表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出会い,そして夢の始まり  作者: 柴田盟
1/25

松本隆

 二十三になってまだフリーター。でもこのご時世、自分を捨てて学校も行かずに仕事もしないで、ニートなんかが世の中にはたくさんいる。

 それなんかに比べたら、俺はまだましな方かもしれない。

 俺のモットーはどんなに落ちぶれてもニートだけにはなりたくない。

 今コンビニでバイトをして、そろそろ上がる時間だ。

 俺と一緒に働いている人は、あまり親近感のない中国人ばかりだ。

 仕事が終わり、着替えてタイムカードを押して、俺が働くコンビニを出る前に、引継の中国人のアルバイトの人にお疲れさまと言って俺はコンビニの外に出る。

 仕事が終わって一安心と言ったところか、俺はいつものように町に出て、とあるパチンコ屋のスロットゲームに夢中だった。

 スロットは通常は千円で五十枚だが、俺が遊ぶスロットは千円で八百枚長い時間遊べるのだ。

 仕事が終わってからの俺の唯一の楽しみだ。

 とにかくこれで俺は仕事のストレスをなくす事が出来る。

 スロットをしている時、俺はこのままで良いのだろうかと、自問自答して悩む事がある。

 そんな風に考えると、あんな奴に出会わなければ、俺の人生は狂わなかったと昔の事を思い出してしまう。

 でも今はスロットに集中して嫌な事を思い出さないようにする。

 スロットは負けてしまったが、長い時間遊べた事に俺は満足だった。

 電車に揺られて、自宅に戻る。

 俺は一人暮らしを始めて半年が立つ。

 最初は一人でやって行けるか不安だったが、そんな不安を今も感じながらもやっている。

 時計は午後九時を示したところだ。

 シャワーを浴びて、トランクスとTシャツを着て、テレビの前にある、ベット代わりに使っている大きなソファーに横たわり、テレビをつける。

 ニュースは、とある電車車内で女性が痴漢に遭ったなどと報道されている。

 こんな些細な事を話題にして、今現在日本は平和なのかもしれない。

 何か退屈になってしまう。

 俺は頭の中を空っぽにしてしまうと、昔の惨劇を思い出してしまうので、そうならないように、テーブルに置いてあるライトノベルを手に読んで気を紛らわした。

 あんな嫌な事を忘れたいが、どうやら俺は忘れられなくて、不意に頭の中を空っぽの状態になるとふつふつと思い出してしまう。

 だから頭の中を空っぽにならないように、小説を読むのだ。


 微睡んだ瞳を刺激するのは誰にでも訪れる太陽の光だった。

 どうやら小説を読んでいる時にいつの間にか眠ってしまったようだ。

 アナログ式の目覚まし時計を見てみると、午前六時を回ったところだった。

 カーテンを開けて、太陽の光をもろに浴びる。

 あれから五年が経つんだな。

 僕が十八の頃、通信制の高校に通いながら、大学受験をして失敗してしまったのは。

 今考えると、あの女の涙で僕の人生は百八十度変わってしまった。

 ・・・・。

 ダメだ。やっぱり頭の中を一人にすると、ふつふつとあの惨劇を思い出してしまう。

 あの事は端から見たら、ほんの些細な事なのかもしれないが、俺は今でも、頭の中身を一人にすると思い出して苛んでしまう。

 だから俺はテレビをつけて、とりあえず見て気を紛らわせた。

 あんまりあの事を深く思い出すと俺は極端な話、死んでしまいたい気持ちに陥る。

 だからそうなる前に、俺は思い出さないように、テレビや本、音楽などを聴いて、気を紛らわせるのだ。

 そうしないと俺は命がいくつあっても足りなくなってしまう。

 とりあえず今日もバイトだ。早速準備にかかりたいと思う。

 やかんに火を通して、お湯を沸かし、インスタントコーヒーを作って、買いだめしているカップラーメンにお湯を注いで朝ご飯の出来上がり。

 朝食であるカップラーメンを食しながら、俺は思う。

 仕事は面倒だけど、とにかく働いて稼がないと、生活が出来なくなる。

 本当はこんな生活の為にあんなバイトなんてしたくない。

 俺があんな奴に会わないで、ちゃんと勉強をして大学に入れば、こんな生活じゃなかったのかもしれない。

 でもあいつを贔屓した、かつて俺の先生は、『あの程度の勉強じゃどこの大学にも入れなかったよ』などとぬかしやがる。

 当時勉強に熱が入って懸命に頑張っていた時は、『その調子なら大丈夫』だと抜かして置いて、自分の都合の良いように持っていく。

 ・・・・。

 やばいこれ以上考えると、あの惨劇の事を思い出して、ずるずると引き込まれて、死にたくなるので、その場で腕立て伏せをして、気を紛らわせた。

 とにかく昔の惨劇を思い出しても、仕方がない。

 それでも俺は今は落ちぶれているが、前を向いて歩くしかない。

 食事も食べ終えて、バイトに向かおうと、俺が住んでいるアパートを出た。

 駅まで徒歩十五分、満員電車に揺られて、バイトの事を考えるとネガティブになりそうなので、鞄から昨日読んでいた小説を取り出して、そのような気持ちにならないようにした。

 バイト先であるコンビニにたどり着いた時は八時四十五分を示していた。

 仕事が始まる時刻は九時なので、いつも俺は余裕を持って行く。

 とりあえず店長に挨拶。

「おはようございます」

「おはよう」

 店長はやる気のなさそうな口調で言う。

 とりあえず俺は時間になるまでに着替えて、事務所でたばこを吸っていた。

 すると、店長は俺の臑を蹴って、

「お客さん待っているだろ。早く行って来いよ」

 乱暴な口調で俺に言う。

 俺はいつもの事だと思って、舌打ちする気持ちを押し殺して、俺はレジに迫っているお客の会計をしていた。

 俺が働いているコンビニのレジは二台あり、今は一つしか使われていないので、もう一方のレジを開いて、行列をなしているお客さんを誘導する。

 朝は会社勤めのサラリーマンやOL何かが列をなして、朝のラッシュと呼ばれている。

 そんなラッシュが終わったが一息ついている暇など俺にはない。

 発注やら、品だし何かで俺はてんてこまいだ。

 そんな仕事をこなしている傍らで、店長とバイトの中国人の女性と楽しそうに語り合っていた。

 こっちは懸命に仕事をしているのに、不謹慎だと思ったが、毎度の事なので、別に気にとめる事はなかった。

 そうベテランの従業員が辞めていって、その仕事が俺に回って来る。

 そんな理不尽な事をされて、何度も辞めたいと思った事もあった。

 今店長と楽しそうに話している中国人のバイトは、こんなに懸命に頑張っている俺と同じ給料なのだ。

 店長は店長で、俺に仕事を押しつけて、いつもヘラヘラと笑ってバイトの中国人の女性と楽しそうに語り合っているのだ。

 でもここを辞めたら、また仕事を探すのに面倒だし、生活も出来なくなるので不服だが我慢するしかない。

 お昼にもラッシュがあって、店はてんてこまいで、昼食を買いに来る会社勤めのサラリーマンやOL何かがやってくる。

 そんな中、俺は神経を研ぎすましながら、何かトラブルはないか必死になってレジ内を回っていた。

 お昼のラッシュが終わって、とりあえず一息ついて休憩を入れようとしたところ、店長に、

「休憩なんてとっている暇なんてないだろう」

 と軽くけりを食らって、本当に俺は泣きそうだった。

 働きたくはないが、そうしなきゃ、生活も出来ないし、俺はニートになってしまい、終いにはホームレスになってしまう。それだけは嫌だ。

 上がる時間になって、時計は午後六時を示していた。

 事務所で楽しそうに店長と中国人の女性アルバイトと語り合っていた。

 そんなのをよそに俺は着替えて、『お疲れさま』と挨拶をして店を出た。

 帰り道、今日も何事もなく終わった事に安心していた。

 缶コーヒーを買って公園でたばこを吸いながら、ぼんやりとしていた。

 こんなはずじゃなかった。

 こんな生活もう嫌だ。

 あいつさえ俺の目の前に現れなければ。

 と悔やみ、また嫌な過去の事を考えてしまい、とにかく考えないように缶コーヒーを飲み干して、公園を出て、いつも行く千円で八百枚遊べるスロット店に行った。

 とにかくこうしていると、嫌な事を考えなくてすむし、俺の唯一の安らぎの時間だ。

 でもこんな事をして良いのか?

 ろくに大学にも行けなくて、これから俺は何をすれば良いのか?俺は悩んでしまう。

 あんな奴と出会わなければ。

 ・・・・。

 スロットは今日はとりあえず勝った。

 いくら勝ち越したかは、千円だった。

 それでも俺は嬉しかった。

 

 俺が住んでいるアパートにたどり着いたのは、午後九時を回っていた。

 帰る時に、俺は弁当屋で弁当を買って帰ったので、冷たい水を注いで、それを食した。

 食べている最中にテレビをつけて、ニュースを見た。

 ニュースを見て、弁当を食べる手が止まった。

 そのニュースは俺が五年前までに通っていたフリースクールの塾長の橘がガンを患って亡くなってしまったのだ。

 悲しみに打ちひしがれた人たちがそのニュースの報道にインタビューをされ、それぞれ悲しみの言葉を口にしていた。


『私は橘先生に出会わなければ、今の私はなかったと思います』


『橘先生は生徒一人一人に考慮する。とても教育熱心な人でした』


『私は橘先生に出会って良かったと思います。どうか安らかに眠っていて欲しいと思います』


 等々。

 あの先生の訃報はニュースになるくらいに有名だったみたいだ。

 弁当も食べ終えて、俺はふと考える。

 あの先生死んだのか?

 せいせいするんじゃないかと思ったが、俺の中では複雑な気持ちだった。

 でも悲しみの気持ちはなかった。

 どちらにしても俺が気にすることはないし、関係ない。

 これであいつの事に苛む事はないかもしれないと思ったが、そうはならなかった。

 やっぱりふと気を抜くとあの惨劇を思い出してしまう。

 橘が死のうがどうなったって、やっぱり昔の事を忘れる事は出来なかった。

 だからこれからも、ふと考えてしまう時があるのだろうな。

 それは仕方がない事なのかもしれない。

 以前までは、思い出す度に死にたくなる気持ちに苛まされたが、とにかくそうならないように、気持ちのコントロールがいつ間に出来たんだっけ。


「たっ君たっ君」

 何だろう?久しぶりにそんなあだ名で呼ばれたな。

 とりあえず目を開けると、変なおっさんが俺周りに飛び回って起こしていたみたいだ。

 俺はぎょっとして、微睡んだ瞳が一気にさめて、部屋の隅まで後ずさる。

「誰だ?」

「誰って僕だよ僕」

 その口調その顔立ち、すっかりおっさんからおじいさんとなった俺のかつての先生であった橘だった。

「何であんたがここに?」

 橘は考える仕草をして、

「僕にもわからないけど、気がついたら、たっ君の家に居たって感じ」

 そういえば、橘は昨日のニュースから見た限りでは、死んだと聞いている。

 じゃあ、これは夢か?

 夢ならさめろと念じたが、俺は夢を見ている訳でもなく、これは紛れもない現実の世界だった。

 俺は死んでしまった橘を見て悪寒が走り、

「あんたいったい何なんだ?もしかしてお化けか?」

 橘は考えるそぶりを再びして、

「僕にもわからないな」

 と笑顔で答える。

 とにかくそんな橘を見ていると、嫌な気持ちになり、

「とりあえず出て行けよ」

 と怒鳴りつけると、隣に住んでいる管理人さんであり一階でバーを経営している坂下さんが俺の部屋のドアを叩いて、

「ちょっと松本さん。うるさいよ」

「すいません」

 と謝って、とりあえず治まった。

 それはともかく俺は橘の襟元をつかもうとして追い出そうと思ったが、するりと掴む事は出来ずに、俺はうろたえる。

 そんな橘を見ると、相変わらず、笑顔で俺を見つめる。

 もしかしたら、橘が俺の事を恨んで化けて出たのか?

 とにかくそんな橘を見ていると、いらいらして来るので、体を掴めないんだったら、近所迷惑にならないように小声で、「出て行けよ」と橘は素直に、

「うん分かったよ」

 と俺から離れようとして、俺はとりあえず一安心と思った直後だった。

「あれ?これ以上進めないよ」

 俺と橘の距離はおおよそ三メートルくらいで、それ以上は進めないとほざきやがったので、我を忘れて、大声で、

「つまらない冗談はやめろ」

 と怒鳴った。

 すると、坂下さんが堪忍袋の緒を切らしたみたいで、俺の家のドアを思い切り開け、

「松本さん。何の騒ぎ?」

 と聞かれたので、とりあえず事情を説明する為に、俺から離れようとしない橘を指さして、

「こいつを追い出そうとして、騒がせてすいません」

「こいつって誰よ」

「誰ってそこに居るじゃないですか」

「はぁ?あんたあたしの事からかっているの?」

 すると橘は、

「どうやらたっ君以外には見えないみたいだね」

 と暢気に笑って言いやがる事に腹を立てて、

「良いから」

 と再び大声で怒鳴ると、坂下さんは、

「いったい何なの?あんたどうかしているんじゃない?」

 どうやら橘の言った声は坂下さんには届いていないようだ。

 しどろもどろとなったが、とりあえず落ち着いて、

「ごめんなさい。ちょっと今日は調子悪いみたいで、俺、どうかしていたみたいです」

 頭を抱えた振りをして、その意を訴える。

「だよね」

 何とかごまかせそうだったので、

「お騒がせしました」

 とりあえず謝った。

 坂下さんは納得して自分の部屋に戻り、今俺が置かれている状態に、冷静に考えなくてはいけない。

 扉を閉めて振り返ると、スマイルを維持したまま、俺の事を見つめる。

「何なんだよあんた」

「何なんだよって言われても僕も理解が出来なくて」

 自然と溜息がこぼれ落ち、叫びたい気持ちを押し殺して、

「とにかく消えてくれないかな?あんた見ていると、マジどうにかしそうだよ」

「消えたいんだけど、なぜかたっ君の側から離れられなくてさあ」

 暢気な笑顔は相変わらずで、そんな橘に腹を立てたが叫ぶわけにもいかず、俺はその瞳を閉じて冷静になり、時計を見ると、午前七時を回ったところだった。

 とにかく本当に訳が分からないけど、橘は俺にとりついたみたいだ。

 それに俺以外にその姿も声も聞こえないみたいだ。

 今でも信じられないが、これはどうやら紛れもない現実で起こっていることだ。

 マジあの事で思い切り糾弾したいが、とにかく俺はバイトに行かなくてはいけないので、台所に向かってカップラーメンを取り出してお湯を沸かして、ついでにインスタントコーヒーを作った。

 テーブルに向かうと橘がテーブルに頬杖をついて、相変わらずの暢気な笑顔で俺を見ていた。

「カップラーメンなんて、体に毒だよ」

『うるさい』と罵ってやりたかったが、先ほどと同じように近所迷惑になるのでシカトした。

 とにかく本当に訳が分からないけど、橘にとりつかれてしまったようだ。

 世の中にこんなに不可解な事があるなんて思わなかった。

 八時になり、用を済ませてバイトに行こうとすると、橘が俺に引きつけられるみたいで、トイレまで浮遊しながらくっついてきた。

「何だよ」

 舌打ち混じりにそう言うと、相変わらず暢気な笑顔で「さあ」と返事をする橘。

「てめえトイレまでついてくるのかよ」

「僕も人の用を足しているところは見たくないけど、たっ君から離れられないみたいでさあ」

「くっ」

 と吐き捨て、憤り任せに橘を殺したい気持ちで拳を振りあげると、体がすり抜け、バランスを崩して、倒れてしまった。

「大丈夫?たっ君」

 心配そうな面もちで、橘は倒れた俺を見下ろしている。

 もはや俺の理性はコントロールが聞かなくなって、橘に対して殺意を抱いたが、俺の攻撃は橘には通じず、朝っぱらから、余計な体力を使ってしまったみたいだ。

 くそーくだらない事で遅刻しそうだ。

 俺が走る横で橘は浮遊しながらついてくる。

「ついて来るなよ」

「ついて来るなって言われても、僕はたっ君から離れられないみたいでさ」

 叫びたい気持ちと殴りたい気持ちが生じたが、叫べば、辺りは人でごった返しているから、俺は変質者扱いされて、殴れば、橘にはすり抜けてしまう。

「俺に何か恨みでもあるのか?」

 人知れず走りながら呟いて、仕事先まで行く。

 まあどちらにしても俺に対して迷惑な話だ。

 走りながらちらりと、横を見ると、浮遊しながら橘がついてくる。

 マジ訳分かんねえよ。

 バイト先まで向かう途中、走っても電車の中でも橘は俺にとりついたかのようについてくる。

 マジ勘弁してほしいんだけど。

 バイト先に到着して、三分ほど遅刻をしてしまって、店長に罵られてしまった。


「あそこまで言わなくても良いのにね」

「誰のせいだと思っているんだよ」

 橘しか聞こえないように小声で伝える。

 マジこいつ本当に何とかして欲しい。

 とにかく今はこいつに構ってないで、早く仕事を終わらせたい。

 でもこんな奴にとりつかれて、仕事がしにくい。

 溜息を漏らしつつも、レジの方に目を向けると、いつものように店長は中国人のバイトの女性に楽しそうに談話をしている。

 こんな奴にとりつかれて、マジ店長はムカつくわ、本当に最悪だ。

「たっ君」

 と橘に呼びかけられて、仕事に専念したいので、

「うるせえ。黙ってろ」

 と本当は罵ってやりたいが、橘にだけ聞こえるように呟く。

 すると店長が俺の目の前に現れて、

「何ぶつぶつ喋っているんだよ」

 軽くけりを食らって、俺は、

「すいません」

 本当はぶん殴ってやりたいが、俺の首が飛んだら嫌なので、不本意だが謝る。

 溜息を押し殺して、俺の周りで浮遊している橘に目を向けると、笑顔で手なんか降っている。

 何かすげームカつくんだけど。


良かったら感想などをくれたら、うれしいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ