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不死不殺の魔王(打ち切り)  作者: 酢兎
第二章 魔王
31/33

第三十一話 世話係=メイド

今回もまたご都合主義万歳\(^o^)/

しかし・・・大好物です(*´∀`)

「・・・様厄介なことになりましたね。

あの忍も同じ手は効かないでしょうし、お嬢様も新しく護衛を雇ってしまいましたし」

転移したら情報通り、リプカの兄らしき奴と代表が居た。

リプカの兄らしき奴は豪華な椅子に座って紅茶らしきものを飲んでいて、

代表はその後ろに立っていた。

「奴らに全部任せたのが悪かったのう、妾が直々に手を下したほうがよかったのじゃ」

・・・・ん?

「今からでも遅くありませんよ?あの護衛は今お嬢様の近くに居ないようですし」

「いや、あやつから何か嫌な気配を感じるのじゃ。ただの人間の気配の裏に何か隠してる感じがのう」

・・・・・ん!?

「そうですか、そうおっしゃるのでしたらいいのですが。

それでは私はちょっと奴らの様子を見てきます」

そう言って代表は姿を消した。

あいつが転移能力者か?だとしたら追いかけ・・・ないでおこうか。

やっぱりちょっと早計だったかなと思いながら、こちらを見ているリプカの兄に近づいた。

「バレてたか」

「ここは妾の世界じゃからな、すぐに分かるのじゃ。

それでも勝手に入ってこられたのは初めてじゃがな。

折角来たんじゃし話でもせんか?セバスもいなくなったことだしの」

俺が転移した場所はリプカの兄の能力で作られた異次元空間だった。

「じゃ、遠慮なく」

いきなり現れた椅子に座りながら俺はどうしようか悩んでいた。

いや、決まっているか。

「なぁその口調は何だ?流石に男でそれはないだろ」

気になっていたことを直球的に聞いてみた。

「あぁ、その事で困っておるのじゃ。

妾は見た目はこんなじゃが女じゃよ。

本来はルージュ家のお嬢さんの方を乗っ取るつもりじゃったが・・・、

まぁ妾のちょっとしたドジでこっちの体に入ってしまっての。

じゃからお嬢さんの体を狙っていたのじゃが、お主が来たし諦めるとするかのう」

初めて物分かりのいいやつに会った、悪魔だけど。

しかし理由がわからないな。

「何でそんなに簡単に諦めるんだ?いや、邪魔しに来た俺が言うのも何だけどな」

奴は一瞬きょとんとして次の瞬間には腹を抱えて笑い出した。

「はっはっはっは、妾は勝てない勝負はしない主義なのじゃよ魔王・・殿」

・・・やっぱ相手の空間テリトリーに行くのは危険だったな。

いや敢えて抵抗しなかった変態が悪いか。

まぁ見た感じこいつにバレても何の問題もなさそうだからいいんだけどな。

変態もそれがわかってるから抵抗しなかったわけだし。

「バレたものは仕方ないが、他言しないでくれよ?」

「分かっておるよ、妾は別に序列に興味はないしの」

本当に序列に興味がないようだしな。

10大悪魔の強さを知らないからあまり言えないが、

序列で言うならこいつはかなり上位だと思うし。

「興味がないのはいいんだが、なら何故人間を狙ったんだ?」

序列=強さに興味がないなら別に人間を狙う必要はない筈だが。

「ちょっとした好奇心じゃよ。

妾は人間たちがよく言う、恋愛というものを知りたいのじゃ。

悪魔にはそんな感情なくての、だから人間になってみたいのじゃよ」

遠い目をしながら答えるリプカ兄はどうやら本気の様だった。

(って悪魔にない感情なのに何でマオーはシロに・・・)

(俺は理から外れしものルールブレイカーを持っているからな。

しかし、人間になりたいなんて悪魔は初めて見たな)

やっぱりそうだよな。

いや、というか

「悪魔が人間を乗り移っても悪魔化身になるんじゃないのか?

それじゃ意味がないと思うが」

奴は俺の疑問にこう答えた。

「妾の能力を使えば人間になれるのじゃ。

ただし、妾と適合できる人間じゃないといけなくての。

条件にあったのがルージュ家のお嬢さんって訳だったのじゃ」

そう聞くと俺としては応援してやりたいが・・・。

「すまん、俺はリプカの護衛だからな。

だが応援はしている、恋愛はいいもんだからな」

シロとの長くも短くてだけど幸せだった日々を考えるとな。

「おお、まさか魔王殿から応援されるとは思ってなかったのじゃ。

それにお嬢さんだけが適合できる訳じゃないからの、別に構わんよ。

また探すのに時間がかかってしまうが、の」

そんな諦めた顔されても困るんだがなぁ。

(どうにかしてやりたいなら方法はあるぞ)

俺がそう思っていたら変態が提案してきた。

(方法?どんなのだ)

(依り代を作ってやって転生させてやればいい。

奴の能力に条件があろうがこっちでやってやれば問題はないだろ)

て、転生ね。

(やるなら何かしらの条件を付けるといいかもな。

何でもいうことを聞けとか足をもませろとか詰りながら踏んでくれとかな)

やる方向で話が進んでる気がするが気のせいか?

・・・・条件がアレなのは突っ込んでやらんからな変態。

一応聞くだけは聞いておくか。

「あ、あー。

何だったら人間に転生してやってもいいが、どうする?」

諦めていた様子のリプカ兄だったが俺の提案を聞くと目をキラキラさせた。

「そ、それは本当かっ!!今更やっぱやめたとか言わないじゃろうな!!」

「だ、大丈夫だ」

物凄い勢いに若干引いてしまった。

一番の理由は恋愛の事だが、その次は見た目が男だと不憫だと思ったからなんだよな。

流石に中身は女で見た目は男ってのは可愛そうだしな。

さて、まずは依り代の容姿だが、

(・・・・・・・・・)

すまん、変態の無言の圧力に耐えきれなかった俺の不甲斐なさを許せ。

(・・・マオーが容姿は決めてもいいぞ)

(おう、任せろ!)

変態の趣味全開も気になるからそれはそれで楽しみだけどな。

「すまんが容姿はこっちで勝手に決めさせてもらう。

色々と条件があるんでな」

主に変態のモチベーション的な意味で。

「それぐらいは構わんのじゃがせめておなごにして欲しいのじゃ。

もう男はこりごりじゃよ・・・」

軽くトラウマになってそうだな・・・。

「それは勿論だ。それと能力はどうする?

身体能力もある程度なら行けるが」

今の実力のまま転生させてもいいけどな。

「死なない程度に強ければ構わないのじゃ」

死なないね、了解。

(・・・・条件)

わ、わかってるよ。

「で、まぁちょっと言いにくいんだが転生させてやるから、

こっちの条件を飲んで欲しいんだ」

「元よりただで転生させてもらうつもりはないぞ。

妾ができる事なら何でもするつもりなのじゃ」

いや、うん。だれでもできる事ではあるんだが・・・。

何かが終わってしまう気がするんだよな。

変態も納得できそうな別の案はないもんか。

・・・・そういえば代表の帰りが遅いな。

そんなに距離があるとも思えないし、転移したならすぐにでも帰ってこれると思うが。

ふむ、代表といえば執事だよな。

執事といえば・・・うんいいな、これなら変態も納得するだろう。

「そうだな、一年間。俺がリプカに雇われている間俺の世話係になってくれ」

(クロ、ナイスだ)

変態は喜んでいるようだった。

「世話係のう。

ある程度なら出来ると思うがそんなことで良いのか?」

断られる可能性も考えていたが大丈夫だったようだ。

「いいぞ、それにお前の目的もあるし言ってくれさえくれれば休みを取っても構わない」

早く恋愛を知ってもらいたいもんだしな。

(よし、完成したぞ)

ちょうど容姿も完成したようだし後は転生させるだけか。

が、その前に依り代を出して一応確認した。

身長は俺の胸ぐらいで腰まである銀色の髪で前髪は左右に分けているようだ。

後つむじからアホ毛らしきものが一本出ていた。

顔全体が整っているが綺麗よりは可愛いのイメージだ。

胸も膨らみかけだし、変態ってロリk・・・いややめておこう。

後服は着てないのに何故かニーソだけは履いていた。

・・・変態の趣味というからもっと危ないのを想像していたが普通だった。

裸ニーソを普通と言えるかは置いといて。

「おぉ、これはいいのう。

これが新しい妾の体になると考えると気持ちが抑えきれないのじゃ」

奴も喜んでいるし大丈夫だろ。

「じゃさっそく転生させるか。

っと、その前に一応こいつの性能だけ説明しておく。

能力はお前が持っている能力と二つほど追加しておいたから、これは後で確認しておいてくれ。

身体能力だがこれは普通の人間よりは上だが化身よりは劣る程度にしておいた。

後もしかしたらなにか不備があるかもしれないから気を付けてくれ」

「能力を何で増やしたのかは気になる所じゃが、わかったのじゃ」

俺が一つ、変態が一つ増やしたからな。

俺のはお前の希望を聞いたからだが・・・、変態のは完全に自分のためだな。

使える能力だし残しておくけどさ。

転生のやり方は変態からイメージが流れてきたから大丈夫だが、不安だな。

失敗したら洒落にならんし、気をつけよう。

「待たせたな、じゃこれの隣に立ってくれ」

言うとおりに依り代の隣に立った奴の頭と依り代の頭の上に手を置いた。

後は魂操作ソウルコントロールで、っと。

俺の体を通って奴の魂が依り代に入っていった。

リプカの兄の体は塵となって消えていった。

あー、まぁ気にしないでおこう、今は転生の成否だ。

後はちゃんと魂と体が適合してくれればいいが・・・。

俺の不安とは裏腹に、さっきまでは生気を感じなかった依り代に生気を感じるようになった。

そしてゆっくりと目が開いていき、燃えるような赤い目が見えた。

奴は手を動かしたり頭を動かしたり歩いたりして体の確認をした後に、

「ありがとう魔王殿!どうやら転生は上手くいってるようなのじゃ!」

と物凄くなんて言うんだろうか、可愛い声?で感謝しながら抱きついてきた。

声は確かめてなかったが・・・年齢と声があってないと思わないのかよ。

「さて約束通り一年間世話係をさせてもらうとするかの!」

上機嫌に言っている奴を見て思い出したことがあった。

(服ならあるぞ)

・・・俺が言う前に変態が勝手に服を出していた。

メイド服は間違いではないとは思うが、どうやら変態の自作みたいだ。

「とりあえずこれを着てくれ、いつまでも裸というわけにはいかないだろ」

裸ニーソだ!、なんてツッコミが聞こえたが気のせいだろ。

「おぉ、忘れておったわ。すぐに着替えるでな、待っておれ」

と言うと本当にすぐに着替え終わった。

そういやここは奴の世界だったな、すっかり忘れていた。

(やはり俺の見立て通り完璧だな、後は踏んでくれるといいんだが)

後半は同意しかねるが、メイド服は似合っていた。

フリルが多くて可愛らしい感じになっており、

アホ毛のせいでカチューシャを少し後ろに付けているがそこがまたよかった。

しかし可愛いとしか感想しか出ないな。

やはり変態はロリk・・・なんだろうな。

「魔王殿、これでいいのか?」

そういえば注意しておかないとな。

「その魔王殿ってのはやめてくれないか?

バレる危険があるしな」

「ふむ、じゃったら主か主殿と呼ぼうかの。

どっちがいいと思うのじゃ?妾はどっちでも構わないぞ」

俺もどっちでも

(むむむ、悩むな。主もいいと思うが主殿も捨てがたい。

む~・・・)

・・・いいし変態に決めさせようか。

悩んでいる変態を置いて俺は出されていた紅茶を飲んで落ち着くのだった。


簡単!今回のまとめ!


クロにメイドが付きました。


変態:ドMで足フェチでロリk・・・おぉう。


理から外れしものルールブレイカー

概念、ルール、常識などがきかない。

常識にとらわれない男、マオー!(笑)


魂操作ソウルコントロール

悪魔ならだれでも持つ魂食いソウルイーターの最上位版。

自分の好きなように魂を操ることが出来る。

ただし本来は転生なんて出来ないのですが、まぁマオーですから(笑)


リプカ兄消えましたね、まぁどうでもいいですが。

ふと見なおしてみるとヒロインというか異性全員ロr・・・

あれ、もしかして本当にロリk・・・なのは・・・。

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