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立浜高校探偵部  作者: 中上炎
外典
84/93

ホームズ対ホームズ!①

 吹き荒ぶ木枯らしにあたったのか、川沿いの銀杏並木は紅葉どころか葉っぱそのものを失ってしまって久しい。四角い窓から見える川辺には鳥や魚の姿も見えない。きっと物凄い寒さに耐えるため、暖かい巣に戻っているんだろう。


 ……気がつけば。思わずそんなことを考えてしまっていた。落ち着け、僕。もしかしてお外の冷たい世界を生きる生き物に感情移入してしまったのだろうか……?


 ありうるぅ。なにしろ、僕は久しぶりにちと先輩と会えて、とてつもなくハッピーだったのだ! ……さっきまでは。そう、久しぶりに会えたというのに、何故かちょっとだけ素っ気ないちと先輩を見るまでは。


 ――しくしく、どういうことですか先輩!? 僕、何か悪いことをしましたか!?


 なんて尋ねる度胸も無くて……今に至る。そして、ちと先輩の暖かいリムジンに乗り込んだ僕は、微妙な沈黙から逃避するように外の景色へと思いを馳せてしまっていた。


 2月29日。4年に1回しか巡ってこない珍しい日は、幸運なことに日曜日だった。既に第一志望だったちと先輩と同じ大学への進学を決めた僕は、折しもどうにか立ち上げた勉強会を無事完遂させ、参加者も進路が決定し、バックアップしてくれた校長先生や寺島理事にも顔向けできた。もちろん探偵部の方もモモちゃんとカルちゃんに大事なことは全部伝えたし、生徒会の方も引き継ぎは全て済ませてきた……と思う。


 うん、我ながら、よく頑張った。これで高校生活の心残りは……やっぱりちと先輩関係なんだよね。そりゃあ高校生と大学生じゃ違うだろうけど……そもそも生まれも違うけど……


 「リョウっちリョウっち! さっきから窓の外見てるけど、何か面白いものでもあるの?」

 「そうですよ春先輩! 後ろで後輩の美少女2人が退屈してるんです、こっちを構ってくれるのが筋じゃないですかー」


 そうそう、必死なあまり思わず忘れていたけど、今回は僕だけじゃ無くモモちゃんやカルちゃんも一緒だ。私服姿の2人はとても賑やかで、さっきからずっと喋り続けている。


 ……僕の隣に座っているちと先輩とは対照的だ。


 行き場の無くなった僕は、逃げるように後ろでぶーたれてる後輩達を構ってあげることにした。


 「まぁまぁ。せっかく才賀先輩が僕達探偵部をホームパーティーに誘ってくれたんだよ。でも、才賀先輩は意味も無くそんなことをする人じゃない――」

 「――だけれど、もし依頼ならホームパーティーなんて形を取るのはおかしい、謎だ。春先輩はそう言いたいわけなんですね?」


 その通り。


 僕がそこでチラリと後ろに視線を向ければ、慌てたカルちゃんが姿勢とまくれていたスカートの裾を直すところだった。その拍子にカルちゃんの手からスマホが転がり落ちる。デフォルメされた天使の女の子が(>▽<)! みたいな顔で特大のハートを持ってるカバーは、いかにもカルちゃんらしい。たしかペンギーグッズで……モモちゃんとお揃いだったはず。


 ……ギリギリ見えなかったなぁ。あ、いや、それはともかく。


 落ち着け僕。今の隣には、愛するちと先輩がいるんだから。


 「つまり、リョウっちは不審な行動を取るおっさんの動機を推察していた、と」

 「うん……まぁ、そういう感じ」


 ふむふむと腕を組んで頷くモモちゃん。もちろん才賀先輩の家は運転手付のリムジンを常備するほどお金持ちじゃない。これは迎えに来てくれたちと先輩の車だし、運転してるのも先輩付きの梅谷さんだ。


 リムジンが優美な軌道で交差点を曲がって川沿いから離れていく。どうやら才賀先輩の家はこの先の閑静な住宅地にあるようだ。


 「……意外と、大したことない用件だったりして」


 モモちゃんの呟きにカルちゃんがまさか、と否定する。そのまま物思いに耽っているちと先輩を尻目に3人であーでもないこーでもないと話し合っていると、リムジンはいかにもアメリカンなスタイルの住宅へと滑り込んでいた。


 紺色の三角屋根の下に白い柵と芝生で囲まれた、大きな大きな2階建ての一軒家。正面から見ると、窓だけでも10個はある。しかも家だけでもかなり大きいのに、その隣にはそれと同じ程度の広さのお庭とガレージまで。


 ……大学の先生って、儲かるんだなぁ。敷地だけでも他の一軒家の2倍はありそうだし。


 この時の僕は、まだ呑気にそんなことを考えていた。モモちゃんの何気ない囁きが、実はもっとも真実を言い当てていて……それ故に僕は負けられない勝負へとなだれ込んでしまったのである……!




 ……結論から言うと、大したことない用件でした。


 才賀先輩の豪邸で豪勢かつ豪快な食事を食べて、みんなで騒いで、そこまでは良かった。ちと先輩も大分機嫌を取り戻してくれたし、なんと、見せつけるようにあーんと大きなローストチキンを手ずから食べさせてくれたり。さっきまでの悩んだような空気はあっという間に消え去っていく。


 だけども、久しぶりの大騒ぎは楽しくて、時間が過ぎるのもあっという間だった。大きな部屋の内装は西部劇に出てきそうな、木でできたアメリカンスタイル。心地よい暖かさと薄暗さに包まれている。なんと、古いジュークボックス(もちろんちゃんと動く、っていうかモモちゃんが動かした)や、ビリヤード台まであって、天井には扇風機(小洒落た料理店に行くとぶら下がってるやつ。名前が分からない……)みたいのまで回っている。


 そこで才賀先輩にビリヤードのやり方を教えてもらったり……紫先輩がプースカフェというやたらカラフルなカクテルを作ろうとしては、案の定失敗して青紫色の何かが完成したり……それを一口味見したカルちゃんが盛大に吹き出したり……


 問題はその後の余興だ。ジュースを持って飲めや歌えの大騒ぎの僕達を前に、才賀先輩は嫌な顔1つせず、代わりに1人で飲んでいたブランデーをくいと呷り――


 「ところで、春茅は森亜を倒し、神代を継いだわけだが……生き残った俺とはどっちが強いんだろうな?」


 ――その一言が、会場の注意が一斉に引き寄せた。


 最初に口を挟んだのは……紫先輩。どうやら下戸らしくあまりお酒を飲んでいない。服装も落ち着いた私服で……どこか立浜高校の制服を思い起こす青っぽいコーデ。


 「あなた……駄目ですよ。春茅君も百花ちゃんも頼もしい子ですけど……あなたとは年季が違いますし」


 ……うん、まぁ僕もそう思う。僕はまだ18年しか生きてないのに対し、才賀先輩は……年齢不詳だけど30歳くらいな筈。その間、苦労の連続を潜り抜けてきているわけだ。


 だけれど、それに勢いよく反応したのが……モモちゃんだった。あくまで”お客様”として澄ましているカルちゃんやちと先輩と違って、モモちゃんはこういう時全然遠慮しない。


 「そうそう! おっさんも、おっさんなんだから、そろそろ現実を認めて後進に譲らないとね……!」


 ピシリと空気が固まる。だって才賀先輩はモモちゃんの”おっさん”の響きに表情を引き攣らせていて――


 「そ、それはッ! 私がおばさんになったってことですか~!?」


 ――涙目になった紫先輩が食って掛かっていた。僕も才賀先輩も、もちろんカルちゃんも、止めるのが間に合わない。あぁ、ちと先輩ですら諦めたのか明後日の方向を向いて思案顔だ。


 一瞬だけ、モモちゃんはしまった、と言わんばかりの表情を浮かべ……


 「た、たしかに最近学生の頃と比べてお化粧のノリも良くなくなったですし、あの人がデートに誘ってくれる頻度も少なくなりました! プレゼントも装飾品よりは実用品が中心になったし、はっ! そう言えば寝室で求められる回数も――」

 「――もういい、お前は頼むから隅っこで大人しくしていろ……」

 「そんな~!? 私だってまだまだ小娘には負けませんよ~!?」


 また空気が固まった。偶然か必然か、紫先輩が“小”娘と言ったときの視線は思いっきりモモちゃんに向いていたわけで……


 モモちゃんは……思わぬカウンターをくらって不気味な笑顔を浮かべながら憤っている。


 「ふ、ふふふ……小娘……? 叔母さん……言ってはいけないことを……」

 「――ッ!? お、おば!?」


 カウンターにカウンターを食らわせるモモちゃん。連鎖的に悪化していく状況。僕もカルちゃんもオロオロするばかりで何もできない。才賀先輩ですら疲れたように頭を抱えていて――


 「……話は分かった」

 「あ、ちと先輩!」


 一触即発。だけれど、そんな状況を一変させてくれたのはもちろん! わーい! さすがはマイエンジェルにして、子供を産んでもらう予定のスイートハニー。この混沌とした状況を綺麗さっぱり解決してくれ――


 「私の可愛い後輩が1番に決まっているだろう? 叔父さんも百花も、その下だ」


 ――なかった。そうだった。僕がちと先輩ラヴであるのと同時に、ちと先輩も僕ラヴなのだ。これは宇宙の法則だし、仕方ないね。えへへ……。あ、あれ? これって何にも解決してないような……


 あ、マズい。モモちゃんなんか思いっきり地雷を踏まれて爆発しそうになって――


 「――ぐぬぬ。なれば……よしッ! 考えれば! 今この場には! 歴代探偵部のッ! 探偵がッッ! 集まっているしッッッ!! それならどの探偵が最も優れているか、直接対決で決めるべきだしッッッッ!!! 」


 モモちゃんが力一杯叫んでいた。呆気にとられる僕とカルちゃんに才賀先輩。一方、涙目の紫先輩は、だけれど譲るつもりがなさそうだし、ちと先輩もお澄まし顔のまま。


 まさかまさかの、それこそ時空すら越えた奇跡の戦い、ホームズ対ホームズの開催だ。……おかしい、僕のちと先輩とイチャイチャする計画は何処に行った?




 「あぁ、梅谷、悪いが追加の料理を頼む。片手でつまめるサンドイッチに……ゴルゴンゾーラチーズが良いな。それに……いつものシャンパンか。あと、追加で幾つか頼むから、買ってきてくれ」

 「かしこまりました」

 「……さて、役者は揃ったな。それでは、勝負のルールを説明しようか」


 クールな表情のまま、見事なお辞儀を披露して退室していく梅谷さん。


 これでフィールドに残ったのは6人だけ。僕とちと先輩の現役コンビに才賀先輩と紫先輩の旧探偵部コンビ、それからモモちゃんとカルちゃんの新探偵部コンビだ。6人のうち僕、才賀先輩、モモちゃんが円卓を囲む椅子に座っていて、僕の後ろには何やらスマホを弄っているちと先輩、才賀先輩の後ろでは紫先輩が再び失敗した毒々しい色のお酒を持っている。もちろんモモちゃんの後ろは面白そうなことに目を輝かしているカルちゃんだ。


 ……もう分かったかもしれない。僕達が何をしようとしているかを。


 ちと先輩はニコニコ上機嫌で口を開いた。


 「探偵に必要な資質は観察力だ。これがなくては話にならん。だからこそ……各探偵と助手のペアで他のペアを翻弄できる勝負が望ましい。……そう、運だけでなく、人並み外れた観察力が求められるゲーム――ポーカーだ」


 ちょっとだけ視線を向けてみた。モモちゃんはふふんと胸を張って余裕そう。ふむふむと頷いているカルちゃんを尻目に、その表情には自信に溢れていて


 「ほほぉう? でも、いいのかな、お姉は? あいにく私、ポーカーって大得意だし――」

 「――とはいえ、ただのポーカーでは面白くない」


 思わず立ち上がったモモちゃんだけど、ちと先輩にはお見通しだったらしい。そっか、まぁモモちゃんがポーカーする相手なら家族の……ちと先輩か才賀先輩だよね。


 …………あれ? ポーカーの経験が少ないの……僕だけ?


 だけども、思わず不安になった僕に優しく言い聞かせるように、ちと先輩は言ってくれた。


 「そこで……フロップポーカー、テキサス・ホールデム! 日本での知名度は低いが、海外のカジノの定番の、言わば手札共有ポーカーだ……!」


 テキサスホールデム! 手札共有ポーカー! カジノで使われる特殊なポーカーだ! なんと、一部の手札が他のプレイヤーと共有になってしまうぞ! つまり………………どゆこと?


 幸いなことにテキサス・ホールデムのルールを知っていたのはちと先輩だけだったので、懇切丁寧にルールを説明してくれた。


 僕達が普段遊んでいる5枚の手札でやるポーカーは、クローズドポーカーと分類されているらしい。どうも、プレイヤーの手札が他人には見えないから、クローズドなんだとか。


 対するテキサス・ホールデムは……なんと、手札が7枚もある! 7枚のうち、任意の5枚を選んで一番強い役柄で勝負できるのだ……! でも、そこには絡繰りがあったりする。


 ちと先輩が手札共有ポーカーと言ったとおり、テキサス・ホールデムでは7枚中5枚の手札がフィールドに表向きで順番に公開されていき、プレイヤーは自分だけの2枚の手札+みんなで共有の5枚を使うことになる。もちろん手札交換も無し。


 ……つまり、普通のポーカーと違って、相手の手札の大半が見えることになる。そしてそれゆえに、役柄や2枚の手札も掛け金のベットなんかから推測できる……ということらしい。


 ちなみに、ストレートとかフォーカードみたいな役は一緒だそうだ。


 「ふん、いいだろう」


 ちと先輩の提案に最初に乗ったのは才賀先輩だった。なんだか愉快そうに笑っていて……


 「だが、それでは不完全だな」


 と言いきった。それにちと先輩が静かな視線を向けて応戦し……才賀先輩はそう熱くなるなと言わんばかりに手を振った。


 「やるからには全力を出さなければ面白くない。そうだろう? だが、このまま勝負したところで、必死さに欠ける」

 「……たしかに。では、叔父さんはどうしろと?」


 ニヤリ、と才賀先輩が笑った。同時に席を立つとカウンターのラックに飾られていた、何やら外国の硬貨がぎっしりと詰まっていた瓶を取ってきて……


 「簡単だ。つまり……金を賭ければいい」

 「ちょっと待ってください才賀先輩! そのルールだと――」

 「――庶民のリョウっちが思いっきり不利じゃん……」


 あと、カルちゃんも。


 ――ツンとした表情のちと先輩とは対照的に、モモちゃんが呆れたような声を出していた。自慢じゃないけど、今の僕の財布には3000円しかない……だって、ホームパーティーって聞いたから、着てく服とかにお金を使っちゃったんだよ……。


 「勘違いするなよ? 俺が資金を提供しよう。ちょうどここに100枚の1ポンド玉がある。これを賭けるのに使って、最後に日本円に交換すれば良い。これなら勝者に見返りが出るから、やる気になるだろう」


 ……なるほど。ところで、1ポンドっておいくら? たしかイギリスの通貨だったと思うんだけど――


 「――春先輩! えぇっと、今日のレートだと、1ポンドが大体150円くらいみたいです」

 「ありがとうカルちゃん。ってことは、総額15,000円かぁ……」


 スマホでレートを調べてくれたカルちゃんに、僕は思わずお金持ちは凄いなと感心してしまっていた。仮に3分の1ずつ貰ったとしても、5,000円。凄い、既に僕のお財布よりも厚い――


 「おいおい、俺がそんなケチ臭い真似をすると思うか? だとしたら心外だな」


 そんなふうに感心していた僕達を見て、才賀先輩が困ったように言う。そしてとんでもない爆弾を放り込んできた。


 「1万円だ(・・・・)

 「……えっと、1万円ですか? あぁ、すみません才賀先輩、つまり1万円を奪い合う――」

 「――1ポンド玉1枚につき、1万円だ。総額なら100万円(・・・・・)だな」


 ……空気が変わった。


 主に、降って湧いた大金に驚愕して凍り付いてしまった僕とカルちゃんによって。


 一方、ちと先輩とモモちゃんは、おもちゃにしてはちょっと高いんじゃない? みたいな態度だった……。お金持ちって……しゅごい……。


 「ひゃ、ひゃく万円ですか!?」

 「あぁ、そうだ。春茅、お前が勝てれば、プロポーズの時に着るタキシードが豪華な英国製オーダーメイドに――」

 「――やります!」


 情けないことに、欲望に目が負けた僕はその場で参戦を宣言していた。ちと先輩はそんな僕を慈しむように見ていて……


 ……ち、違うんです。僕はお金に目が眩んだんじゃなくて、ちと先輩に目が眩んだんですよ!? やっぱり、プロポーズくらい格好つけたいし、なによりちと先輩の実家に挨拶に伺う時に、リクルートスーツじゃ門前払いだし……!


 「100万円……わ、わたしの月々のお小遣いが……20ヶ月分!?」

 「……カルっちカルっち、たぶん計算間違ってるし。200ヶ月分じゃない?」


 200ヶ月だとだいたい月5,000円くらいだから、花の女子高生としては相場な気がするなぁ。あ、でもカルちゃんって結構お化粧とかファッションにもお金使ってるみたいだし……バイトでもしてるのかな?


 「も、モモ先輩ッ!」

 「みなまで言うなし! 賞金は2人で山分けじゃん! それこそ、久しぶりにハワイにでも遊びに行くし!」


 カルちゃんはそれを聞くと、ハワイと呟いてから一旦目を閉じて……再び目を見開いた。完全に勝負師の顔になっていた。……カルちゃん、これは勝ちに来る気だ……!


 俄然負けられない動機ができた僕達。カルちゃんはまるで軍人のように忠実にモモちゃんの後ろで控え、モモちゃんはというと、面白くなってきたと言わんばかりの不敵なスマイル。


 「あなた……いいんですか? そんなお金は、すぐには……」

 「問題ない。昨今の円安情勢で保有していた新興国株が大幅に値上がりしている。仮に100万全額失っても、売却益だけでお釣りが来るし……なにより、これより有意義な使い方はなかなかなさそうだ」


 どうやら、寺島家の家計簿は才賀先輩が握っているらしい。紫先輩も僕達庶民組なので、困惑したようになっていて……だけれど、久しぶりに愉快そうな旦那さんを応援したそうにもしていて――


 「なにより、俺が負けるとでも思ったか?」

 「は! そうでした! えへへ、あなた! 買ったら久しぶりにプレゼントをくださいね!」


 ――かくして、あっさりと100万円を巡る決戦の火ぶたは切って落とされたのである!


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