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13. 雪の街、交通システムとアイドル

 私は知らない街のホテルの一室に住んでいて、そこの1階にはハンバーガー屋がある。

 私はそこでメニューにないはずのナポリタンを注文し、「これからはここに行けばいいや」と喜んだ。


 ◇


 祖父がおんぼろの車で迎えに来たのでそれに乗る。

 路面には雪が積もっていて、しかもこの街の道路はえらく勾配がきつかった。

 車が壊れそうな音を立てて坂を上った。


 次はジェットコースターのような下り坂。

 そこからさらに交差点を曲がると、2段の凍った滝のようなありえない上り坂が現れた。

 アクセル全開で一段目を上るが、そこで失速して二段目は登れない。

 後続の車も、私たちの車が登れないと見るや「降りてこい」とばかりに坂の前で停止している。

 私たちは迂回することにする。


 話は変わるが、この街の道路には逆走を防止するために一定の間隔をおいて30センチほどの段差が設けられていた。

 つまり正しい車線ならガタンガタンとなりながらも進めるが、間違った車線だと段差に車が衝突し進めないのだ。

 私は頭のいいシステムだと思った。


 ◇


 おそらく目的地に到着したのだろう、場面が切り替わる。

 私はリハーサルが行われている野外ステージに立っている。


 周囲には8人くらい演奏者のグループがたむろしており、別のアイドルグループと思われる女の子もいる。


 私は楽団の一員でも、アイドルの一員でもない。

 しかし当然ここに立っているべき存在だと知っていた。詳細は不明だが関係者なのだ。


 アイドル3,4人の集団がグループ名と名前を名乗って、私に挨拶した。

 私はグループ名も名前も聞いたようで、右から左へ抜けてしまっていたが、こういうことは現実でもよくあるので、さらりとごまかして名乗り返した。

「○○(自分の名前)の兄です。まあ私のことはその辺うろついてるおっさんだと思って気にしないでください。」

 アイドル達は少し笑って去っていった。


 さて、周囲の楽団を見渡してみたが、私の弟はいない。というより、○○は自分の名前である。

 わたしはなんでこんなあいさつをしたのだろう、と思った。


 演奏のリハーサルが始まった。

 楽団はなにか忘れてしまったが有名な洋楽をコピーしていた。

 コピーかよ、と思ったが、ギターがやけにうまくて感心した。


 そこで、目が覚めた。

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