半分こな恋人〜たこ焼きとキムチご飯〜
蜜柑(24)彼女
檸檬(24)彼氏
ベランダにある小さな盆栽から赤い紅葉が一枚落ちた。
二人の休日が重なる木曜日。
同じベッド。
朝目が覚めると二人は目を見合わせて頷いた。
ささっと支度をして家を出た。
しばらくして帰って来る。
二人はなにやら買い物をしてきたようだ。
同棲をしている小さなアパートにはソファと、
木目調のローテーブルがある。
その上に檸檬がガサッとビニール袋を置き、中身を取り出し、箸を用意する。
そして、ペットボトルのお茶をコップに入れる。
蜜柑は冷凍庫から冷凍のご飯を取り出してレンジでチンをする。
温めている間に茶碗とスプーンとキムチを取り出す。
チン!
レンジの扉を開けてご飯を茶碗に入れ、その上にキムチをスプーンでペンっと乗せた。
蜜柑は小盛り、檸檬は大盛りだ。
ソファに並んで座る。
「「いただきます!」」
10個入りのたこ焼きは半分こ。
ソースとマヨネーズとおかかがかかったシンプルなたこ焼き。
たこ焼きをおかずにご飯、時々キムチ。
たこ焼き、ご飯、キムチ。
たこ焼き、ご飯、キムチ。
たこ焼き、ご飯、キムチ。
二人は無言で食べ進める。
そして。手を合わせ。
パンッ!
「「ごちそうさまでした!」」
たこ焼きとキムチご飯を食べたの後の温かいお茶。
ベランダには紅葉が太陽に照らされている。
蜜柑「また半分こしようね。」
檸檬「うん。」
二人で日向ぼっこ。
秋の醍醐味を満喫中です。




