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無銘の世界~personaluniverse~  作者: ネツアッハ=ソフ
未開の大陸編
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ちょっとした小説補足的な何か

・固有宇宙《personaluniverse》


 人間の器でありながら固有で宇宙を宿す。要するに、宇宙という概念(がいねん)を個人で宿す者。


 異能とも権能とも違う、第三の能力。


 厳密(げんみつ)に言うと、異能とは超能力や霊能力とも言う。権能とは神々の持つ権限の事だ。


 即ち、それ等と明確に異なる第三のカテゴリーである。


 概念宇宙とも呼ぶ。個人で宇宙を宿すという事は、宇宙に存在する全ての概念と質量を宿す事。


 つまり、人間というラベリングされた器に宇宙を丸ごと詰め込むような物。曰く、人間が宇宙そのものと化す事を指し示す。即ち、人間の限界を超えて個人で進化(しんか)する事。


 そもそも、人間の器にそんな大質量を宿せば、器ごと崩壊して周囲丸ごと自爆する事は確実だ。その際自爆に巻き込まれて惑星(わくせい)ごと大爆発である。超危険。


 そうならないのは、固有宇宙の覚醒者がその質量のほとんどを虚数体(きょすうたい)にして内包しているから。即ち実体として存在しない虚数に質量を変換しているのである。つまり、幽霊みたいな物か。


・無銘《ムメイ》


 本作の主人公。本名、シリウス=エルピス。前世の名は■■■■■。


 極度の人間不信。しかし、本心では憎んではいない。それに、事実最も憎んでいるのは自分自身。


 何故、其処まで人間不信が極まったのか。それは二つの要因(よういん)がある。


 第一に、本人の人間性。彼は、元々人を信じる性質(せいしつ)では無かった。ひっそりと心に壁を作ってその壁ごしに相手に話し掛ける。そんな性格だった。


 第二に環境。彼は、幼少より周囲から陰湿な物から軽度の物まで様々ないじめを受けた。それにより彼は人を悪意的にしか見られなくなった。それにより、彼の心の壁は更に厚く強固になった。


 その二つが重なり、彼は人間を致命的なまでに信じられなくなったのである。


 しかし、その根底にあるとある(のろ)いの言葉が、誰よりも自分自身を信じられなくしている。


・世界観《world》


 主な舞台は神造世界ウロボロス。七つの大陸と海に囲まれた大惑星(だいわくせい)


 はじまりの巨人(きょじん)の死体から産み出された世界。神話の世界。


 主に人の住む人大陸、魔族の住む魔大陸、幻獣の住む幻想大陸、神々の住む神大陸。


 更に炎の巨人が住む焔大陸、氷の巨人が住む氷大陸、そして未開の大陸が存在する。


・外法教団《げほうきょうだん》


 秘密結社。或いはかなりカルト寄りの宗教組織。世界の破滅を目論む狂信者の群れ。


世界の終末を、ひいてはその先にある理想郷の創造を願い、それを手にする為に暗躍する組織。率先して世界を滅ぼそうとする狂信者の集まり。教祖は終末王ことハクア。側近は悪魔Ω。


 結社の名前の由来は、世界の法の外側。即ち真の自由(じゆう)


 邪神のヤミを終末王ハクアが取り込む事で、彼の固有宇宙をブーストし、霊的(れいてき)なビッグバンにより宇宙を創り変える事が最終目標でもある。つまり、邪神を仲間に引き入れた時点で目的の半分以上は完遂しているような物である。人類に残された日は少ない。


・宇宙樹《うちゅうじゅ》


 詳細(しょうさい)不明。情報不足。現段階で解っているのは、全ての宇宙の集合体か?

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