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52.酒の肴は…
金沢発15時01分。かがやき534号が定刻通り上野へ向けて出発。
座席は必然的に往路と同じ組み合わせ。
乗車と同時に毎度お馴染みのプルトップを開ける音。
「これ食べようぜ。一人二本ずつね」
組長が取り出したのは近江町市場で買ったドジョウの蒲焼き串。グロテスクな見た目に女性陣は恐る恐る口にする。
「あ、美味しい」
「そうでしょう!」
と、ドヤ顔の組長。
旅の疲れもあったのだけれど、美味い肴があれば酒も進むはずが…。
金沢発15時01分。かがやき534号が定刻通り上野へ向けて出発。
座席は必然的に往路と同じ組み合わせ。
乗車と同時に毎度お馴染みのプルトップを開ける音。
「これ食べようぜ。一人二本ずつね」
組長が取り出したのは近江町市場で買ったドジョウの蒲焼き串。グロテスクな見た目に女性陣は恐る恐る口にする。
「あ、美味しい」
「そうでしょう!」
と、ドヤ顔の組長。
旅の疲れもあったのだけれど、美味い肴があれば酒も進むはずが…。
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