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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

初めて会った時、敷居を跨がせなかった義父なのに

前は、自分独りでも義父を持ち上げられた。でも、今日は無理だった。



 これで羽根のように軽ければ、もっと悲しみも軽かったのかもしれない。


 義父がベッドから落ちた、と報されて妻と家に向かった。紙オムツを替える最中、寝返り出来ず落ちたらしい。下半身裸だった。


 重かった。まともに動けない不自由な身体でも、飲酒は止めない暮らし。伸ばした足を畳むのも儘ならない。


 激しい口調の義母に不自由な身体をもっと理解してやって、と言って車に戻った。


 義父はもう居ないと思ったら涙が止まらなかった。

車に戻った瞬間、トヨタMARKⅡに乗り、孫を可愛がってくれた義父はもう居ないと思ったら涙が止まらなくなりました。ただ、それだけですが何か残したくて書きました。

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[良い点] ぬぐぅおおお…… おおおーーーん……
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