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18.兼六園②
行く先々で小松の姿が無い。辺りを見回すと、ベンチでひっくり返っている。
「いや、本当に眠いだけだから」
そうは言うものの、心配になる。同時にこいつ何しに来てるんだと呆れる。
そして、もう一人。気ままに動き回るペコ隊長。
「好きなの」
園内のいたるところに見られる苔。その苔を観察しているかのようにじっと見ている。ある意味、微笑ましいのだけれど、隊長が進まなければ皆も進まない。
組長や小松にはむしろありがたいか。
行く先々で小松の姿が無い。辺りを見回すと、ベンチでひっくり返っている。
「いや、本当に眠いだけだから」
そうは言うものの、心配になる。同時にこいつ何しに来てるんだと呆れる。
そして、もう一人。気ままに動き回るペコ隊長。
「好きなの」
園内のいたるところに見られる苔。その苔を観察しているかのようにじっと見ている。ある意味、微笑ましいのだけれど、隊長が進まなければ皆も進まない。
組長や小松にはむしろありがたいか。
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