登録しました。
ストック無くなったので、勢いで書きました…。誤字多そう…。
門をくぐると、体育館ほどの空間に、丸型の机と椅子。そこに、様々な人々が各々が飲み物飲んで談笑をしたり、大きな声を張り上げている者もいる。
両脇にコの字カウンターがあって、そこに美人な受付のお姉さんが各机に、3人ずついた。
お姉さんたちの後ろは、右側はいろんな紙のはられたボードが、左側のカウンターの後ろは、大きな扉がある。カウンターの横には計4つの扉があって、時々人の出入りがある。
上を見れば、体育館の屋根にあたる辺りから吹き抜けになっていた。吹き抜けの空間は大きくなっているのか、外で見た門より明らかに高い。空間を囲むように、そこには、窓が張ってあり、多分13階ぐらいあるかな?(もちろん、今いる、階層を除いてだが…。)
さて、お姉さんに話しかけますかね?なんでって?そりゃあ、美人が、こっち見てるんですよ、目が合いましたもん。勘違いが始まってる?いえいえ、あ、あの子俺のこと好きだなとか、思ってませんよ?
純粋にはよこっち来いって、目で訴えてくるんですよ。怖いわ?!何?なんか俺、しました?
「えーと…。」
「本日はどのようなご用件でしょうか?」
ご用件?!いや、あんたがこっち来なさいって顔してたから来たんですよ?!とは、言えない。だって、言ったら、なんか消されそう…。
俺は、そんな愚行はしないぜ!!
「すみません。ここは、どこでしょう?」
「えっ?ユニ様から何も聞いてないのでしょうか?」
「え?ユニ様って誰ですか?」
「はい?あの…、見習いの方ですよね?」
「見習い?ああ、眷属の見習いですね。」
「ですよね、方舟から、降りてきましたしね。」
どうやら、さっきの船が方舟で、見習いはみんなあれから降りてくるらしい。
「すみません。説明の際にいろいろあって、聞いてなかったんですよ。いろいろ教えてくれませんか?」
「いろいろですか?他の方はそんなこと言っておりませんでしたが…。まぁ、いいでしょう。ここは、8番区“始まりの門”です。ここで、個人登録をしていただきます。皆様には、S~Gの階級が与えらます。階級は、見習い様方は、各自の試練をクリアしていただくことで上がります。階級が上がる毎に行けるダンジョンや、区が増えたりしますので、頑張ってください。ここまでよろしいですか?」
ふむ、なるほど。特に問題ないかな?
「ええ、大丈夫です。」
「そうですか。では次に見習い様方には、こちらに拠点を用意してありますので、後程ご利用してください。」
「へー、拠点ですか?そこで何ができるんですか?」
「主に、就寝。それと手に入れたものを預けたりできます。あ、お金も預けれますよ。ご本人にしか利用できませんので、悪用もされません。」
ふむ、なるべく、物は預けておこう。落としたり、盗まれたくないしな。
「では、登録をしましょう。ここに、手を置いていただけますか?」
そうして出されたのは、四角い板。なにこれ?
「これに、手を置いていただくと、あなた様の情報を記憶し、カードとして発行いたします。紛失いたしますと、再発行できますけど、お金がかかります。」
「お金の価値ってどんなもんなの?」
「そうですね。あなた様が分かりやすい貨幣基準ですと、10ギル=1円でしょうか?再発行は1000ギルです。」
「ありがとうございます。」
100円ですか…。失くさないようにしないと…。
俺は、お礼を言いながら四角い板に手を乗せた。直後、板がちょっと発光した。
「はい、登録が完了いたしました。こちらがあなたのカードです。」
そうして渡されたのは、白色のカードだった。どうやら、階級が上がる毎に色が変わるらしい。白→茶→青→緑→黄→橙→赤→黒といった具合らしい。
「こちらが、拠点の鍵です。鍵をカードに差し込むと拠点に入ります。」
「ありがとうございました。早速拠点に行って、休ませてもらいますね。」
そうして、お辞儀をして、カードに鍵を挿し込もう…。えっと、挿し込む穴ないですが…。こ、これは、どうすべきだろう?分かれてすぐ聞きに行くのは…。ええい、挿し込むのだそうなのだ。それならば、実際に挿せばよいのだよ。カードに鍵の先端を当てるとどんどん鍵が吸い込まれていく。あっ、止まった。ええと、回せばいいのかな?えいっと。
すると、視界が暗くなり一瞬の浮遊感の後、また視界が明るくなった。正面には龍の像。後ろは一際大きな扉。左右に伸びる廊下。廊下は片側がすべてガラス張りで、もう片方にドアが一定間隔で並んでいた。ガラス張りから外を見ると、下には、先ほどいた場所であるのが見て取れた。つまり、ここは先ほどの吹き抜けの上層の場所らしい。
さて、俺の部屋はどこですかね?
感想、誤字脱字報告、お待ちしております。
今後、不定期更新になります。多分、2,3か月ぐらい空きます。すみません。