表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不死不殺の魔王(打ち切り)  作者: 酢兎
第二章 魔王
17/33

第十七話 変態登場

閑話削除しました。

つまり・・・あと三話いるということですね(血涙

あれから一体どれくらい時間がたったのだろう。

気がついたら夜になっていた。

シロ、不死不殺。守ってやるからな!

いつまでも現実逃避している場合じゃない。

俺は残してきたノワールが心配になって住処に戻ることにした。

が、急にとてつもない威圧感が襲ってきた。

この感覚を懐かしいと思ったのは束の間、

アルと出会った時に感じたものとは比べ物にならないほどなのだ。

つまり、アルではないという事だ。

だけど、確実なのは俺に近づいてきているということだった。

逃げようと考えたが即座にその考えを捨てた。

すでに目の前にソイツが居たからだ。

「おかしいな、あいつの気配がしたから来たのに、ただの人間だと?

どうなってやがる」

見た目だけで言うなら身長二メートル強の人間。

だが七対十四枚の黒い翼、十の尻尾。角は生えていないようだが、髪は黒色。

どう考えても悪魔だ。それもとてつもない強さの。

俺がどうやって切り抜けようか考えている時

「おいお前、この辺で大天使を見なかったか?

なんというかこう・・・小さくて白髪で無表情なんだが、

あの目がたまらん!ってそうじゃなくて。

まぁそんな奴を知らないか?」

特徴は完璧に最初の頃のシロだし、大天使だというのもぴったり。

つまり目の前の変態はシロを探してきたのだろう。

どんな関係なのかは知らないが、言っても別に構わないだろう。

「それなら多分知っている」

そう言うと奴は

「なに!本当か!で、何処に居るんだ?」

「死にましたよ・・・」

すごく嬉しそうな顔した変態は俺の発言を聞いてすぐに黙った。

「あいつが・・・死んだ?何故だ!

あいつがそう簡単に死ぬはずがない!!」

そうなんだろう、あいつらが言ってることを聞いていたら

シロが圧倒していたらしいしな。

シロが死んだ原因、そんなの

「俺の・・・せいなんだ・・・・」

俺は変態にそう言った。

変態は怪訝そうな顔で

「は?お前みたいなただの人間にあいつがやられたってのか!?

馬鹿な事を言うんじゃねーよ」

「俺だってそう思いたいさ!!!だけど事実なんだよ!!

変態の言ったことに俺は抑えていた感情が出てしまった。

俺だって原因が俺にあるなんて考えたくはない。

だけど事実なんだよ!!この変態が!!

目の前の変態が相当な実力者だとわかっていてなお、俺はそう思わざるをえなかった。

「そう、だな。確かにお前が原因にしろ何にしろ、あいつは死んだのかもしれないな。

封印が緩んだ原因が分からなかったがそういう訳か。

そりゃ死んだら能力維持なんて出来るわけがないな」

しかし変態は何か心当たりがあったようで、納得したように頷いていた。

「何にせよもうシロは居ないんだ、あんたもご苦労様だな」

俺はそう言って住処に帰ろうとした。が

「おいまて人間。お前の言うことを信じるワケじゃないが、

あいつがなんで死んだかを詳しく話せ」

俺に思いだせと?あの悲しみを?

だけど変態の真剣な顔に何か事情があるのかもと考え・・・

「分かった、信じる信じないは勝手だがな」

俺は変態に話した。

シロとの出会い、日々、そして別れを・・・


「そうか、あいつが・・・」

変態は何処か遠い目をしていた。

この変態は一体何者なのだろうか。

「なぁ、お前は一体あいつとどんな関係なんだ?」

俺は聞いていた。

「ん?気になるか?

俺が悪魔であいつが天使なんだ。分かるだろう?」

いやわからん。まったくさっぱりわからん。

恐らくシロが滅しようとした相手なのだろうが、運良く生き残れたってところか?

それだと納得がいかない。

変態はなぜかシロを恨んでおらず、むしろシロの幸せを喜んでいた。

悪い奴じゃなさそうだが(悪魔だけど)・・・変態だしな。

ん?もしかしてあれか

「お前さ、シロに惚れてたのか?」

「おぉ、鋭いな。わかると思うが俺は結構強い。でもあいつは

俺と互角に戦えてるだけでもすごいのに、俺を封印までしたんだぜ。

それにお前なら分かるだろう?あいつの可愛さが!!あんな目で見られたらもうっ!!」

大天使9人を圧倒していたシロ(しかも弱体化?していたらしい)と互角で戦えるのはすごいと思うんだが、

後半が全てを台無しにしていた・・・。

聞かなきゃよかったかもしれないな。

真剣な顔に騙されて話した俺も俺だが・・・

いやもう関わらないでおこう。

「俺は帰らせてもらう。じゃあな」

「いやもうね、俺はねあいつのあの目で見られるだけでご飯三杯は行けちゃうね。

悪魔だから食わなくても死なないんだけどなっ。あくまで例えだよ例え。

封印されていた間だってずっとあいつのことを・・・・」

何かすごい語っている変態を置いて俺は住処に帰った。


変態に絡まれたけど無事に帰ってこれた。

「おーいノワール。居るかー?」

俺が呼ぶと

「にゃ~ん!」

ものすごい速さでノワールがやってきた。

(くろー遅いー)

(悪い悪い)

(あれーしろはー?)

シロが居ないことに気付いたノワールが聞いてきた。

(・・・シロはもう帰ってこないよ)

(えーなんでー)

(ごめんごめんな・・・)

俺はただ謝るしか出来なかった。

そんな俺に何かを感じたのか

ノワールは黙って俺の肩に登ってきた。

そして俺の頬に顔を擦りつけてきた。

(くろー元気だしてー)

ノワールに慰められてしまった。

(あぁ、ありがとなノワール)

お返しにとノワールを撫で、俺は久しぶりにゆっくりと休むのだった。

簡単!今回のまとめ!


変態が現れたっ!!クロは逃走したっ!!


変態を封印していた能力の一つが

聖結界ホーリースペースです

これは範囲内の悪魔、悪魔化身の力を半分にする能力です。

そして封印ですが、

能力封じケーラテリオン

悪魔を捉える鎖グレイプニル

聖結界ホーリースペース

④来る者拒まず去る者去らさずノーエスケープ

無慈悲な処刑人クルーエグゼキューショナー

⑥これらを固定フィクスで固定して封印しておりました。

超厳重ですが変態はそれぐらいしないといけない危険人物・・・

ではないんだけど、シロは基本的に悪魔は即滅です。

唯一滅せられなかった変態を超厳重に封印しました。

無慈悲な処刑人クルーエグゼキューショナーは不死関係なく滅しますが、命乞いをしてくれないことには発動しませんので・・・。

純血の契約エンゲージを出すのは次回に伸ばしました(・ω<)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ