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ヒツジさんの執事さん  作者: 美琴
第一章
18/67

18・鍛錬



 異世界に来て、…そういえばこの世界って何て名前だろう? …さておいて、こっちに生まれ変わって早1年と半分弱。

 本格的に目指す将来を決めた所で、まだ子供ながらやる事は実に大量。

 お屋敷を支える執事になるってんだから、一般の子供向けの学校だけで足りる筈もなく、今からラビアンさんについてお手伝いをしつつ仕事を少しずつ覚える。

 クーニャさんやカッツェさんのお手伝いも、前よりは減ったが続けてる。

 学校もちゃんと行ってる。子供なんだからちゃんと遊びなさい、という大人達のありがたい言葉を頂いたので、放課後なんて目一杯遊んでいる。

 無論、朝晩のマラソンは今もしてる。

 寝る前にちょっとだけニードルフェルトでちくちくしてたりする。今はミミィの人形を作っている。どうやらメルル人形の事をラビアンさんが話したらしく、羨ましがったので。白ウサギさんだからメルル毛を使えるしね。まだまだある。

 そんな日常に更にプラスして、学校がお休み期間だったり、友だちが家の手伝いがあるとかで遊べなくて、早く屋敷に帰ってきた時なんかに。

 夕飯の時間まで、お屋敷の守衛さんであり、領主一家の護衛役でもあるフェネック三兄弟にちょいちょい剣を教えて貰う事にした。

 …といっても子供がいきなり剣持たせて貰えるはずもなく、普通に筋トレとかをがっつりやらされております。そりゃそうだ。

 口調はともあれあたしも男、遠慮なくよろしくと言ったら、本気で遠慮なしのメニューを組まれました。

 腹筋背筋腕立て伏せを100回単位なんて、前世ぶりだよ!

 三兄弟も仕事があるので、あたしに訓練つけてくれるのはその日によって違うけど、末弟のギースさんの時はいっちばんキツい。

 彼、一番優しいけれど、一番ド真面目でもあるからね!

 いやもう、…自分で望んだとは言え、こんだけやることギュウギュウ詰めで目まぐるしい時間を送ってるとね……


「毎日楽しくてたまんないね!!」

「……や、タフだな坊ちゃん」

「むしろやる事ナイ方が嫌いだし! 明確な目標のある努力大好きだし! 早いトコ剣持たせて貰いたいしその為には筋力要るし!!」


 一回だけ、持たせてもらったけどね、真剣。

 超重かった。持てない事はないが、振るのは無理だった。

 流石に前世からあわせてもそんなもの持った事はなく、精々修学旅行先で買った木刀、…ちなみにあたしのじゃなくて弟へのお土産、くらいなものだ。

 剣道とかの武道系はやった事ないからね。スポーツは好きだが球技派だったし。

 ギースさん監督の筋トレを終わらせて地面にヘバってたのだが、多少回復して気合入れついでに叫んで起きたら、いつのまにかフェナルさんもいた。


「ギース、お前さあ。坊ちゃんまだ子供だぜ? 俺らがやるような基礎訓練やらせて体でも壊したらどーすんのよ。またクビになんぞ」

「いいえ、マリヤ様がご自分で鍛えたいと望まれたのです。それに対し、真剣にお応えしてこそ思いやりであり忠義です」

「……おめーはよぉ…」


 お兄ちゃんの釘刺しに、ギースさんは全く怯んだ様子も無い。

 ガッチガチである。そういうヒトなんですよ彼は。

 が、厳しくすりゃいいってモンじゃないと、彼はきちんと知っている。

 現に今も、座り込んだあたしに冷たい濡れタオルを渡してくれて、ふうっと落ち着けばお水を差し出してくれる。

 休憩の大切さは、彼も解ってるのだ。フェナルさんが言う程、厳し過ぎない。

 決して途中リタイヤは許されないけど。


「……クビになった事、あるの? ギースさん、すっごい真面目なヒトなのに」

「真面目も真面目、大真面目過ぎんですよ。主の過ちを正してこその使用人とか言って、今まで何人の主人に煙たがられて、やんわり暇を言い渡された事か」

「一度も間違った事をしたと思ってはおりません」

「コレだよ。兄貴は兄貴でヒト付き合いヘッタクソなもんで、主人にいまいち信用されないから雇い先を点々しまくって、とうとう雇ってくれるヒトもいなくなっちまいましたとさ、と」

「フェナルさんは?」

「俺? 俺はこの2人が心配で、とうとう行き遅れちまったってヤツですよ」


 大真面目な顔を崩さないギースさんの隣で、フェナルさんはへらりと笑う。

 長兄のレナードさんは、本当に滅多に喋らない寡黙なヒトだ。うんまあ、誤解されやすいんだろうなって見てて解る、しかもイケメンだが強面。

 フェネックも肉食動物系だろうし、多分都会出身なんだろう、とは思ってたんだけど。

 なんか色々あったんだなあ…


「言っておきますが、兄さんだって前の雇われ先の、あろうことかご主人様の一粒種のお嬢様に手を出しかけ」

「あーーーーーー、きこえねーきこえねー、そんなん知らねーなぁ!」


 ……うん、何かやらかすとしたらそっち系じゃないかなと思ってた。ヒト当たりが良くてヒト懐こい次男さんだからね…

 弟の突っ込みに、あからさまに耳を塞いで大声上げるお兄ちゃん。

 困った兄弟だな、このヒト達は…


「…フェナルさん、メルルに悪い事教えちゃやーよ?」

「しませんて! 大体、あん時は向こうから誘って来」

「ちょっとは反省して下さい、兄さん」

「あだだだだだだ」


 弁解すらも、耳を引っ張られとめられるフェナルさんでしたとさ。

 大人の世界って大変だな。いや、別にあたしはそういう世界を知ってうわーってなるほど子供じゃないですけども。…経験はないけども。

 面白おかしい兄弟コントを眺めていたら、フェナルさんはこほんと咳払いする。


「冗談はさておき、本気で行き場に困ってた俺ら兄弟を纏めて拾ってくれた、領主様には返しきれないご恩がありますから。この家で阿呆なコトなんてしません」

「ええ。ゴーティス様は今までお仕えした中でも最高のご主人様であると、私も思っています。誠心誠意込めて、ご一家に尽くさせて頂く所存です」


 …ああ、それで彼らは兄弟揃ってこの屋敷に勤めてるんだな。

 普通、大人になって独り立ちして、同じような職についたとしてもまとめて一緒になんて、そうそうないだろう。

 なんでかなーと思ってたけど、そういう経緯なんだね。

 へらへらと笑いながらもフェナルさんの声色は真剣で、ギースさんは相変わらずの真面目一直線。

 別に3人とも、悪い事してクビになった訳じゃないもんね。

 …フェナルさんは微妙だが、別に悪いヒトだと思ったことはない。ちょっとだけ軟派なだけだ。


「ん、じゃあこれからも特訓よろしくねー」

「はい、承りました。いつでもお声かけ下さい」

「しかしさ、坊ちゃん。坊ちゃんは執事目指してんでしょ? 剣使う機会なんて、そうそう無いと思うんですがね」

「んー、そうかもだけど。使えるに越したことないかなって」


 確かに、執事が帯剣してるのは、なんか違うとは思う。

 率先して戦うって職種じゃないし。むしろ執務を主に代わって取り仕切るものだからね。護衛はまた別に居るもんだ。


「ほら、大人になってももしかしたら拉致られるかもしれないし。去年は良かったけど、今度はいきなり武器でもって脅されるかもだし」

「あー…。まあ剣の使い方覚えりゃ、その辺の木の枝でも牽制くらいは出来るでしょうしねぇ」

「ね、動きを知ってれば対処もしやすいかもだし。それに、いつだって万が一がないとは限らないもの。自分と、出来ればメルルも一緒に守れるくらいになりたい」


 結構な高望みですが、最悪でも自分とメルルは守りたい。

 平和な世界だけど、何が起こるかわかんないのが人生だ。

 …勿論、いきなり鉄骨落下してくるような事態になったら、どうしようもないとは思いますけどね。あれは無理ゲーだった。

 久々に脳内でプレイバックしてしまい、微妙な気分に陥っていたら、突然ギースさんにがしっと両手を掴まれたというか、握られた。

 何だと改めてみたら、目の前に膝を付いてあたしと目線を合わせたギースさん。


「マリヤ様、ご自分のみならずか弱いご婦人を守ろうとするそのお心、正に紳士の鏡で御座います!」

「…あ、はい」

「私、心より感動致しました! つきましては僭越ながら、私の知る剣術の全てを余すところなくマリヤ様に」

「ギース、ぎぃーーーす。…飛ばしすぎだ、坊ちゃんが引いてる」


 いつになく瞳をキラキラさせてあたしにがぶりよるギースさんの襟首を引っ掴み、フェナルさんが後ろに引っ張って離れさせた。

 そ、そうか、ギースさんは全力のフェミニスト性質も持ってたのね。

 変なスイッチをオンにしてしまったようだ。…いや、いいんだけど。


「…正味の話、剣術覚えるのは反対しませんが、どっちかっつーと服の下に隠せる短剣とか体術メインの方が役に立つと思いますよ。執事が常に帯剣してたら、業務に支障が出る事もあるでしょ」

「うん…それもそうね」

「とはいえ、体術はまだしも、ナイフ関連は俺らよりもウルガさんに指南して貰った方が100倍良いと思いますがね」

「ウルガさん?」


 ウルガさんも強いっぽいとは思うが詳しいことは知らない。

 三兄弟、ウルガさんと仲良かったんだろうか。確かに同じ犬科で近いとは思うけど、この場合あんまり関係ないと思ってた。


「ウルガさんて、強いの?」

「強いも何も、俺ら3人束になっても多分勝てませんて。ぶっちゃけ、剣術だってあのヒトが教えてくれた方が万倍ですよ。悔しいですけど、なんたってあのヒトは元々王都の」

「兄さん!」


 肩を竦ませ、ぺらぺらと語るフェナルさんを、若干焦った声色のギースさんが止めた。

 それでハっとしたように、お兄ちゃんも口を塞いだ。

 続きは? と目線で催促するあたしの方を見ないように、あからさまに視線を泳がせるフェナルさんと、深々と溜息をつくギースさん。

 …なんだ、この空気。


「あー……、…その、坊ちゃん。くれぐれも、俺がそのテの事言ったってのは、ウルガさんには秘密に…」

「……わかったわ」


 よく解らないが、今フェナルさんはとんでもない失言をしたようだ。

 どうやら、あたしの周囲で素性を隠したがってるのはレオンだけって訳じゃないみたい。

 なんか訳ありなんだろう。

 …ただ、少なくとも何らかの罪を犯して高飛びしてきてるんじゃないだろう。そうなら、事情を知っている三兄弟だってもっと違う警戒心を見せる筈。

 良いヒトには違いないよ、あの草食系オトメン狼さんは…




――――――




 そんな話を聞いた数日後。

 学校の昼休みの時間にちょっと抜け出して、ウルガさんのお店に来てみた。

 放課後じゃないのは、放課後だと女子も男子もそれなりの数がお店に居るから、あんまりゆっくり話せないから。

 いや、今も時間はあんまりないから、長話は出来ないけど。


「ウルガさーん」

「お、いらっしゃい。今日は何の買い物だ、マリ坊」

「ううん、買い物じゃないの」


 結構しょっちゅう手芸用の布だの糸だの買いに来るのだが、今日の用事は買い物ではない。

 からんからんという入り口に取り付けられた鈴のやたら軽い音を聞きつつ、声をかければカウンター奥で本を読んでいたらしいウルガさんが挨拶してくれる。

 …あ、紙の本だ。何読んでるんだろう?


「んなら、どうした? なんか相談か?」

「うん。あのね、ウルガさんって強いわよね?」


 単刀直入、ドストレートに尋ねる。

 途端に、普段温厚でヒトの好い雰囲気のウルガさんの瞳が、どこか剣呑な色を含んであたしを伺った。

 …あ、微妙に怖い。


「……誰から聞いたよ、そんなん」

「聞いたっていうか、収穫祭の時にあの誘拐犯の1人をぶっ飛ばして捕まえて、憲兵さんを探して呼んであたしが逃げた先に駆けつけてくれたじゃない」

「ああ」

「一手目でモタついてたら、あんなに早くなかっただろうから、速攻倒せるくらい強いんだろうなって思って」

「なるほど。…それもそーか」


 あたしが理由を述べたら、ウルガさんの雰囲気がちょっと柔らかくなって、普段に近いくらいになった。

 …ど、どうやらよっぽど素性を知られたくないらしい。レオンレベルじゃない。

 これは当人が言うでもない限り、誰かに聞くのも興味本位で探るのもやめた方がよさそうだ。今度こそ、食われるかもしれない。


「あの時、ウルガさんて素手だったでしょ? だったら、こう、体術凄いのかなーって思ったの。教えて欲しいのよ」

「あー、うん…。お坊ちゃまなら守って貰えよと言いたいトコだが、マリ坊はそういう性格じゃねぇからなあ」

「でしょ? むしろ、あたし自身とメルルも一緒に守りたいから。強くなりたいというよりは、守れるようになりたいの。手伝って」


 貴族の子が剣なんかを教わるのはむしろ教養の1つだと思うし。実践的であるかはさておいて。

 あたしはいざという時の対処の為に知りたいので、どっちかというと実践的なものが欲しい。

 将来ずっと平和かもしれないけどね。

 やっておけば良かった! という後悔よりは、やったけど使わなかったね、と笑い話にする方が良いじゃないか。


「んーまあ、別に良いぞ。仕事の合間にちょっと見るくらいなら」

「ホント?!」

「守る為に強くなりたいっつー男は、嫌いじゃねぇからなあ。うん、マリ坊もちゃんと男の子なんだな。姉ちゃんを守る! とか立派な目標持ったじゃねーか」


 よしよし、とあたしを撫でながらウルガさんは口から牙を光らせて笑う。

 やっぱり良いヒトよね、ウルガさんも。

 なんというか、ギースさんと似た方向の騎士道精神を持ってる気がする。女性や子供に優しいものね。


「で、教わりたいのは武器がない時の戦い方、体術とか格闘術か?」

「もし出来るなら、短剣の使い方も。剣はレナードさん達に教わろうと思ってるんだけどね、執事になりたいから帯剣する訳にもいかないし」

「執事…。…まあどこの執事も短剣くらい隠し持ってるだろうし、珍しいこっちゃないか」


 え、そうなのか。

 やっぱり、護衛じゃない使用人でも最悪の事態を予想して、最低限主を守る技術を得るものなのか。

 いやそうじゃなくても、普通に小さい刃物1つ持ってれば、結構便利だからかしらね。手紙開けるとか、紐を切るとか。


「じゃ、今度時間できたら来いな。先ずはどれっくらい動けるか体力とか何か見てからやっから。言っとくけど俺はスパルタだぞー」

「ギースさんくらい?」

「……には、ちと負ける程度の厳しさだ」


 一応聞いたら、ウルガさんは苦笑を浮かべた。

 やっぱり、お互いにどんなヒトなのかしっかり知ってる程度の知り合いなのね。

 ウルガさんが王都に居たってのはチラっと聞けたけど、三兄弟が元々どこに居たのかは聞いてないし、実は同じ雇い主さんの元に居た同僚だったりするのかな。

 三兄弟からの呼び方は『ウルガさん』だったけど。てことは、同僚ではないか。

 ……いや、探るのはやめよう。うっかり知っちゃった時がやや怖い。





 ちなみに、スパルタ度合いではウルガさんもギースさんとタメ張れると思った。

 三兄弟は示し合わせて今は基礎訓練、て事にしているようなのだが。去年から続けてるマラソンとか地道に続けてる筋トレとかの結果、それなりに動けると判断したウルガさんの速攻伝授っぷりがさ!

 刃物は流石にまだ早い、という事になったので体術からでね。

 両親というか主にオウリア先生に心配されるからだろうか、殴られたりはしないんだけど、その。

 …一日一回、宙に投げ出されるのが。

 どーやらウルガさんの方針として、『自分が行っている事で相手にどれだけの痛みを与えているのか』をしっかり認識させたいらしく。

 即ち、覚える技を最低一回喰らう羽目に。

 無論最大限に加減してくれてるけど、痛い。痛いから。痛いことしてるのを理解するのは大事ですけど!

 将来、相手に必要以上の応戦しない為にもね。ただの素手によるパンチだって、場合によっては相手は死ぬ可能性あるんだから。加減を覚える為なんだろう。


「…青アザ増えたわねえ…」

「んー…」


 両親には隠してるけど、メルルにはバレています。

 あたしが彼女に隠すつもりないのもあるけど。


「剣とか短剣使い始めたら、先ず斬られるとかないでしょうね」

「流石に無いと思う」


 大事件だわ、そんなん。

 ただ、怪我する可能性は跳ね上がるだろうなって思う。

 でも相手に怪我させる事を覚えるのだから、自分が怪我する覚悟は持っておいて当然かなあとも思う。

 殺す手段として覚えるつもりなんてありませんよ。

 殺さない為の技術も、間違いなく教わっているから。


「男の子って野蛮なんだから! …とか言わないわよね」

「言わないわよ。だって、違うって解ってるもの」


 普段クルウ達がチャンバラごっこしてたら、必ずメルルはそのセリフは一度は言うのだけれど。

 ここ最近のあたしの『戦える様になる為』の行動を、メルルは一度も止めない。


「マリヤは強くなって相手をバッタバッタ薙ぎ倒したいんじゃないでしょ」

「そうね、そういうのは趣味じゃないわ」

「でしょ。お見通しなんだからね」


 お姉ちゃんだもの。と、えっへんと胸を張って笑うメルルが可愛い。

 でも、その次にはぎゅーっと抱き締められた。


「怪我するのは仕方ないけど、わたしはマリヤが痛いのイヤよ」

「うん」

「だから、出来れば怪我しないでね」

「がんばる」


 上達すれば、青アザ作る回数も怪我をする可能性も下がるだろう。

 挫折という選択肢はないので、後はあたしの努力と才能次第。


「あと、もう一個!」

「うん?」

「ムキムキな執事はイヤだから!!」

「……気をつけます」


 あたしもイヤかな…。

 ビジュアル重視、と言われて頷いた。

 ただでさえ、メルル達みたいな毛皮がないから、筋肉つけ過ぎるとそれがダイレクトに出ちゃうからねえ…

 服でごまかせる程度の、いわゆる細マッチョ? くらいで止めて維持出来るように、細心の注意を払おう。






 マッチョは嫌いだけど、こう、服の上からじゃよく解らないけど触ったらきっちり鍛えられてるんだなーって解るのとか、好きです。


 脳内は女子ですが男子として生きる覚悟はとっくに出来てるので、こういう事を習う事に別に抵抗はないようです。

 むしろ割りと冒険活劇好きなので、剣を振れる世界とか楽しんでる節が。

 相手を殺すような手段としては考えていません。

 どっちかというと、嗜みの一種。

 と言ってしまえる程度には平和な世界であります。戦争なんて、起こらなくなって久しいのです。


 そういえば未だにレナードさんが名前しか出て来てませんが、まあ彼は登場しても喋らんのでいいかなと思ってます。笑。



(2014/7/9 誤字脱字、他一部表現を修正)

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