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アレク・プランタン  作者: イチロー
33/68

033 金魔法

第3部幼年編

第1章前期教会学校編


「お帰りーアレク君、アンナちゃん、芋茹でたから食べてきな」


「「わーい!おばさん、ごちそうさまー」」


教会学校の帰り。

ジャンの家でアンナと3人、茹でたての芋をもらって食べる。

俺はチャンおじさんにもらった鉄の塊とドラゴンの魔石の欠けらを机に置いて芋を食べる。


「アレクは変なことやってるよねー」


興味もなさげに魔石の欠けらや鉄の塊を机の上でぐるぐると廻すアンナ。


「そっちは毎日ニギニギしてたらだんだん魔力がつくらしいぞ」


「「ふーん」」


「こっちはチャンおじさんに貰った。毎日触ってたら金のスキルが身につくかもって」


「「ふーん」」


アンナもジャンも明後日の方向を向きながら

。2人とも俺の説明にはまるで興味がないようだ。


「まあアレクは変人だしな」


ワハハー


ジャンが笑いながら鉄の塊を手にする。

すると鉄の塊がゴムのように伸びたり縮んだりと変化した。


「えーっ!ジャン、おまえ何やってんだ?」


「えっ?」


「それだよ。ビヨーンって。俺が触っててもビクともしないぞコレ!」


「あー俺も父さんと同じ金のスキルがあるからな」


こともなげに言いながらジャンが触る鉄の塊は、まるでゴムや粘土のように伸び縮みをした。


「ジャン、どうやったらそんなことができるんだ?教えてくれよ!」


「どうやったらって、何も考えてねーよ!だいたい俺にそんなの難しくて説明できるか!できるもんはできるとしか言えねーよ!」


「‥‥それか!!」


ジャンの言葉がまるで天啓のように俺の頭に閃きを落とす。


「できるもんはできる!」


ジャンの言う通りかもしれない。

もちろん思考やイメージは大事だ。でもマリア母さんのファイアも、俺が初めて覚えた突貫もいざ出来てしまえば何の疑いもなく「自然」にできる。


そうか!


「できるかな?」「できないかな?」じゃないんだ!


「できるもんはできる!」


よし!


「ジャン、俺に貸してくれ」


ジャンから鉄の塊を受け取る。

左手で掴んで右手で伸ばすようにして‥。


(俺はできる!あとはチューインガムを伸ばすイメージだ)


ビョーン


「「おおー!」」


「アレクできるじゃねーか!」


「アレクすごーいっ!」


「あはは、できた!できた!」





突貫、火の生活魔法に続いて俺が金の生活魔法を修得した瞬間だった。


次回土魔法 10/21 13:00予定

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