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夏生詩集2

ひとさじの優しさ

作者: 夏生

微笑みをひとさじ

挨拶をひとさじ


ごめんなさい、を

ひとさじ

ありがとう、を

ひとさじ



お金よりも

能力よりも


ほんのひとさじの優しさで

救われることがあるのです


ひとさじでも、優しさには

力があります


あれこれ考えすぎて

心がかちかちに固まって


ひとさじの優しさも

引き出せない時は


自分のことは鞄の中にでも

しまっておいて


その人のことに

心を少しゆっくり動かしてみます

焦ると空回りしてしまいますから


言葉より行動か

行動より言葉か

その両方か


不思議と見えてきます


特別なことは出来なくても

ほんのひとさじの優しさで

心開くことがあります









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― 新着の感想 ―
[良い点] ひとさじ という単語さえ温もりを感じました。 ありがとうを一言 よりも ありがとうをひとさじ なんだか調味料みたいですね!
[良い点] 全体的に、温かみのある詩でした。 ひとさじ、という表現に家庭的な温かみを 感じることができました。 優しい気持ちになれます。
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