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アレク・プランタン  作者: イチロー
21/68

021 対策

第1章転生編

第1部辺境伯の子編


翌日から。

俺はこれまでと変わらぬ毎日の行動をした。

継母のオリビアと弟のシリウスに虐められ、家宰のアダムに冷遇されて…。

そしてかならず1日1回は厩に遊びに行く体でマシュー爺から解毒薬を貰って飲んだ。

厩でさらに薬師のルキアさんから指示された不味い液体も飲んでいる。これはかなり苦くて不味い液体だ。

ルキアさん曰く、この液体を飲む内にだんだんと黄土色の色素が全身に広がり、不健康に見えるんだそうだ。

身体に害は無いそうだけど。

みかんを食べ過ぎた翌朝、手が黄色くなるみたいなものかな。

メイドのタマは俺が食べた食器を下げる際、その食器やグラスに残るものをこそっそり採っている。

これを毒物を検出する紙に浸すらしい。リトマス試験紙のようだな。

さらに違う毒物が混入しないように。

これも薬師のルキアさんから。


俺は、毒が入っていると想定されるものを飲んだり食べたり、平然と口に入れるのは辛かった。


「食べられるだけ、感謝しなさい!」

「役立たずの兄上も食べることだけは一人前だな」

「そうおっしゃいますなシリウス様。ショーン様は食べるくらいしか仕事がありませぬ故。」

フフフ

ギャハハ

ワッハハ


毎日続く継母のオリビアの罵倒も、弟のシリウスの嘲りも、家宰のアダムの嫌みも辛かった。

が、俺は泣かずになんとか耐えられていた。


(俺には仲間がいるんだ!)


これまでには無かった心の支えが俺にはあったからだ。





それからしばらく後。

頃合いとみたルキアさんからの指示を受けて。


全身が黄土色となった俺は倒れた。


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