49・文化祭 中
文化祭は、二日間ある。
普段は入れない王立学院に入ることが出来る、珍しい機会。
この世界、王都の文化レベルは結構高くて、娯楽に飢えているという訳でもないんだが、そこはやっぱり一般人にとって目新しい祭りには興味を惹かれるもの。
貴族にとっては、早めに優秀な使用人に直接交渉できる機会でもある。青田買い言うな。
勿論、親が子の成長を楽しみに見に来る場合もある。普段寮住まいで、王都に住んでいる子でもなかなか実家に顔出せなかったりするからね。
そんな年に一度のお祭りの、二日目。
そこは、もはや戦場と化していた。
「お待たせしました、出汁と甘辛4本ずつですね。熱いのでお気をつけてお召し上がりください」
「ねえ、ちょっと串足りないんだけど! 予備どこ?!」
「こ、ここ、こっちに用意して、きゃあ?!」
「サンセさん、大丈夫ですか!?」
「……ご、ごめんな、さ…」
「はい謝るのは後! 泣くのも後でゆっくり慰めて貰いなさい! テキパキ働くのよ、忙しいんだから!」
「「は、はいっ!!」」
営業スマイルでバーベキュー串売るあたしの背後で、なんかトキメキイベントが起こりかけて、キリン先輩に現実に立ち戻らされたようだ。
キリン先輩お強い。一応サンセさん、貴族科なのに。…彼女にそういうプライドというか、こだわりみたいなものはあまりないかもしれないが。それでいいのか、アイルリーデ家の後継ぎ。
尚、キリン先輩は役人科。でも実家は料理屋で当人も料理好きなので、この授業に参加しているんだそうです。
「はい、次のお客様、お待たせしました……と、昨日もいらしていた奥様ですね」
「あら、覚えててくれたの? 嬉しいわ、そうなのよ昨日食べた串焼きが美味しくてねえ、今日は旦那も連れてきちゃったのよ」
「有難うございます」
昨日も今日ほどじゃないが、結構客入りは良かった。
バーベキューというか、串焼きという料理自体は別にこの世界にも元々あるけれど、醤油というこの国では存在しないソースによる味付けが好評なようだ。
香ばしい匂いにつられて食べて、美味しいと喜んでもらい、話題が話題を呼んで二日目の今日は昨日の今時点の倍近いヒトが押し掛けてきている状況。
なかなか激しい。
接客用カウンターではあたしを含めて5人で対応しているが、いつこの波終わるんだろうと気が遠くなる。当然、後方の調理担当もバタバタだ。
そもそも、なんで発案者であるあたしが接客担当なのか?
……その理由は至って単純。
「それに、目の保養もしたくてねえ。おばちゃんがあと10年若かったら…」
「恐れ入ります」
昨日も来てくれたおばちゃんは、どこか緩んだ表情で大量注文してくれるし。
「わー、ホントに変わったヒトがいるー。あのヒト? とーさん、あのヒト?」
「そうそう。見えたか?」
「見えたー。すごいねー、きらきらしてて、きれーだよー」
小さな子を肩車したお父さんは、ほのぼのと隣の列に並んでるし。
うん、まあ、要するに客寄せパンダだよっ!!
パンダはサンセさんなのにね。いや、勿論人見知りクイーンのサンセさんに接客など出来る筈もないが。エルミン君が後ろなのは、その彼女のフォローも兼ねる。
イケメンかつ珍獣、というちょっと見てみよう要素を兼ね添えているのはもう重々承知なので、見世物状態になるのは今更である。
というか、文化祭も授業の一環に数えられており、売上と評判が評価に直結するので、その為ならばこの程度、甘んじて受けますよ。
持って生まれた物は、使わにゃ損である。
目立つのが好きな訳ではないが。男子からのヘイト上昇は最早どうでもいい。
「ど…、怒涛でしたわ……」
昼時を過ぎると、流石に客足も少なくなってきた。
隣で一緒に客をさばいていた白猫さん、余談だがポーラ様の取り巻きさんの一人でマトモな人格を持っている子、は疲労をにじませ息を吐いた。
「お疲れ様です。凄い人出でしたね」
「本当です…。……何度も助けて頂いて、感謝致します。マリヤさんは疲れていらっしゃらないのですか?」
「大丈夫ですよ」
接客業はむかーしバイトしたことあるから、多少は慣れてた。
そんなあたしと違って、お嬢様が接客するのは初めてだったろう。これも貴重な経験と名乗り出た彼女はトチる事も多かったが、隣に居たのでフォローが出来た。
それを感謝し、あたしへも気遣いを見せてくれるのだから、随分仲良くなったし気も許してくれてるようだ。良かった良かった。
ポーラ様取り巻きの中でも、最もマトモな子なので、元々嫌ってないけどね。
シマリスさんとタスマニアデビルさんの二人とは、今でも気が合わないが。
それはさておき。
「先輩、私はそろそろ」
「ええ、グイノスさんのお手伝いの方ね。こっちはもう大丈夫、有難う」
調理授業の売り子を午前から昼過ぎまで、少し時間をあけてグイノス先輩の発表のアシスタントと掛け持ちだ。
あたしよりちょっと早く、エルミン君は使用人科のカフェの手伝いに行った。あっちは、ティータイムとなる今からが本番。頑張れエルミン君、超頑張れ。
サンセさんは、草花栽培授業の方に行った筈。…貴族科は、ゲーム大会兼ダンスパーティなので、ちょっと辛かったのだろう。
だから、本当にそれでいいのか貴族子女。改めて、彼女の将来が心配だ。
――――――
普段とは違い、廊下にまで花の飾りやリボンが飾られた学院内を、グイノス先輩の発表会場である講堂に向かって歩きながら眺める。
うーん、こういう雰囲気、完全に高校とかの文化祭のノリだな。
普段が先生方も厳しくて硬い印象だから(ただしリシッツァ先生を除く)、こういう時に弾けたい感情が爆発するのかな。
あるいは、こういうのの方が一般人受けはするからか。
貴族の方もちらほら見るんだけど。まあ少なくとも、自分で販売物買ったりはしないよねー、そりゃそーだ。
さっきまでの接客中も、遠巻きに興味深げに見ている貴族は居ても、直接話すためと買いに来た貴族はいない。買いに来た使用人は阿呆みたいに居た。
そもそも、別にあたしを見るのは初ではないから、もあるか。
お城の新年パーティに出席したし。…二重の意味で目立つハメになったし。
そういえば、下手に手を出すなと王様直々のお達しも出てるんだっけか。
「ちょっと良いかね。そこの、金色の少年」
「……、…はい?」
一瞬考えたが、多分あたしの事だろうと判断して立ち止まり、振り返った。
廊下の途中、待っている客の為か、あるいは広い学院内を歩き回り疲れてしまった見物客の為なのか、設置していった普段は存在しないベンチに、座っている老人がいた。
老人? …うん、声的には老人だったし、どこか毛並みがくたびれているというか、そんな印象なので老人だろう。手には杖も持っている。
ホント、この国のヒトはふさふさ毛並みのせいで年齢が解りづらい。それ以上におじいちゃんとは思えない程体格が立派だ。
「すまないが、ちょっと道案内を頼めないかね」
「はい。…どちらへお出でですか?」
「貴族科に、わしの孫が居ってな。久しぶりに会おうと思ったんじゃが、いやこの学院は広すぎての、迷うわ疲れるわでクタクタじゃ」
成程、確かに杖をついて歩くような年のヒトにはここは広すぎるだろう。
別に案内板がある訳でもないしね。…いや、入り口にはあったんだけど…
人好きのしそうな、明るく笑うおじいちゃんを改めてみる。
茶色い毛並みで、かつては立派なフサフサ毛皮だったのだろうが、年齢のせいか少しツヤに欠ける。
細い尻尾で先に筆のように毛が束になっているが、これも昔はもっと量が多かったんだろうな。
首の回りの特にふさふさとした毛も、かなり減ったんだろうな、という印象。
…………。
ライオンだよ。ライオンさんだ。
ライオンさんてことは、かなりの高確率で相当な身分の家柄の、ご隠居様って事じゃないか。
勿論例外もあるんだろうが、王様がライオンで、高位の貴族ってのは王家と血縁関係である可能性が高い、つまり上に行けばいくほどライオン率が上がる。
……ポーラ様はシロクマだが…
「あの、失礼ですが……」
もしかして、レオンかポーラ様の親戚だろうか?
高位貴族のご隠居にしては、共もつけずにこんな所に居るのは違和感があるが。
訪ねようとしたが、その瞬間に言葉を止める。
先ほどまで何も感じなかったが、突然周囲に異様な気配が生まれたから。
一人や二人じゃない。数はよく解らないけれど。
殺気には至らないけれど、……まあ、警告か。
「…わたしは、ただの楽隠居して気ままに生きとるジジィじゃよ」
「……そうですか」
踏み入るなという警告か、あるいは周囲に他の耳がある場所では問うなという事かな。
顔色も雰囲気も全く変えずに、老ライオンは笑みを浮かべる。目を細め、口元を大きく引く笑い方は、以前見た国王陛下に瓜二つ。
……うん、だいたい察した。
質問をあきらめると、スっと周囲の気配が消えた。
怖い怖い。全く、どこかの印籠付のご隠居様か。…下手すりゃそれより上か。風車の忍者でもついてんのか。
多分、強化魔法なんて使う間もなく始末される。職業隠密に敵う筈がないし、敵おうとする必要もない。
きっと、あたしが察したことを、老ライオンも察しただろう。
あたしがきちんと周囲の気配の変化に気づき、正しい理解をしただろう事に更に笑みを深めた。
「…貴族科は、ダンスホールで模擬夜会をしていますから。校舎の外れの方ですので、ご案内します」
「おお、すまんの。若者の親切が身に染みるわい」
からからと明るく、老ライオンは笑う。
……というか、普通に喋ったりするのは良いのか。周囲の気配を探るが、さっきまでの感覚が嘘のように全く見つけられない。
どこに居るんだよ、見通しの良い廊下なのに……
…カメレオンか! カメレオンが居るのか?!
や、別にカメレオンは透明になる訳じゃないけどね。…ないよね?
「親切ついでに、このジジィを背負ってってくれんかの? 歩きすぎて、足が棒のようでな……まあ、元々枯れ木みたいなモンじゃがな!」
あ、明るいじいちゃんだな! つかどこが枯れ木だよ!
確かに加齢のせいか随分と毛並みのツヤは無くなっているが、杖が必要なのかって疑いたくなるほど毛並みの上からでもなかなかのガタイであるように見える。
初見で老人か? と一瞬疑いたくなるほどに。
……が、断るって選択肢は無いな…
「ええ。では、どうぞ」
「うむ、お邪魔するよ」
ベンチに座っているおじいさんの前に、背を向けて膝をつくと、全く遠慮せずにおぶさってきた。
首に腕を回して掴まってくれたのを確認してから、よいしょっと立ち上がった。
日常的に弱く強化をかけているので、老人一人背負うくらい何てことは無い。
……こういうのはOKなのか? ご隠居背負うのは良いの?
まあ言い出したのはおじいちゃんだし、これで怒られても困るけどさ。
「ほうほう、力持ちさんだねえ。折れそうなくらい細く見えたが」
「多少は鍛えていますから。毛皮が無い分、細く見えるだけですよ」
強化もかかってるし。
すたすたと老ライオンさんをおんぶしたまま、ダンスホールの方へ歩いていく。
んー、ちょっと時間が厳しいか?
……最悪の場合は強めにかけて、全力ダッシュすればダンスホールから講堂まで2・3分で着くか。なんとかなるなる。
「のう、少年。学院は楽しいか?」
「はい。学ぶ事も多く大変ではありますが、友にも先生にも恵まれましたから」
「そりゃあ良い。若いうちに、なんでも学んで、やってみておくもんだよ。年を取っちまうと、新しい事をするのも一苦労じゃ」
「まだまだお若く感じますが」
「いやいや」
はっはっは、と老ライオンは機嫌よさ気に笑う。
…オチャメなおじいちゃん、という印象だ。
同時に、一筋縄ではいかない、喰えないじいさんという印象もあるが。
「年を食っただけ色んな事はしっとるがね、逆になかなか新しいモンが思い浮かばなくなっちまうんじゃ。硬くなってく頭は、自分で解っててもどうにも出来ん」
「……そういうものですか?」
「そうとも。ほれ、最近この学院の生徒が発明したっちゅう、雷の力を使った駆動器に、紙を念頭に置いた印刷機。あんなモン、ちーとも思いつかんかった。良いのう、若いって事は」
ぐ。
確実に、このじいちゃんはそれがどっからの発生か知ってるな、と思った。
要するに、リシッツァ先生が言うところの『金の卵を産む鶏』の見物に来たのだろう。孫を見に来たのも本当なんだろうけど……
…例え現王があたしへの不干渉を表明しようが、ある意味それを上回る存在である……『前王』の行動を、止められよう筈もない。
その行動力、思い込んだら突っ走るレオンと似た方向性感じなくもない。
年季が入り、前後を考えられるようになると、こうなるのか。
偶然? を装ってあたしを待ち伏せて、逃げようにも逃げられない状況を作り出し、直談判に持ち込むとか。
「これからも、面白いモンを作ってくれるかの。全く、若い命は国の宝じゃ。この国の未来は安泰じゃな」
「……それを生かせる国にして下さった、これまでの大人の皆様のお蔭と思いますが」
「ほう! そう言って貰えると、わしも頑張ってきた甲斐があったなぁ」
おんぶした状態だから表情は解らないが、老ライオンは嬉しそうだ。
食えないじいちゃんだが、彼もまたかつての善王だった事は間違いない。
連綿と繋いできた善政があるからこそ、今の平和な世界がある筈だから。
……多分だが、前にジョウイさんに聞いた『50年ほど前に最後に発見された人間』の時は、このおじいちゃんが王か、その父親くらいの頃だった筈。
報われなかった保護という好意だが、それでも恩知らずと人間という存在への嫌悪感をあおったりしなかった訳だし。
そう思えば、別に嫌いではない。
「君みたいに優しくて気の利く子が、うちに来てくれれば、わしも安心なんじゃがねえ。うちの孫がまだまだ青臭くて、見てると心配でこの老体の心臓が止まっちまいそうじゃ」
「私もまだ未熟者です。…それに、既に生涯お仕えしたい方がいますから」
「そうかい、残念だよ」
おぶわれたまま軽口を叩くおじいちゃんである。
終始どこかおどけた口調ではあるが、ひっそり本気の声色であった。
ロックオンされている…。それでも、一連のあれそれがあたし発生だと察して尚強制保護と言い出さないのだから、まだいいか。
逃げ道塞がれませんように。
「着きましたよ」
「おお、おお、すまんねえ」
じきにダンスホールに到着する。
おじいちゃんを降ろし、扉を開けるとどうやらレクリエーション真っ最中のようだった。
がらがらがら、と言う大きな音が響き、少しして止まる。
「59番! 59番です!」
「惜しいです、58が来てほしいのに…!」
「もどかしいですわ、このままでは一番乗りが他の方に…!!」
「よっしゃーリーチ! あと一個! 一個だ!」
風の魔法で音量を拡大した司会の声に、手にカードを持った紳士淑女はそれぞれに悲喜交々。
ダンスホール奥には一段高くした舞台が用意されており、そこでは木の玉と沢山居れた大きな装置と、大きく数字を描かれた黒板があった。
「ほう! 何しとるんかの?」
おじいちゃんは、ひょいひょいと入って行きその辺の参加者の手元を覗き込んだりと興味津々である。
おい、疲れて足が棒じゃなかったのかね?
「こりゃ、新しいのう。クジにも似ておるが、ちぃと違う」
「ええ、そのようで」
「ふむふむ、あの木の玉に数字が描かれてて、出た数字とカードに書かれた数字が一致した時に、そこをつぶしていくんじゃな。一列が埋まれば上がりか、一度では終わらん、中々白熱しそうなゲームじゃ」
さくっとルールを理解し、おじいちゃんは笑う。
彼らがしているのは、つまりはビンゴである。
貴族科の出し物の方向性はすぐ決まったのだが、何のゲームをするかで延々悩んでいたので、ちょっとあたしも協力したのだ。
多人数で出来て盛り上がり、クリア人数がある程度コントロールできるゲーム。
ビンゴの玉と回転装置くらいならこの世界の技術でも充分作れる。
ついでに、紙の普及も狙ってカードも紙製。数字は手書きしたようだ。
印刷すると、数字かぶっちゃうからね。準備で大変だったのは、まあそれくらいだろう。
ビンゴ成功者の上位数名は、男性はポーラ様、女性はレオンとこの後のダンスを踊れるというのだから、皆大白熱である。
盛り上がってるようで何よりだ。よきかな。
「……ふむ。これも、君が発案したものかな?」
「っ、」
「わしも知らん新しいゲームの、内容よりも客の盛り上がりを気にしてるじゃろ。そうするのはルールを作った発案者か……あるいは馴染みの深い、珍しくないゲームであるのかの?」
……おうふ。
また口元を引いて笑むおじいちゃんに、あたしは思わず言葉を失う。
思考に伴う目線だけで読まれた。これが年の功ってヤツなのか、王として培った人を見る目か。
しかも『これも』って。完全に解ってるんじゃないですか、やだー。
黙秘するあたしに、それ以上老ライオンは何も言う事はなく、ただ機嫌がよさそうに笑うだけだった。
「そういや、先ほど仕えたい相手が居ると言うたな」
「…ええ」
「例えば、うちの孫が君の主人と婚姻なんぞ結んだら、自動的に君もついてくるって事かのう?」
好々爺かくやと言った体で笑い、おじいちゃんは舞台上で黒板に数字を描いているメルルの方を見た。
彼女は背が低くて、参加者に見せやすいように高く大きく描こうとしても、なかなか大変そうだ。
見かねたビンゴ景品ことレオンがメルルからチョークを受取って、数字と黒板に書きこむ。
…それだけの事なのだが、さくっと次の数字を確認しようと移動するメルルの方を、ほんの僅か、注視していなければ気付かない程だが、レオンは見ていた。
…………あんにゃろう。
「もしも、お嬢様がそのような決断をするようでしたら」
「ほうほう! これは、うちの孫に頑張って貰わんとなあ」
「ズルや工作はナシですよ」
「ふふふ、そんな無粋な真似はせんよ。孫は可愛いがね、色恋に祖父の手を必要とするようなのは、男が廃るじゃろ?」
そうね。
ただ、本気でメルルからのベクトルはどう見ても無いので、そこだけはちょっと安心しておくことにした。
……いや、ベクトルがあるならあるで、別に止めないけどさ。
どっちかというと、ポーラ様に続く恋愛不憫さんが生まれるのだけが心配だって感じである。
だから、君たちはそっちでフラグを立てろよ、その方が平和なのに。
……思い通りにならんのが、そういう感情だろうけどねえ。残念ながら、あたし自身未経験だし今後も経験する事はないだろうから、知らんが。
とりあえず、次の予定があるのでと申し出たら、満足したのか案内ありがとうと言って解放してくれたので、全力でグイノス先輩の方にダッシュした。
……ら、客席にまたおじいちゃん居て吃驚するハメになった。
自称枯れ木の移動速度で、どうやって校舎はさんで反対の講堂までけろっとした顔で来てんですかねえ、全くあのおじいちゃんは……!
お久しぶりです、失踪してないです(土下座)
そんな訳で、ライオン家族に軽くロックオンされている姉弟。
…って書くと、なんだかすごい危機感煽る字面ですね。
かくして、不憫さんは更に増えるのか。…増えるのか?(首傾げる)
相変わらず恋愛事情に関しては、特に考えて書いてないです。
メインそこじゃないんで。
……じゃあ何がメインなのかな(首傾げる)←
(2015/6/2 タイトル訂正)




