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ヒツジさんの執事さん  作者: 美琴
第一章
10/67

10・幼馴染



 ひっそりと事件未遂が起こりはしたものの、今年の収穫祭も無事に終わった。

 普通の参加者は裏で起こっていた事なんて知らないが、水面下では色々大変である。

 先ず、あたしを誘拐しようとしたあのトカゲとイグアナは、アニマリアの隣国・鱗人達の住むレプティリアで身を持ち崩し、流れてきたならず者だった。

 レプティリアはアニマリアよりも相当に厳格で高潔なお国柄だそうだ。そんな場所で犯罪に手を染めて高飛びし、他国で養子とは言え領主の子の誘拐未遂を起こし、捕まった…と。

 ゴーティスさんに聞いたところによると、レプティリアからは謝罪と2人の引渡しの要請があったそうだ。恐らくは、アニマリアで裁かれるよりもキツい刑罰になるとのこと。

 という訳で、あの2人に会う事は、二度とないだろう。

 二国の関係の亀裂には至らなかったようなので、それは幸いだ。


 ……が、問題はこれからである。

 一応自覚していたつもりなのだが、あたしはやっぱりこの世界においては絶滅危惧種であり、捕獲して金と暇を持て余す好事家にでも売り飛ばせば一攫千金みたいな珍獣なのだ。

 この村の人々はそんな事を考えないし、多分世間一般の人々もそんな発想するヒトはごく一部であろうが、やっぱりダメな大人は存在する。

 そもそも、売ろうとするヒトがいるって事は、買おうとするヒトだって居る筈だし。

 収穫祭で、あたしがゴーティスさんの領地に居ると言う事を知ったヒトだって居るだろうし。人間を見た事が無いヒトの方が多いから、そうだと認識したヒトがどれだけ居るかは解らないが、少なからず居るだろう。

 と言う事は、今後外からやってきた不審者に、ひょいっと持ってかれる可能性がある。

 無論、素直に持っていかれるつもりはないが。でも、1人で村から離れて歩いている時に、馬車にでもほいっと乗せられたらどうしようもない。

 なので、第一に、1人で人気のない場所に行かない。それは、ゴーティスさん達にも約束させられた。

 後はプルミエ村を初めとした村人達に、見知らぬ外部のヒトを見た場合、すぐに領主に知らせるようにとのお願いがされた。

 三つの村に分かれているとは言っても、普段から交流も多い。村人達みんなが顔見知り、みたいな土地だから、知らないヒトがいればすぐ解る。

 それでも、もしもの時ってのはやっぱりある、とあたしは思う。

 例えばクルウの所に遊びに行くなんてなったら、絶対メルルは来ないし。

 絶対1人になんてならない、というのは多分ムリだ。

 なので、あたしは自衛の手段を持たなければ、と考えるに至った。

 危ないからと言って、屋敷に閉じこもるなんて選択肢は無い。

 だってつまんないし。そんな人生送って何が楽しいんだ。


 そんな訳で、自衛手段の一環として常時水筒を持ち歩くことにした。

 氷魔法を持っている身として、真水は手軽な武器に出来る。

 ムッカのように地面にまいて凍らせるも良し。直接相手にぶっかけて凍らせるも良し。

 後者の場合ちょっと大変なことになるかもしれないが、犯罪者の心配なんかしてたらこっちがやられる。自己防衛が優先だ。

 その水筒を包む為に、布とメルルの羊毛を利用して、キルティング加工みたいにした入れ物を作ってみた。

 多少は保温保冷の役目をしてくれるだろう。主に冬に凍って中身出ないという事態を防ぐ為の物。

 水の魔法を覚えたら凍る心配がないかもだけれど、魔法を二回使うという手間を考えたらこっちの方が扱いやすい気がする。

 後は、まだ戦うことは出来ないが、体力作りに励む決意をした。

 スタミナと瞬発力があれば、逃げ切るという可能性が出てくる。

 その辺りは、普通子供として跳ね回って遊んでいれば自然と身に付くものではあるのだが。この間まで将来的にと思っていたが、必要なので今から始める事にした。

 先ずは基礎体力と、身体操作を思うように出来るようにする。

 即ち。


「ま、まりやぁ~…、…きゅ、きゅーけー、しましょうよぉ~……」

「まだ2周目よー? メルル、夏の間に完全にナマっちゃったんじゃないの?」


 手始めに、朝晩屋敷の周囲をマラソンする事にした。

 屋敷の外周ならば、守衛のフェネックさん達が交代で見ているから突然居なくなっても解るし、何かあれば大声を出せばすぐ誰か来てくれるのでOK、と許可も貰った。

 ついでに夏の間だるだるととろけてアイスを貪っていたメルルは、羊毛であたしには解らないがお肉のコストアップがあったそうで、一緒に走ると言い出した。

 ……なんかその話聞いた時、ジンギスカンが食べたくなった。いや、別にメルルに対して食欲を抱いてはいないけれど、断じて。

 1周半ほど走ったところで、完全にメルルの息が上がって、顎も上を向いていた。

 屋敷の外周は学校の校庭ほどしかないから、…いや充分でかいけど……、最初だし3・4周にしようと思ってたんだけどなあ。

 身体作りだから、一気にキツくするつもりもない。そこはマイペースだ。


「メルルー。いきなり立ち止まらないの。せめてほら、歩いて歩いて」

「うー…」


 ほっといたらぺったり座り込みそうだったのであたしもペースを落とし、ちょっとはや歩きくらいの速度でメルルと並ぶ。

 うーん、ゆっくり走ってるつもりなんだけど、メルルにはキツいのかしら。

 体力作りだから、早くなんて走らないぞ。実際、あたしの方は息も殆ど上がっていない。

 よほどメルルがナマってるのか、コストアップが激しいのか…

 普段から、男の子達と跳ね回るあたしに比べて、女子でお嬢様のメルルの体力が少ないのは当然かもしれないけど。


「もうちょっとゆっくり走りましょうか。ムリしてもいい事ないもの」

「だ、だいじょう、ぶ。ちょっとやすんだら、また走る…!」

「……言っておくけど、一気にがっつり運動しても、体力付くわけじゃないし、体重もへらないのよ、メルル」

「う」


 どちらも日々の積み重ねであって、一気にキツい事すれば一気に減るもんでもない。

 減ったとしても、それは健康的ではない。リバウンド必至じゃないかしら。

 あたしだって一日二日でなんとかなると思ってない。将来的に、数年計画で身体を作って自衛が出来る様になる為の基礎体力作りだし。

 そのうち、ウルガさんや守衛さん達や憲兵さんにお願いして、戦い方習ったろかとも思っている。それは一年みっちり基礎体力作って、それから筋トレしてその後という脳内予定。

 さておき、メルルは体重気にするのは乙女として当然として、若干ムキになってる気がする。

 ……もしかして。


「メルル。もしかして、クルウになんか言われた?」


 ウォーキング状態に移行してから尋ねてみたら、ものすっごい渋い顔をして、頷いた。

 あの子は……

 そりゃあ、あの年頃の男の子が、女の子の地雷が何処にあるのかなんて理解してないだろうけど。


「あのバカ…、あのバカ、……いきなり『さいきん、メルル太ったよな』とか言い出して! ムカつく! そりゃちょっと、ちょっとだけ、ふえたかもしれないけど! 太ったってほど太ってなんかいないもん!!」


 …でも、一緒にマラソンするって言い出したくらいだから、自覚はあるのね…

 というか、このもふもふ羊毛の下の本体の増量を察するとか、クルウの観察眼はどういう事になっているのかしら…


「あー、まあ言って良いコトと悪いコトが、あるわよねえ…」

「ホントよ! あいつ、むかしっからそうなのよ! むっかつく! だいっきらい!!」

「……なんかあったの?」


 あたしが来るより前からメルルは村の学校に行っていたし、当然クルウとも幼馴染のようなものの筈だ。

 この口ぶりだと、数年来の仲の悪さがあるようだけど。

 …あたしの中ではメルルは勿論良い子だし、クルウだって良い子なのに。どっちもちょっと素直では…いやあたしから見れば素直だが、子供視点で見れば素直じゃない。

 随分と息の整ったメルルは、力が入ってるのかぷるぷると身体を震わせ、くわっと瞳を見開いた。


「あいつ!! 初めて会った時、わたしのコト『うちで飼ってるヒツジににてるな』なんて言ったのよ?! ありえないでしょ?! ホント失礼よ!!」

「…………。…うん、そうね」


 力説するメルルから、思わず視線を逸らした。

 ごめんメルル…。口にした事ないけれど、あたしも初対面から今でも度々羊さんって心の中では言ったりしてる…。

 というか、あの、貴方達の間では動物に似てるって悪口なの? どう見ても見た目は二足歩行と四足歩行の差くらいしかないんだけど、似てるという認識は無いの?

 ともあれ、メルルに嫌われるのはイヤなので、今後も彼女に対して『羊さん』という単語だけは固く封印しておく事を決意して。

 その後もメルルに合わせたスピードのマラソンを何周かこなし、真面目にやると相当疲れるが効果が高いという、前世の世界のラジオ体操を第2までうろ覚えだがしっかりとこなして、一日のお手伝いを始めるというスケジュールにした。

 メルルは、体操でも若干体力切れを起こしていた。

 …もうちょっと体力つけましょうね、お嬢様。




――――――




 お屋敷のお手伝いは継続しているが、時々遊びに行くついでにクルウの牧場のお手伝いをしていたりする。

 収穫祭のお手伝いをした時に、随分とクルウの両親に気に入られたので。

 …あたしを助ける為とは言え、堆肥に使うのであろう牛糞を若干無駄にしたり、小麦粉ぶちまけたりしたので、そのお詫びも兼ねている。

 気風の良いご夫妻は、気にする事じゃないと笑っていたけどね。

 あと、やっぱり牧場の仕事は力仕事が多いので、体力が付くかなと思って。

 今日も馬房の掃除と馬達の餌やりを手伝った後、ブラッシングをしていたりする。

 後で、クルウのお兄ちゃん監視の元、馬の乗り方を教えてもらう予定だ。これも身体を鍛える一環になるだろう。確か、乗馬は水泳みたいに全身運動だから結構良いって聞いた覚えがある。そんな健康器具もあったし…

 まあ、1人で乗れるようになるのは当面先だろうけどね!!


「ねー…クルウ」

「なんだ?」


 何日か通ってお世話をしてあげると、馬は覚えてくれる。

 もっともっとと言わんばかりに頭を擦り付けてくるお馬さんをよしよししてあげながら、先日メルルとした会話を思い出し、別の馬をブラッシングしていたクルウに声をかけた。


「メルルに、太ったなーとか言ったんですって?」

「? それがどうした?」

「どうしたって…。…女の子はデリケートなんだから、そんなコト言っちゃダメよ」

「でも、ほっといたらぶっくぶくになっちまうだろ? だったら、言ってやった方がメルルの為じゃんか」


 …いや、そうなんだけどね…

 女子は誰しも、常に自分の体重は気にしてるわよ…。ただ、気にしているだけで、向き合う事をしているかというと、目を瞑る女子も居るけども。

 そういう意味では、多少失礼な発言してでも発破かけるのは悪いとは言わない。言わないが、大抵の場合指摘されると女子はキレる。これ以上仲悪くなってどうするんだ。

 あたしは発破かける以前に、メルルのコストアップに気付いていなかったが。


「クルウとメルルが仲悪いのは今更だけど、あたしは出来れば仲良くして欲しいんだけどなー…。顔合わせれば、喧嘩ばっかりして」

「仕方ねーだろ、いっつもあいつがつっかかってくんだから。お嬢サマって気むずかしーよなあ、何言っても怒るんだぜ?」

「まあクルウは元々口悪いけどねえ…。ほめたコトとかあるの?」

「あるよ、オレだって最初っからひでぇコトなんか言わないし」

「初日にいきなり人の髪ひっぱったのは、ドコの誰」

「あれはっ、お前はいつまでたっても、女とばっか話してるから…」


 むー、っと口尖らせるのは可愛いんだけどねぇ…

 痛かったんだぞ、あれ。別に怒ってないけども。

 ……って、あれ。

 今の話は、まさか。


「…クルウ。メルルに、最初なんて言ってほめたの?」

「うちで飼ってる羊みたいで、ふわふわしててカワイイなーって」


 …………。ああ、うん。

 その、なんだ。

 メルルの記憶と認識がズレているのか、クルウの発言がきちんとしていなかったのか。

 クルウの性格から言って、ちゃんと『カワイイ』までは言ってないような。言ったとして、メルルが褒め言葉と認識したかも微妙だけど。


「……それ、ほめ言葉なの?」

「ほめてるよ! なんだよ、羊ちょーカワイイだろ?!」

「いや認めるけど。女子が羊と同格あつかいされて、よろこぶかというと…」

「そうなんだよ、あいつらマジわかんねー! ちゃんとほめたのに、とつぜん怒り出しやがって! あまつさえオレのコト、牧場のバカネズミ! とか言いやがって!!」

「……それ、貶し言葉なの?」

「けなしてるだろ!! ネズミだぞ?! 羊とちがうんだぞ、害獣だぞ?!」


 …………ごめん、もう基準がわからない…。

 あと、あたしもクルウをネズミだと何度も思ってるわ。

 そっちも、今後とも封印する決意を固めた。

 それにしても、少なくともメルルのネズミ発言は悪口だが、クルウは元々メルルが嫌いな訳ではなく、羊発言もむしろ好意だったようだ。

 言葉なんて、受け取り手次第だけどね……

 そしてこじれにこじれて、現在の喧嘩友達状態に到着するのか……

 気は合うと思うんだけどなあ。間違いなく。ちょいちょい良い連携を取ってたりするし。

 ……っていうか、待て。このガキ大将が、初対面で女の子を褒めたって、それって結構凄い事じゃないのか。


「…ねえ。もしかして、初日にあたしの髪をひっぱったのって、女子とずっと一緒に居たからじゃなくて、メルルと…」

「わーーっ!! ち、ちげーし!! そういうんじゃねーし!! かんちがいすんな!!」


 カマかけてみたら、いともあっさり引っかかり、真っ赤になってぶんぶん両手を振るクルウ君である。

 ……うん。そうじゃないかなーって思ってた。

 アレよね。小学生によくある、気になる子にちょっかいかけちゃう系ね。意地悪しちゃうとかそういういつものパターンね。

 あれも好きだからいじめるんじゃなくて、好きな子にどう話しかけたらいいか解らなくて、短絡的に接触できる手段に走っちゃうからなんだろうなあ。

 今なら多少は理解出来る。

 が、子供のそういう複雑さを、同じ子供は理解しないんだよねえ…


「うんまあ、がんばれ友よ。あたしはけっこうお似合いだと思うわ」

「だからちげーし!!」

「とりあえず、体重に関しては今後言わない方がいいわよー。メルルのためにはなるけれど、クルウのためにならない」


 こういう関係の常として、メルルはクルウに『だいっきらい』発言してたし。

 もしかしたら、数年後には良い喧嘩ップルになってるかも知れないが。それはそれでいいんじゃないだろうか、別に止める理由も無い。

 ……領主の娘と、牧場の息子は格差婚になるんだろうか?

 出来れば駆け落ちだけはやめて貰いたい。そう言う事になるんなら、円満解決出来るように全力をつくすので…。

 …いや、メルルがクルウを許さない限り、ならない気もする。

 幼い頃の男の子が女の子を気にしていじめちゃった系でうまくいくのなんて、それこそ二次元に限定されるような気が。

 実際、あたしの友人にも、それだったかは知らないが子供の頃男子に苛められて、極度の男嫌いになった子もいたし。…その子にあたしが告白されたが、それはもう良い思い出だ。

 ……ま、それに関しては第三者として、暖かく見守るか。


「それより、馬の乗り方教えてくれるのよね?」

「むー…。まあ、いいや。こないだっからマリヤが世話してるそいつ、だいぶなれたみたいだから、乗せてやんよ」

「ああ、この子なのね。よろしくね」


 挨拶をしてみたら、解っているのかいないのか、ブルルっと一声鳴いた。馬は頭が良いって言うし、解ってるのかな。

 とりあえず、顔は覚えてくれたようだし、警戒もされてないし。

 今後の為も考えて、手綱や鞍、鐙の装着の仕方の辺りからみっちり教えてもらう事にした。

 先ずは乗り降りの仕方と、落ちた時の対処法とかか…

 障害走とかするでもなし。極普通に歩いて時に走らせることが出来れば、それで充分…


「よーし! いいかマリヤ、再来年の春には、いっちばん高いヤツを飛べるようになるのが目標だからな!!」

「へっ」

「やるからには、トコトンだ! だいじょーぶ、オレや兄ちゃんがトックンしてやるから!」


 すっごい良い笑顔でサムズアップするクルウ。監督に来てくれたらしいお兄さんも、うんうんと腕を組んで頷いている。

 ……しまった、体育会系家族…!

 い、いやまあ確かに、車なんて無い世界だから、長距離移動するとなれば、馬か馬車になる。そう考えれば乗馬スキルを会得しておくことは非常に有意義だが、何故障害越えをする必要があるのか…!!

 と聞いてみたところ、『急ぎの時は、障害物を迂回するより越えた方が早い』とのコト。例えば倒木とか、ちょっとした小川とか。

 尤もだったので、それ以上言い返さず特訓して貰う事にする。

 ……ところで、初心者が乗馬を長時間すると、内モモどころか全身が超筋肉痛になったりお尻が擦れて超痛い、って事になるので注意した方がいいと思った。

 そのうち上達すれば、筋肉痛なんてならないらしいけども。






 身体を鍛える事にしました。

 マリヤさんは年相応の、極々普通の子供なもので。基礎能力はそれなりですが、誰だって鍛えなければ宝の持ち腐れ。


 マリヤさんに恋愛的なロマンス成分はありませんので、その辺はメルルに任せてます。

 クルウとくっつくかどうかは、知りませんけど。というか決めてませんけど。

 真の重要キャラは未だに出て来ていません。あかん。



(2014/7/7 誤字脱字、他一部表現を修正)

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