シュメール文明をもたらした異星人その壱
シュメール文明とは、メソポタミヤ南部を占めるバビロニアの南半分の地域、
現在のイラクやクエートのあたりに興った、地球上で最古であろうと言われている都市文明である、
それは初期のメソポタミヤ文明とされ、チグリス川とユーフラテス川の間に栄えた
発掘調査で発見された粘土版によると
シュメール人は自らを「ウンサンギガ」(黒頭の民)と呼び、
その土地を「キエンギ」(君主たちの地)と呼んだ
一般的に、人類は700万年かけて進化したと言われている
サルから分かれて440万年前、
森の木の上で二足歩行をはじめた身の丈120cmの人類の祖、
アルディピテクス・ラミダスから
⇒ファレンシス ⇒ホモ・バビルス
⇒ホモ・エレクトス ⇒ホモ・ハイデルベルゲンシス
⇒ホモ・サピエンスへと進化を重ねたといわれているのだが⁉
ホモサピエンスは、宇宙から飛来した異星人との混血、
遺伝子操作による試験管ベイビーだと主張するシュメール文書の解読者が
いることも、周知の事実である
遺跡を堪能した後、僕たちは謂れなきもどかしさの中にいた
「な~ジュン、お前は、そんな、馬鹿げた話あるわけないじゃない…なんて、
ゆうけれどさ、
そんな一言でかたずけられない、形が確かに実在していたよね 」
街道に面した茶屋風のカフェテラスで和菓子をほうばり、
男二人いちゃつきながら残りの団子皿を取り合っている静かな夏の日、
目前に迫る山並みや青空を流れていく白い雲が眩しい
「そんな、馬鹿げた話あるわけないじゃん、一口ちょ~だい」
「あ~お前~ 自分のあるだろ~ロマンのない現実主義者め、やらん! 」
(ふ~ 結構楽しい )
「 マア、僕は、否定も肯定もしないけどね‼」
「 だから~、それでも、地球は回っているてきな・・・?
お前は中世ヨーロッパの宗教審問官かよ、いいじゃん、ロマンだよ、ロマン!」
「 先輩は四国の剣山にイスラエルの民が移住をはたし、邪馬台国をつくり、
大和政権にも尽力したなんて物語作りたいのかもだけど、
やっぱり、無理があるんじゃないかな?」
「 どれもこれも、否定もしきれない話なんだと思える、だってさ~
ホモサピエンスだって、宇宙人の遺伝子操作で生まれたって説さえあるんじゃない?」
「 また~? 滅茶苦茶なこと言うなよ先輩、大学生なんだからさ~ 」
「じゅんちゃん、毒されてんね~ 現代教育の弊害だね もっと、自由な発想をもとうよ
戦後、日本を占領したGHQは七千冊以上の日本の本を焚書したそうだ
その中に【天孫人種六千年史の研究】もあった」
「何それ? おいしいの? 」
「オイ⁉ ジュン!」
「 ごめん 」
「直球過ぎて度肝を抜かれるよ GHQに危険視されて焚書されたこの書物の内容
こそ”皇室および日本人の起源は、シュメール文明にある”というものだったのさ」




