表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
バドミントン ~2人の神童~  作者: ルーファス
第5章:県予選大会編
63/135

第63話:俺が前に進む為にも

 あの3人が再登場。

 バンテリンドームナゴヤ。

 愛知県名古屋市に1997年に建設され、かつてナゴヤドームと呼ばれていたこの場所は、プロ野球忠実トラフォンズの本拠地としても有名なのだが、それ以外にも様々なイベントが多数開催されている。

 事前申請すれば草野球の試合で借りる事も可能であり、利用料金は時間帯や曜日によって異なるのだが、2時間30分で約30万円から40万円という、結構馬鹿に出来ない金額である。

 それでも毎日のように色々な草野球チームからの、レンタルの申し込みが殺到しているらしい。

 最近では高校野球において、愛知県の県大会の決勝戦が開催されて話題になるなど、まさに高校野球においての甲子園と同じく、愛知県民にとっての『聖地』とも言うべきドーム球場だ。


 そのバンテリンドームナゴヤにおいて2024年7月20日の土曜日、今回のバドミントンのインターハイの県予選大会の準決勝、3位決定戦、決勝戦が執り行われる事となったのだ。

 ドーム球場でバドミントンの大会が開催されるというのは、日本どころか世界においても史上初となる快挙である。

 バンテリンドームナゴヤの収容人数の40500人に対して、今日の試合に駆けつけた観客はおよそ15000人。

 残念ながら満員御礼とはならなかったものの、それでも逆に言うと高校のバドミントンの県予選如きの為に、15000人もの観客が駆けつけてくれたとも言えるのだ。

 去年開催された県予選の準決勝には、たったの1000人しか集まらなかったというのにだ。

 これは『神童』の異名を持つ隼人と彩花の注目度の高さも当然あるだろうが、それ以上に六花のJABS職員としての地道な営業活動や広報活動による成果が、着実に表れている結果だと言えるだろう。


 既に朝8時から開始された午前中のダブルスの4試合が全て滞り無く終了し、決勝戦は聖ルミナス女学園のペア同士による壮絶な死闘となった。

 いわば隼人と彩花の試合の『前座』として扱われてしまった形になるのだが、それでも決勝戦の全国レベルの凄まじい戦いぶりに、バンテリンドームナゴヤに詰めかけた観客たちは大いに熱狂したのだった。

 だが午後1時からのシングルスの試合前の、正午の昼休憩の時間。


 「…お、おい、見ろよあれ…マジかよ!?」

 「う、嘘だろ!?何であの2人がこんな所にいるんだよ!?パリオリンピックの開会式が来週末に迫ってるのに!!」


 突如観客席に威風堂々と現れた、デンマークの国旗を胸元に付けた、デンマーク代表チームの正装である白色のジャージ姿の親子の姿に、周囲の観客たちは大騒ぎになってしまったのだった。


 バドミントンのデンマーク代表チームの若きエース、羽崎亜弥乃。


 高校時代は神奈川でプレーして多大な実績を残し、高校卒業後に母親の内香に誘われてデンマークに渡り、デンマークへと帰化。かねてよりスカウトを受けていたデンマークのバドミントンの名門プロチーム・ヘリグライダーと契約した。

 そしてシーズン中での戦いだけでなく様々な国際大会にも精力的に出場し、いずれの大会でも圧倒的な強さで優勝に優勝を重ね、今や若干20歳にして堂々の世界ランク1位だ。

 その暴虐的なまでの戦いぶりから、デンマークにおいて『魔王』との異名まで付けられてしまい、一部の専門家からは『六花と互角か、それ以上』とまで称賛されている程の実力者だ。

 

 その亜弥乃の母親にして、ヘリグライダーにおいて亜弥乃の専属コーチ兼任マネージャーを務める、羽崎内香。


 そのコーチやマネージャーとしての優れた手腕を高く評価され、去年からデンマークの代表チームの監督に就任し、ここ数年は低迷していた代表チームを、去年のドルフィンズアリーナ、今年のロンドンで開催された世界選手権で2連覇を達成させるなど、一気に『世界最強軍団』へと作り変えた。

 現役時代は神奈川の社会人チームで働きながらバドミントンをプレーし、前人未踏の日本選手権10連覇を達成。様々な国際大会でも活躍するなど、彼女も六花と同様に名実共にバドミントンにおける『英雄』だと言えるだろう。


 その2人が、よりにもよって、こんな高校生のバドミントンの県予選如きの為に、わざわざ日本まで駆けつけてきたのだ。

 パリオリンピックの開会式が、もう来週末に迫っているというのにだ。

 こんなの、最早異例どころの騒ぎではない。

 まさかの誰もが予想もしなかった親子の登場に、周囲の観客たちは大騒ぎしながら、一斉にスマホのカメラを向けたのだが。


 「ここがバンテリンドームナゴヤかぁ。立派な球場だね。お母さん。」

 「そうね。元々はプロ野球の試合で使われている所なんだけど、バドミントンの大会で使われるのは今回が初めてらしいわよ。」


 チケットに記載された番号に従い、ネット裏の席に座った亜弥乃と内香が、先程売店で購入した弁当の蓋を開けた瞬間。

 

 「…お、おいおいおい!!おいおいおいおいおいおいおい!!」

 「マジかよ!?何でだよ!?今日は本当にどうなってるんだよ!?」


 そんな中、さらに姿を現した予想外の、美しくも凛々しい外国人女性の姿に、観客たちが大騒ぎになってしまったのだった。


 スイスの国旗を胸元に付けた、スイス代表チームの正装である青色のジャージを身に纏い、威風堂々とネット裏へと向かっていくのは、スイス代表チームの若きエース…『皇帝』ダクネス・アンダーソン。


 六花がシュバルツハーケンを退団後、六花からの推薦を受けてエースナンバーの背番号1を継承し、今や若干21歳にして名実共に『スイス最強』。

 国際大会にも積極的に出場し、今年の2月にロンドンで開催された世界選手権では、壮絶な死闘の末に亜弥乃に敗北し準優勝に終わってしまったのだが、それでも世界ランクは堂々の2位だ。


 何でこんな所にダクネスがいるのかと、観客たちが大騒ぎしながら一斉にスマホのカメラをダクネスに向ける。

 無理も無いだろう。彼女もまたパリオリンピックのスイス代表チームに選抜されており、本来ならこんな所に来ていられる暇など、あるはずが無いからだ。

 そんな周囲の観客の騒ぎに全く動じる事無く、ダクネスはチケットに記載された番号に従い、ネット裏の席へと向かったのだが。


 「さて、ここが私の席のようだが…。」

 「やっほ~、ダクネスちゃん。久しぶり~。」

 「やれやれ、まさかこんな所でお前に出くわす羽目になるとはな。」


 流暢りゅうちょうな日本語で亜弥乃をちゃかしつつ、呆れたように苦笑いしながら溜め息をつき、ダクネスが内香の隣の席に座ったのだった。


 「お久しぶりです、内香殿。」

 「久しぶりね、ダクネスちゃん。2月のロンドンでの世界選手権以来かしら?」

 「あの試合では、この馬鹿にしてやられましたが…今度のパリオリンピックでは借りを返させて頂きますよ。」


 あ、ありのまま、今起こった事を正直に話すぜ。

 俺はバンテリンドームナゴヤまでバドミントンのインターハイの県予選を観戦しに行ったら、亜弥乃と内香とダクネスの3人がネット裏の席に座って、仲良く弁当を食べていた。

 な、何を言っているのか分からねーと思うが。


 SNSにはそんな内容の書き込みが殺到し、まさかの事態にネット上では大騒ぎになってしまったのだった。 

 こんな、たかが高校生のバドミントンの県予選なんかを観戦する為に、パリオリンピックの開会式が来週末に迫っている中で、世界上位ランカー2人とお母さんが、わざわざ名古屋まで訪れたとでも言うのかと。

 そう、この3人が、そこまでして名古屋に訪れた理由は…。


 「やはりお前と内香殿の目的も、須藤隼人と藤崎彩花なのか?」

 「そうだよ。お母さんがね、どうしても2人の試合を私に生で観戦させたいんだって。そういうダクネスちゃんも?」

 「まあな。あの2人の事はスイスでも、ちょっとした騒ぎになっていてな。代表チームの監督からも『行ってこい』と背中を押されたから、こうしてはるばる日本まで観戦にやってきたのだよ。」


 穏やかな笑顔で弁当を食べながら、そんな他愛無い会話をする亜弥乃とダクネス。

 今のご時世、ネットの動画でも2人の試合を観る事は可能ではあるのだが、それでも実際に自分の目で見なければ分からない事もある。

 それだけの価値がある選手たちだと、きっと亜弥乃にとって素晴らしい経験になるはずだからと、内香が亜弥乃を観戦に誘ったのだ。

 

 いや、隼人と彩花を目当てにバンテリンドームナゴヤまで駆けつけたのは、何も亜弥乃たちだけではない。

 日本のプロチームや大学、社会人のクラブチーム…それどころか欧米諸国からはるばる駆けつけてきたプロチームのスカウトたちまでもが、ビデオカメラと三脚のセッティングを行いながら、試合開始時間を今か今かと待ち続けているのだ。

 『2人の神童』隼人と彩花…この2人は今や日本だけでなく、世界各国でも注目されている程の選手になってしまっているのである。


 「おいおい、まさか俺の席が、よりにもよって羽崎選手の隣とはな…。」


 そこへ苦笑いしながら亜弥乃の隣の席に座ったのは、第50話での地区予選大会の1回戦で彩花に無様に敗北してしまった雄二だ。


 「押忍!!」


 さらに第59話での県予選大会の1回戦で彩花に無様に敗北した力也が、亜弥乃たちに対して深々と頭を下げて一礼した後、雄二の隣の席に座る。


 「久しぶりだなぁ、中村。元気そうで何よりだ。」

 「中学の時以来だな、二階堂。お前が本格的にバドミントンに転向したって話、本当だったんだな。」

 「おう。三瀬監督による指導の下、本気でプロを目指してるぜ。俺は。」

 「空手はもう辞めたのか?」

 「鍛練は続けてるが、それでも今はバドミントン一筋だ。」

 「そうか。」


 どうやらこの2人は、中学時代から付き合いのある友人同士のようだ。

 穏やかな笑顔で再会を喜び合う雄二と力也を、雄二の隣に座る亜弥乃が、きょとんとした表情で見つめていたのだが。


 「…中村。地区予選でのお前の試合の動画、ネットで観たぞ。お前、本当に大丈夫なのか?」


 突然力也が目の前の雄二を、心配そうな表情で見据えたのだった。

 そう、あの日、彩花の黒衣の前に雄二が無様に五感を剥奪され、屈辱的な敗戦を喫してしまった、あの試合。

 力也はネットの動画でその試合を事前にチェックしており、雄二の事を心の底から心配しているのだ。


 「だってお前、地区予選で藤崎の黒衣に呑まれて五感を奪われたんだろ?まあ俺も県予選で無様に奪われたんだが…。」


 力也から視線を外した雄二はとても真剣な表情で、六花と共に柔軟体操を行っている彩花を見据えている。

 あの試合の事は、雄二は一生忘れる事は無いだろう。

 彩花の黒衣の暴虐的な力の前に、自信とプライドを徹底的に打ちのめされた、あの試合を。


 「それなのに藤崎の試合の観戦なんかして、お前は…。」

 「正直言って、俺は今も藤崎の事が怖いよ。恐ろしいよ。」


 それでも彩花を見据えながら、雄二は精一杯声を振り絞る。


 「けどな、ここで藤崎から目を逸らしてばかりじゃ、俺は前に進めない…そんな気がするんだ。」

 「中村…。」

 「だから俺は今日ここで、藤崎の試合を最後まで見届ける。俺が前に進む為にも。」


 弁当を手にする雄二の両手が微かに震えているのを、力也も亜弥乃も見逃さなかった。

 それでも力也自身も彩花に五感を剥奪された経験があるからこそ、雄二の今の気持ちを力也は痛い程理解していたのだった。

 あの試合、雄二にとっては、今でも間違いなくトラウマになっているはずだ。

 自分と彩花との圧倒的な…いいや、絶望的なまでの力の差を残酷なまでに見せつけられただけでなく、黒衣を纏った彩花への恐怖から五感まで剥奪されてしまった。

 それでも雄二は前に進む為に、こうしてバンテリンドームナゴヤまで彩花の試合を観戦しにやってきたのだ。

 下手をすればPTSDを発症しても、決しておかしくないだろうに…。


 「…分かった。なら今日は最後までお前に付き合ってやるよ。中村。」


 そんな雄二に力也は、精一杯の力強い笑顔を見せたのだった。

 彩花から決して目を逸らさずに、自分自身の弱さと正面から向き合い、不器用ながらも懸命に前に進もうとしている、心からの敬愛に値する友に対して。


 「ありがとな。二階堂。」


 そんな力也に雄二が笑顔で向き直った、その時だ。


 「あわわわわ!!私みたいなクソ虫なんかが、よりにもよってダクネス選手の隣の席だなんてえええええええええええ(泣)!!」


 第48話での地区予選大会で隼人に無様に敗れた詩織が、オロオロしながらダクネスの隣の席に座ったのだった。

 静香の試合を観戦する為に、こうしてバンテリンドームナゴヤまでやってきたのだ。

 なんかもう泣きそうな表情で、詩織はダクネスの隣の席で縮こまってしまっていたのだが。


 『皆様、本日はご来場下さいまして、誠に有難うございます。本日午後1時より、インターハイ愛知県予選大会バドミントンの部・シングルス部門の準決勝と3位決定戦、決勝戦を行います。』


 そんな中で女性アナウンサーによる場内アナウンスが、バンテリンドームナゴヤ全体に響き渡ったのだった。

 

 『では只今より、見事県予選を勝ち抜き、準決勝に進出した勇猛なる選手4名の紹介を行います。まずは準決勝第1試合。稲北高校1年、須藤隼人選手。』


 隼人の名前がコールされた途端、バンテリンドームナゴヤが地響きのような大歓声に包まれたのだった。

 その瞬間、駆と共に柔軟体操を行っている隼人に対して浴びせられる、無数の記者からのカメラのフラッシュ。

 今や隼人は本人の意志とは関係なく、日本の…いいや、世界のバドミントンにおいて、それ程の存在となってしまってるのだ。

 電光掲示板に隼人の顔写真とプロフィールが、でかでかと表示される。


 『それに対するは、稲北高校1年、里崎楓選手。』


 楓の名前がコールされた直後、またしても大歓声が響き渡り、隼人の隣のスペースに楓の顔写真とプロフィールが表示された。

 地区予選大会と違い、県予選大会では同じチームの選手同士による対戦が解禁される。

 それ故にこうして準決勝の舞台で、隼人と楓がぶつかり合う事になったのだ。

 大会を盛り上げる為に、エ~テレのスタッフたちが組み合わせの抽選結果を操作した結果だという皮肉な真実を、誰も知る事も無く…。


 『続きまして準決勝第2試合。聖ルミナス女学園1年、藤崎彩花選手。』


 再び沸き起こった、地鳴りのような大歓声。

 隼人の下のスペースに、彩花の顔写真とプロフィールが表示される。


 『それに対するは、聖ルミナス女学園1年、朝比奈静香選手。』

 「…静香ちゃん…!!」


 彩花の隣のスペースに表示された、静香の顔写真とプロフィール。

 それを泣きそうな表情で両手を組みながら見つめる詩織の姿を、ダクネスが弁当を食べながら「?」という表情で見つめていたのだが。


 『試合開始時刻は午後1時からとなっております。皆様、試合開始まで今しばらくの間、お待ちくださいませ。』

 「お母さ~ん。静香お姉ちゃんだよ~。静香お姉ちゃんの顔が映ってる~。」

 「そうだね佐那さな。静香は今日まで物凄~く頑張って試合を勝ち続けて、今日の準決勝の舞台に立ってるんだよ?」


 皆が試合開始を今か今かと待ち続けている最中、小学生の娘と手を繋ぎながら、1人の30代の母親が慈愛に満ちた瞳で、電光掲示板の静香の顔を見つめていたのだった。

 彼女こそが静香に夢幻一刀流を伝授した師匠であり、夢幻一刀流の正当継承者…小鳥遊沙也加たかなしさやかだ。

 チケットに記載された番号の席にどっかりと腰を下ろし、鞄から1人の男性警察官の遺影を取り出す。


 「あ、太一郎お兄ちゃんだ。」

 「そうだよ。この子にも静香の試合を見せてあげようと思ってね。」

 「太一郎お兄ちゃん、天国で喜んでくれるかなあ?」

 「喜ぶに決まってるさ。だってあの子にとって大切な妹弟子の、他でも無い静香の試合なんだよ?」

 

 とても慈愛に満ちた笑顔で、愛しの佐那の頭を優しく撫でてあげる沙也加。

 そんな母親に対して佐那が、とても嬉しそうな笑顔を見せたのだった。


 「さてと。佐那、お腹空いただろう?さっき売店で買ってきたお弁当を食べちゃおっか。」

 「うんっ!!」


 隼人と彩花の試合を観戦する為に、パリオリンピックの開会式が来週末に迫る中で、わざわざ日本までやってきた亜弥乃と内香、ダクネス。

 彩花に敗北して五感を剥奪されたものの、己の弱さと向き合い前に進む為に、彩花の試合を観戦しにやってきた雄二と力也。

 中学時代のダブルスのパートナーだった、静香の応援にやってきた詩織。

 その静香に夢幻一刀流を授けた沙也加と、娘の佐那。

 そして日本のプロチームや大学、社会人のクラブチーム、さらに各国のプロチームのスカウトたちまでもが、一斉に隼人と彩花に熱視線を送っている。


 それぞれの思惑と想いが複雑に絡み合う中、この決戦の地・バンテリンドームナゴヤにおいて、隼人と楓、そして彩花と静香の死闘が、今まさに始まろうとしていたのだった…。

 次回、準決勝第1試合、隼人VS楓。

 楓が隼人を相手に躍動します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ