おんぽこはじまるよ~プロローグ~
魔物がはびこり、不思議な力が溢れる世界。
この世には魔物から世界を守るため、奮闘する者達がいた。
剣士だったり、魔法使いだったり、僧侶だったり、拳闘師だったり。
そして、吟遊詩人だったり。
彼らのパーティはへっぽこだ。
魔物を倒すためにはじまりの街から旅立とうとしたが、パーティを組んでくれる人がいない寄せ集めパーティーだった。
そんな5人の冒険の物語。
彼らのパーティはへっぽこだ。大事なことなので二度と言おう。
魔物を倒すためにはじまりの街を旅立とうとしていたが、集まったのは5人という少人数だったた。しかも、寄せ集めパーティーだ。しかも、共同生活や戦いという冒険に向かない欠点が多いパーティーだった。
リーダーの剣士はコンスという名前で、底抜けのお人好しで善良すぎて誰もついていけていなかった。そして、極度の方向音痴だった。救えないレベルだ。思いもよらない場所へ行ってしまう天才だ。普通の人なら絶対に騙されているとわかるような詐欺にもひっかかり、良く分からない物を持っていたりする。
魔法剣士のヘルンは、じめじめした性格でキノコが生えそうだ。何かに深く絶望しているようだ。魔法使いとしての適性があるにも関わらず、魔法を使いたがらないため、お荷物扱いされていた。剣の腕は微妙。そして、微妙に運が悪い。
拳闘士のゲイルは、空気が全く読めなかった。まるで心がないように、他人のことを理解しない。また、機械の発達した国から来たため未発達の土地での生活の仕方がわけらないようだ。善良すぎるリーダーのコンスが教えてはいるがあまり上手く生活できていないようで困っていた。
僧侶のマールはおっとしていた。性格がのんびりしすぎている。回復魔法を使えるが、HP的に死んだ後にかかったりする。冒険者には向かないゆっくりさだ。マイペースなゆっくりさのため、周りにものすごい迷惑がかかる。可愛いということでカバーできないくらいだ。パーティ唯一の女性だった。
吟遊詩人のアルルは、音痴だった。一般的な吟遊詩人は、その歌声で魔法を起こし、さまざまな補助効果を発生させることができる職業だが、補助的な役割なため、単独でその職業を名乗る者はいない。また別に語り部としての特殊な吟遊詩人がいる。だが、アルルの場合、結局音痴なためほとんど効果がない。風の精霊と契約しているため、風使いとしてのスキルしか役に立たないが、本人はガンとして吟遊詩人と名乗っている。
そんなへっぽこっこパーティの彼らが出会うところから話ははじまる。
おんりめもりっていうシリアスな話を書いていて、はじけたくなったので、思いっきり楽しい話に……なればいいなw王道だと考えるのが特殊な設定だけだから、楽しい(^^♪
ラノベっぽい題名はじめて考えたw