れたらしい

お怒りだとさこのオモシロが


ま~私は与えられた仕事をするから関係ない

っと揺れた感じがするが気のせいか


この金属ブロックはナノBOTが固まってできたものだ

自己修復を可能とした全自動ブロックだそうだ

近くで見るとウニウニしてて気持ち悪ぅ~

みな独立したAIが積んでいるためだ

我慢して積むぞ


っとまた地震か?

最近揺れすぎ…


ブザーが鳴り響く

けたたましく

全フロアに鳴り響く

「振動検地しました直ちに非難してください」

まじかよ~

おっとまたひどい揺れが

「半径100km封鎖 直ちに非難してください」


マジかよ高させいぜい10000mだぜ?

クソ!時が来たか!

皆!逃げるぞ!ナノBOTの洪水におぼれたくなければな!

俺は必死に逃げた

足が千切れるほどに逃げた

近くに置いているサイバートラックにのり、必死で逃げた

10km 20km

封鎖区間外までつかね~よ!

馬鹿~っと喝を入れながらアクセル一杯踏んだ

2~3時間やっと封鎖区間外までたどり着いた

振り返ってみると金属のブロックが溶けていく

そう、倒壊するときに金属ブロックが液状になるように設計されているためドロドロに溶けているのだ。

なぜかって、倒壊した後のがれき処理を楽にするためだって

って、うわ~!

液化したブロックが押し寄せてくる

ものすごい勢い

ナノBOTは体に悪い俺は鼻 目 口を必死に閉じた。


5分 10分 15分こんなにも時が過ぎるのが遅いのかと


友人は見るも無残な姿になっていた

全身の穴という穴から、ナノBOTがあふれていた

内臓は無残にもずたずたにされ、ナノBOTが暴走をしているようだった

そしてナノBOTたちは半固体になりプルプルと震え一か所に集まるのであった

その間そのほかのがれきは巻きこまれなかった

一か所に集まったのち彼らは町の破壊行動に出た

ビル、商店街、民家、スラム

全ての物がナノBOTで作り出された化け物によって投げられていた


絶望にしか思えない光景を目の当たりにして

俺は叫んだ

「これが予言かよ!」っと


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