表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヒツジさんの執事さん  作者: 美琴
第一章
25/67

25・出発



 この世界で暮らすようになって、早4年。

 あたし以外に人間の全く居ない、獣人ばかりのファンタジーな世界に放り出された時はどうなる事かと思った物だが、なんていうか、どうとでもなるもんだ。

 無論、この世界の平穏さや、落っこちた場所が平和で優しいヒト達ばっかりだったという幸運に恵まれたからってのが大きい。誰に感謝すればいいのかは解らないが、有難い状況であるという事を忘れたことは無い。


 領主様の養子になって、貰ったお部屋には結構物が増えた。

 何せ9歳そこそこくらいでここに飛ばされ、現在12歳…もうすぐ13歳。身長はかなり伸びた、多分だけどまだ伸びるだろう。その分、着替えも増えた。

 普段着の他に、メルルが頼んでるのか、はたまたお母さんの趣味なのか、定期的に採寸し直しては仕立てられてくる執事服があったりもする。

 気が早いと思うが、2人が楽しそうにするのと、やっぱり身体を慣らしたり、色々と隠し持つ場所を作るのをお願いする為にも定期的に着てみたりするけどね。

 ともあれ、普段着を何着か、それからちょっと大きめに作ってある執事服を鞄に詰め込んで行く。

 ……3年間もここを離れて寮住まいだから、途中で買い換えないといけない気がするけどね。というか、買い換えるくらいには身長伸びろ。

 ともかく、荷造りは忘れ物の無いように、でも多すぎないように。

 趣味も手放したくないので、親方さんに作ってもらったフェルティングニードルも、布に包んで入れておく。羊毛というかメルル毛はかさばるので、物自体は街で調達しよう。無かったら送ってもらうなり、メルルから貰うなりすればいい。

 本はとりあえず一冊。8割がた書き込まれているが、これはカッツェさんと刻んできたお菓子のレシピである。

 向こうに行ってもメルルは食べたがるだろうから、これは必須だ。

 別に秘匿するつもりはないが、これが色々と武器になることはありそうなので、大っぴらにしまくるつもりもない。内容は全て日本語で書いてある。

 アニマリアの文字と日本の文字は全然違う。何せ、ひらがな・カタカナ・漢字と三種類も文字を持つ、かつての世界でも屈指の難関言語だ、解読しようと思ったら相当大変だろう。

 一応メルルに見せたことがあるが、あたしがこの世界の文字が解らなかったように、メルルにもあたしの世界の文字は解らないようだった。

 ので、万一誰かに見られてもさっぱりと言う訳だ。ほぼ確実にあたししか読めない文字があるのは、都合が良い。数字の表記すら違うからね。


「これ、入れたら重いかな…」


 最近作ってもらったばっかりの中華鍋を手に、ちょっと悩む。

 いや、別に馬車で行くから、道中の重さはいいんだけどね…

 身体も随分大きくなったし、何せ日常的に筋トレするような武道家かお前はって日常を暫く送ったので、鍋振るくらい余裕になっていた。

 どうも『炒める』という調理概念はなかったようで、今領地内では野菜炒めがちょっとしたブームになっているとか、いないとか。

 ここから最近出発したばかりの技術なので、王都で調達は出来ないだろう。という訳で、鍋も服とは別の鞄に突っ込む。勿論布で包んで。

 そもそも寮住まいで料理するのか? …という疑問もあるが、聞いてみたらあたしとメルルは使用人同伴の時の二人部屋になる訳だが、そこにはキッチンもあるんだそうな。

 …まあ、身分の高いヒトも入るけど、割と一般の子も入るような場所だから、たまには『庶民と同じ食事が食えるか!』みたいなのも居るんだろう。

 それは別にどうでもいいけど、自由に使える調理場があるのは嬉しい。

 メルルのお世話役ってのもあって、本当は15歳の成人の時に教えてもらう火の魔法も前倒しで教えてもらいましたしねー!

 なので、現在は火風水土と氷の魔法を所持しています。


「まーりーや! 荷造りどーぉ?」

「ん、大体終わったかな?」


 こんこんとノックの後、顔を出したメルルに答えて笑う。

 出発は明後日の朝になる。

 3年も大好きな家を離れる事になる寂しさは、メルルにはあまり伺えない。

 多分、あたしも一緒だからだろうな。

 あたしも、メルルが一緒だから少しは寂しいだろうけど、きっと大丈夫だろうなとか思っているから。

 ぱふっとベッドに座ったメルルは、まだ蓋を閉じていない鞄の、上の方に乗せてある執事服が目に入ったようだ。


「あら? これ、持ってくの?」

「ええ。あたしは執事になるお勉強しに行く訳だし」

「でも、学院内では制服着用って言ってたじゃない」


 その制服に関しては、もうすでにお屋敷に届いている。試着もした。

 紺色の、割としっかりした素材の……前の世界で言うブレザーっぽい感じ。金茶の縁取りや、白のアクセントがファンタジーっぽく感じるが。オシャレでいい。

 寮内や休日は私服でも構わないらしいが、学院内や、授業の一環で外に出る時は基本的に制服着用とのこと。

 本当に、なんというか、普通に小学校から中学あるいは高校に進学って感じだ。


「うーん、着慣れておきたいというか。あたしね、この3年間はあくまでもメルルの執事というか、使用人として振舞っておきたいの」

「そうなの?」

「普段やってない事は、いざという時も出来ないわ。だから、そういう立ち振る舞いを身に着ける良い練習になると思って」


 …というか、この領地内ならともかく、全く知らないヒトばかりの、しかも将来どんな関係が築かれるかも解らない、貴族の子もいるような場所で通常がオネエ口調という状況では居られない。

 あたしがどう言われても構わないのだが、メルルの悪評になるのは困るのだ。

 ただでさえ、存在自体が珍獣なのに、さらに目立つ要素加えるのもアレだし。

 そもそも口調を直す努力を一切しなかったのがいけないのか。…でもまあ、やろうと思えば常に敬語で居られるし。

 ……普通の敬語と、執事っぽい口調はまた違うから、そこは要練習かな…


「また昔の敬語マリヤに戻っちゃうのね~…」

「メルルの姉弟である事は変わらないけど、あくまでも執事ですから。それに関しては、メルルも慣れてお嬢様あるいはご主人様してちょうだい?」

「そうね。うん。……あ、でもオンとオフは使い分けてよ!」

「それは勿論」


 仕事でも勉強でもなく、2人きりで居る時まで執事する気ないわ。やってって言われれば別だけど。

 そういう意味では、寮の自室では何の気負いもなく2人で居られるというのは、実に有難い。

 …流石に大騒ぎすると、周囲に聞こえてしまいそうだが。気をつけよう。


「あ、お鍋入ってる! 向こうでも野菜炒め作ってくれるの?」

「ええ。プルミエのお野菜なんかも届けてくれるって」

「やった! 王都の料理って美味しいけど、味が濃くって! あれが毎日だと思うと微妙だなって思ってたの!」


 寮には勿論食堂もあるが、そこで食べるかどうかは任意だ。

 学生は全員、元々王都に住んでいたとしても寮住まいになるんだけどね。それでも貴族のお坊ちゃまとかが『庶民と(以下略)』というのがあるからだろう。

 大抵のヒトは食堂使うようだが。あたし達も大抵はそうなるだろうけど、故郷の味も恋しくなるのは想定内だ。


「それにしても、3年ねー…。結構長いわよね」

「不安になってきた?」

「不安じゃあないけど。楽しみ、とも違うかなあ」

「まあ、遊びに行く訳じゃないから」

「そうね。立派になる為の、お勉強だもの」


 遊ばない気もないけどね。

 むしろ、学院から帰ってきて次期領主として本格的にやり始めたら、もっと遊ぶ時間なんてなくなるだろうし。

 あたしの感覚だと15なんてまだ子供だけど、この世界じゃ立派な成人だ。

 この世界における平均寿命がどのくらいかは解らないが…

 郷に入っては郷に従えだ。そもそもこの4年間、割と全力で遊んだり学んだり実験したりしたのだし。

 残り3年も、しっかり学んだり遊んだり友情したり、しようじゃないか。

 それらは絶対無駄にならない。一度大人になった事があるあたしは、そう断言出来る。


「ちょっとだけね。心配があるの」

「あら、なあに?」

「……マリヤがモテたらどうしよう…」

「は?」


 普通にしんみりする気はないようだ。

 そりゃあ、この年頃なんて自分の性別を認識し、異性を意識しだす、正に思春期まっさかりだろうけれど。

 ただ、自分が男である自覚はあるが、相変わらずあたしの精神は女なので、という以前にどんなにプリティーでも動物に囲まれても嬉しくは。

 …無いとは言わないが、確実に嬉しさのジャンルが違う。


「だって、マリヤ格好良くなったもの!」

「あれ、可愛いじゃなくなったの?」

「無くなって、ないけど、無くなってきてる気がするの! 背が伸びたし、頭良いしスポーツ万能で料理も家事も出来て、見た目も良くて!」


 そういう属性並べると、なんかモテそうな気がするわね。

 鏡を見る限りの自己判断では、まだ可愛い系の子供の顔なんだけど…

 しかし、何だろう。あたしはこの世界の獣人達に男だの女だのという性別的な感覚をさっぱりもてないが、向こうはそうでもないんだろうか?

 元々獣あり・鳥あり・魚あり・爬虫類ありと見た目が千差万別なのが当然だから、人間も『珍しい』だけで同じ『ヒト』というくくりに入るのか。

 そこの感覚はいまいち解らない。

 勿論、嫌われたり笑われたりするよりは、好意を持たれたほうが楽だけど。


「マリヤ、都会には綺麗な子も多いだろうけどね! うーん、女の子と仲良くしちゃダメとは言わないけど、ちゃんとわたしに報告って言うか、マリヤはわたしの弟だし、それに将来執事になるんだから、ホイホイその辺の子に付いて行っちゃダメっていうかっ」

「心配しなくても、誰に懐かれてもあたしの一番はメルルよ」


 大事な大事な、あたしのお姉ちゃんにしてご主人様。親友、も入れて良い。

 今生は、貴女の為に使う事にしてるんだから。その辺は、要らない心配だ。

 メルルが正確にあたしをどう思ってるかは解らないが、きっとあたしと同じくらいにはあたしが大事で一緒にいたいと思ってくれてる筈だ。

 今の所はね。

 将来、何か心の変化があるかもしれないが、少なくとも今のあたしはメルル以上に大事なヒトなんて出来ないんじゃないかなーと思うのだ。

 だって、女に迫られようが男に口説かれようが、ビジュアルが全て獣と思うと、『どうしろと』としか思えないし。

 …失礼な話なんだろうが。逆に、そのお陰で何の誘惑にも気移りする事なく、メルルに尽くせる事だろう。

 これはこれで、良い執事道っ。やると決めたからには、やりとげてみせる。

 大丈夫だ、あたしはやりたい事をやっている。実に有難い事に。


「メルルこそ、学院で格好良い男に引っかかって、領主やめてお嫁に行く! …とか困っちゃうからね?」

「しないわよ! わたしはお父様の立派な跡継ぎになるんですから!」

「…まあ、旦那を見つけるっての自体は、別にとめないけど」

「そういうのは、大人になってから素敵なヒトを見つけるわよ!」


 この時代の貴族もやっぱり政略婚なんかは当然あるが、お父さんとお母さんは恋愛婚だったらしい。

 それもあってか、メルルも結婚するなら自分で決めた素敵なヒト、というのが頭にあるようだ。

 …ま、どうせゴーティスさんの側から政略婚を勧める事は無いだろう。

 その必要、ないし。どっちかと言えばそういう申し込みがいつかありそうなくらいだ。…金や領地目当ての野郎など、全て追い返してくれるわ。

 メルルとこの領地が欲しければ、先ずあたしを倒してみせろ。


「よし、出来上がり!」


 大きな鞄3つくらいになった荷物に、全部蓋をする。

 ウルガさんが餞別にとくれた短剣は、服の内側に隠して持ち歩く事にしよう。別に銃刀法違反とかないし。

 コレと言った装飾も無く、地味な短剣だが刃部分は相当な業物らしく、美しいし切れ味も抜群だ。ありがとう師匠。学院行ってる間も鍛錬続けるからね。


「メルルはもう荷物纏め終わったの?」


 あたしの方を見に来るくらいだから、終わったのだろう。

 と、思って視線をやったら、それと同じスピードで逸らされた。


「……お姉ちゃん?」

「きゅ、休憩しに来ただけだから!」


 多分だけど、あれもこれも置いて行きたくなくて荷物がかさばりまくり、でも冷静にこれは多すぎるなーという試行錯誤を繰り返して疲れたんだろう。

 別にだらしない子ではないのだから。


「解った、あたしも手伝うから、早いところ終わらせましょう」

「…はあい」


 あたしのベッドでころころしていたメルルの手を引いて立たせて、一緒に荷造り中のお部屋に向かう。

 大方の予想通り、主にお洋服で溢れた鞄が5つくらい転がっていた。それに加えてこまごました小物やらお気に入りの人形まで入れてる始末。

 そりゃあ男に比べて、女の子の服はかさばるし、小物も多いでしょうけどね。

 結局夜までかかって、全部で鞄4つにまで纏める事に成功した。

 とりあえずお人形は置いていこうね、お姉ちゃん。




――――――




 出発の日の朝は、気持ちの良い快晴だった。

 一年の始まりは冬の只中だけど、それに合わせるともっと北の方の地方から来る子が大変、という訳で学院の入学式はあたしの世界と同じ春。

 村の学校は年末で終わったので、この3ヶ月ほどは家事・武術両方のスキルを磨き、友達皆とお別れになるのでなるべく沢山遊んだ。

 荷物を馬車に積んで、お屋敷の外門からは徒歩で出る。

 案の定、クルウを始めとした友達皆と、ウルガさんやオウリア先生。それに、各村から大人のヒトが何人も見送りに来てくれていた。

 あたしはともかく、メルルは将来のこの土地の領主様だからね。

 しっかり勉強して立派な領主様になって欲しいという期待と、長年親しんだ可愛らしいお嬢様が暫く留守にするという寂しさがあるんだと思う。

 メルルは女の子達に順番にハグされて、あたしはクルウ達と握手なんかをして名残を惜しむ。

 …ところでムッカなんだけど、出会った時はあんなに小さかったのに、現在既にガタイが良い。身長もあたしより少し小さいくらい。2つは年下のはずなのに。

 解ってはいたけど、やっぱり親方さん似なのね! まだ子供サイズとは言え、帰ってきたらムキムキの鍛冶屋さんになってるんだろうな!

 いや嫌いじゃないけど。


「気をつけて行けよ。あと、都会のヤツらにいじめられたら、全力でボコってやり返すくらいでいろよ。ナメられたら負けだからな!」

「別にボコるつもりはないけど、ナメられる気も無いわよ」

「まあ、ボコられてもマリヤを敵に回す方が悪いけどね」


 怒らせると怖いから、なんてムッカが笑う。

 そんなに怖いかしら。いやそりゃあ、同年代を相手取って、そうそう物理的に負けるとは思えないけど、例外は何にだってあるし。

 別に記憶継承以外のチートは何も持ってない。あたしは常識的な存在である、種族を除けば。


「あと、ちゃんとメルルの世話してやれよ。あいつホントに結構がさつだし、変な男に引っかかったりとかしたら、この領地のみんなが困るんだから、あだっ?!」

「誰ががさつよ! あんたに言われたくないわ!」


 そしてツンデレガキ大将発言に、耳聡く反応したメルルに頭引っ叩かれるクルウ君である。

 結局、全くもって進展しなかったな、君ら…

 当人同士の問題だし、手伝えとも何も言われてないので、応援も妨害もせず見守ってたけど。何、発破でもかけた方が良かったかしら。

 …でもほら、幼馴染属性として、一端離れて大人になって再会からのロマンスとか王道中の王道だし。良いんじゃないかな。

 3年後が大人かは微妙だが、この世界的に言えば大人だろう。うん。

 男女とも、15歳の成人から結婚は出来るらしいし。婚約だけなら生まれた時からする貴族も居るらしいし。子供にとっては迷惑だけど。


「さて、そろそろ行かなきゃ! ちゃんとお手紙書くからね!」

「うん、待ってる! 帰ってくる時は、お土産もよろしくねっ」


 メルルは最後にミミィとハグをして、村のヒト達に手を振って。

 それから、外門まで見送りに来てくれていた、お父さんとお母さんと、ラビアンさん達へと向き直る。勿論、あたしも。


「それじゃあ、行って来ます!」

「行って来ます。頑張ってお勉強してくるね」

「ええ、いってらっしゃい」

「気をつけて。君達が帰ってくる日を、楽しみにしているよ」


 家族皆にも手を振って。あたしとメルルは、馬車に乗り込む。

 王都までの御者はフェナルさんで、お世話役としてクーニャさんも一緒に来てくれる。

 王都の、学院寮についたら、2人とも3年間お別れだ。

 移動に時間がかかるので、長い休暇なんかの時も戻る事は無さそう。

 近況報告は手紙のみになる。勿論鳥を使えば、数日でやり取りは可能だけど。

 お見送りのヒト達が見えなくなるまで、メルルは馬車の窓から身を乗り出して、ぶんぶんと全力で手を振っていた。


「また王都までの馬車旅ねー。結構疲れるのよね」

「そうですね。マリヤ君、長時間馬車に乗るのは初めてでしょう。気分が悪くなったら、早めに言って下さいね」

「はーい」


 がたごと、と揺れる馬車内でのんびりとしたスピードで流れて行く景色を見る。

 道は石畳で整備されていて、跳ねるような揺れは無いけれど、それでも結構揺れるな。

 4年間毎日のように乗ってるから、さすがに慣れたけど。


「それはそうとフェナルさん、疲れたら御者代わるからね、ていうか代わらせて」

「そりゃ良いですけど、道解んないでしょう坊ちゃん」

「王都までの地図は見たもの。複雑じゃなきゃ大丈夫」

「んじゃ、疲れたら頼みますかね」


 とか言っといて、言わなきゃ代わってくれないだろうけどね。

 それでも一日御者してたら疲れるだろう。分岐の少ない道に差し掛かる頃を見計らって、無理にでも代わってもらうつもりだ。

 ちゃんと御者出来ますよ。キーロさんに免許皆伝貰いました。

 さて、王都まで7日か。……結構かかるわよねえ。

 メルルは二度目だけど、あたしは初めて。

 というかそもそも、クルウとの深夜の山越えを除けばカルネイロ領から出る事すら初めてだ。

 何が待っていますかね。

 何が待ってたとしても、負ける気もへこたれる気もありませんけどね!






 いざ、アニマリア王都へ。

 というわけで、次回から都会の学院編の第2章になります。


 お読み頂いている皆様、ブクマ・評価してくださっている皆様、いつも有難う御座います。

 今後、色々とひと悶着ふた悶着あるかもしれませんが、やっぱり基本的にはのんびりほのぼのとしたノリでやっていくつもりですので、宜しくお願い致します。

 たまには事件的なものも書きたいですけどね!!



(2014/7/10 誤字脱字、他一部表現を修正)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ