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刻印術師の高校生活  作者: 氷山 玲士
第三章 誓いの刻印編
29/164

2・年末年始

――西暦2096年12月24日(月)PM5:30 横浜 みなとみらい――

 予想に反して中華連合は静かだった。嵐の前の静けさのような、そんな不気味な気配がないわけではない。だが今日ぐらいはそれを忘れたい。


「あ、見て、飛鳥!」

「ん?何かあったのか?」

「ほら、あれ。今年オープンしたっていう巨大観覧車。イルミネーションが綺麗だよね」


 今日はクリスマス・イブ。街中のいたるところにカップルが溢れかえっている。無論、この二人も含まれている。


「そういや実物を見たのは初めてだったな。せっかくだし乗るか?」

「うん!って、あれ?」

「どうした?って雅人さん、さつきさん」

「飛鳥、真桜。こんなところで会うなんて奇遇ね。あんた達もデート?」

「はい!」


 清々しい返事だ。飛鳥には照れがあるため、公認の関係であってもここまで言い切ることは難しい。


「いい返事ね。じゃ、これあげるわ」

「これ?あ、観覧車のチケット。あの観覧車、指定制だったんですか?」

「そうだよ。オープンしたばかりだし、見ての通りイルミネーションもすごいからね。しかも車内はダーク・シェードでイルミネーションの光を遮ってるから、頂上付近から見降ろす夜景の妨げにはならないようになってるらしい」


 ダーク・シェードは闇性D級干渉術式であり、光を遮断する。おそらく闇性術式のなかでは一番有名だろう。イルミネーションの光や夕日を遮るために、様々な場所で使われている。


「嬉しいですけど、いいんですか?雅人さんもさつきさんも、あれに乗りにきたんじゃ?」

「もちろん持ってるよ。だけど昼間に、クイーンズ・スクエアで抽選会があってね。その景品として貰ったものなんだ」


 さりげなく雅人は強運の持ち主でもある。祭りのくじ引きからはじまり、電子雑誌の懸賞まで、これまで多数の景品を当てている。十回応募すれば三回は当たると言われ、飛鳥達も幾度となく高級食材のおすそ分けをもらったことがある。そのため雅人は、鎌倉市内の祭りではくじ引き禁止令まで出されている。五年前のことだが、夏祭りで軒並み上位賞を奪い去り、露店の方々に顔と名前を覚えられてしまったという経緯だ。


「相変わらずの強運ですね。何度あやかりたいと思ったことか……」


 飛鳥からすれば、まさに羨望の的だった。だがそうは言いながらも、家にある家庭用ゲーム機は雅人が当てた電子雑誌の景品であり、他にも有名メーカーの包丁状生活型刻印具のセット、60インチ大型刻印テレビなど、実に様々なものを頂戴している。


「最近は応募してないけどね。それに今回は、別のものが狙いだったんだ。これは言ってみれば、副産物かな」

「これが副産物って……。じゃあ、何を……いえ、何でもないです」


 おそらくはお目当ての物も入手しているだろう。だが怖くて聞けない。


「何か言いたいことがありそうだけど、そんなわけだから遠慮なく貰ってやって」

「それじゃ遠慮なく」

「ありがとうございます、雅人さん」

「お礼はいいよ。それより時間がないから、急いだ方がいいよ」

「え?あ、ホントだ。あと二十分しかない。行こう、飛鳥」

「ああ。それじゃ雅人さん、さつきさん。これで失礼しますね」

「お二人も楽しんで下さいね!」


 飛鳥と真桜は喜びながら人影に消えていった。喜ぶ二人を見送ると、雅人もさつきも途端に表情を変えた。その目、顔は一流の刻印術師のものだ。


「……雅人、どう?」

「いるな。こんな日に野暮だが、連中にそんなことは関係ないか」

「まあね。で、どんな感じなの?」

「さすがにこんな街中で襲ってくる気配はないな。だけど観覧車のチケットを渡したことは失敗だったかもしれない」

「狙い撃ちするには格好の的だもんね。それじゃ、行きますか」

「ああ」


 数ヶ月前から飛鳥と真桜は命を狙われていた。犯人も動機もわかっている。

 だが証拠がない。そのため現場を押さえるという、消極的な行動しか取れない。雅人もさつきも何度も刺客を排除してきたが、ほとんどが飛鳥と真桜を襲う直前だった。今日もデートはついでであり、二人を影から守るために、朝からここに来ていた。その過程で観覧車のチケットを当ててしまったのは雅人の強運の賜物だが、それが仇になるなど論外だ。

 余程のことがなければ、飛鳥と真桜ならば大抵のことは乗り切れる。だが過激派ごときに、二人の手を煩わせるつもりなどない。しかも自分の不始末で主を危険にさらすなど、あってはならないことだ。飛鳥と真桜を狙う不審な影を、雅人は確実に排除することを決意していた。


――西暦2096年12月24日(月)PM6:10 横浜 みなとみらい コスモクロック22車内――

 大観覧車の正式名称はコスモクロック22。元となったコスモクロック21観覧車より一回り大きくなり、全長は130メートルとなっている。コスモクロック21の21は21世紀という意味であり、22世紀まであと十年と迫った西暦2090年に企画が成立し、紆余曲折を経て五年前に竣工が開始された。2094年開業予定だったが、様々な刻印術も盛り込んだため、予定よりも二年遅れで二ヶ月前に正式開業した。一周三十分という比較的長い空中散歩を楽しめ、夜になればライトアップされた横浜の街を一望できるため、コスモクロック21と同様に人気も高い。


「うわあ!綺麗!」


 横浜は約二百五十年前に開港し、東の貿易港として日本の近代化を支えた。現在でも貿易の要であり、東京に近いことも相まって、人口密度は高い。港湾部はしっかり整備され、海に面したアミューズメントやショッピングモールも人気の観光スポットとなっている。そのため夜の闇を照らす人工の光も多い。旧世紀から夜景は有名であり、コスモクロックが建設された当時は、かなり話題になっていたらしい。


「すごいな、これ。昼間なら富士山も見えるんじゃないか?」

「運がいいと見えるらしいよ。でもすごいね。こんなに綺麗な夜景、初めて見たかも」

「いつも言ってたもんな。夜景を見てみたいって。確かにこれは一見の価値があるな」

「うん。雅人さんとさつきさんに感謝しなきゃ」


 飛鳥も真桜も、あまり鎌倉から出たことがない。遠出といえば連盟本部のある京都だが、それも用がなければ出向かないし、さほど遠くない横浜や東京にすらあまり足を運ばない。


「まったくだな。ところで真桜。どうかしたのか?」


 だからなのか、真桜の様子が少しおかしい。顔は赤いし、少しもじもじしているようだ。


「えっと……あのね。隣、座ってもいいかな?」

「そりゃいいけど、そんなに改まる必要ないだろ?」

「いいじゃない、別に。それにこんなとこで二人っきりになるのなんて、初めてなんだし」


 言われて飛鳥の顔も赤くなった。確かにそうだ。同じ家に住んでおり、デートもよくしている。だがなぜか機会がなく、大きなアミューズメントパークには行ったこともない。だから二人共、観覧車に乗るのはこれが初めてだ。


「そういえば……」

「ねえ、いいかな?」

「あ、ああ。もちろん」

「ありがと」


 少し照れた表情で、真桜は飛鳥の隣に腰を降ろし、自分の腕を飛鳥の腕に絡ませた。


「な、なんか照れるな」

「だね。よく考えてみれば、こういうデートって、初めてだもん」

「言われてみればそうだよな。けっこう色々やってたと思ったけど、実はそうでもなかったか」

「いいじゃない、別に。これからやっていけばいいんだから」

「だな。それにしても、やっぱり落ちつくな」

「落ち付くって、何が?」

「真桜と一緒にいることが、だよ。双子ってわけでもないのに、真桜と一緒にいるとすごく落ちつくし安心する」


 飛鳥と真桜は双子ではない。それどころか血の繋がりすらない。親の再婚で兄妹になっただけだ。婚約した時期の方が先だが、事情を知らない人から見れば、兄妹で付き合っているなど、あまりいい印象は持たれない。飛鳥も真桜もそんなことは気にしないが、それとは別に、一緒にいると落ちつける。だから別々に行動することはほとんどない。両親が再婚する前、近所だったとはいえ、真桜が家に帰る時は強がっていたが、いつも不安を感じていた。


「私もだよ、飛鳥。やっぱり飛鳥は、私の半身なんだなって思う。もちろん、あれだけがそう思える理由じゃないよ。何か、刻印なんかよりもっと強い何かが、飛鳥と私の間にはあるんだよ、きっと」


 それは真桜も同様だ。むしろ飛鳥より依存心が強いと言える。半身などという表現も、大袈裟とは思っていない。本当に刻印よりも強い絆が、二人の間にはあると思っている。


「刻印より強い何か、か。わかる気がするな、それ」


 飛鳥も同じことを思っていた。互いが互いの半身――二心同体。それは決して、刻印の相性だけではない。本当に刻印よりも強い絆がある。大袈裟ではなく、飛鳥も思っている。長い空中散歩を終えるまで、二人は寄り添いあっていた。


――西暦2096年12月31日(金)PM11:30 源神社 境内――

 今日は大晦日。じきに2096年も終わり、新しい年を迎える。今年は色々なことがあった。一生忘れられない事件もあった。だが振りかえるのはまだ先だ。なぜならこれから、ここは戦場となる。すでに初詣のために多数の方々が大きな列を作っている。


「交通安全ですね。はい、こちらです」

「家内安全のお守りと破魔矢はこちらです。はい、ありがとうございます」


 社務所では巫女姿の真桜とさつきが忙しく動いている。今にも目を回しそうな勢いだが、二人共それがまた絵になっている。真桜は源神社の看板巫女だが、さつきもたまに手伝っていたからそれなりに有名だ。


「真桜ちゃん!絵馬ってどこなの!?」

「絵馬は社務所にまとめてあります!あ、雪乃先輩!おみくじはこっちです!」


 今回も一斗と菜穂が帰って来れないため、飛鳥は頭を抱えていた。そこに風紀委員の先輩達が手伝いを申し出てくれたのだ。


「久美、それはこっち!鬼塚君、列整理手伝ってあげて!」

「え?あ、はい!」

「お、おう!」


 誰もが年末年始の神社仕事など初めてだから、戸惑うのも当然だ。だが香奈は氷川神社の親戚ということもあり、何度か経験したことがある。そのためこの場では一番頼りになっている。飛鳥も真桜も、本気で助かったと思っていた。


「葛西先輩!そろそろ除夜の鐘の時間ですから、列整理をお願いします!」

「はいよ!行くぞ、武!」

「ちょ、ちょっと待て!まだこっちが終わってねえんだよ!」

「俺が行くよ。酒井は森と一緒に、それが終わってから来てくれ」

「わ、わかりました!」

「あ、雅人さん、待って下さい!さっき町内会の会長が探してましたよ!」

「会長が?俺を?」

「はい。雅人さんを、です」

「何だろうな。わかった。行ってみる。場所は?」

「社務所です」

「わかった。美花ちゃん、お願いできるかな?」

「はい」

「真辺!佐倉は何してんだよ!?」

「大河君は戸波先輩と初詣の列整理してますから動けません!」

「マジか!?どう考えても人手足りねえだろ、これ!」

「これでもいつもよりマシなんですよ!」


 美花の叫び声が木霊する。美花も大河も、毎年手伝っている。だから風紀委員が手伝ってくれている今年が、例年に比べてマシだということもわかっている。だがそれを差し引いても、今年は何かがおかしい。例年に比べて人が多いような気がする。だが今はそんなことを考えている暇はない。全員が忙しさに目を回しながら、初日の出を迎えていた。


――西暦2097年1月1日(土)AM9:30 源神社 社務所――

「つ、疲れた……」

「思ってたよりずっとキツかったわね……」


 途中休憩を挟んだとはいえ、ほとんど参拝客は途切れず、それどころか真桜をはじめとした女子委員は、ナンパ目当ての不届き者に何度も掴まっていた。その度にさつきや飛鳥、雅人が出向くことになったのだが、飛鳥と雅人はともかく、さつきが、特に真桜をナンパしてきた輩を許すはずもなく、新年早々強烈なトラウマを植え付けていた。


「で、ナンパ野郎どもは?」

「不正術式を使用した連中がいましたから、そいつらは警察に突き出して、他は丁重にお断りして帰っていただきました。まあ、雅人さんを見た瞬間にビビってましたけど」

「そらそうだろ。ソード・マスターがこんなとこにいるなんて、誰が思うんだよ」


 ソード・マスター 久世雅人は下手な芸能人より有名だ。名前だけではなく、その実力もよく知られている。まだ大学生ということもあり、将来性も高い。噂では非公式のファンクラブもあるらしい。そんな雅人が目の前に立てば、普通の人間は委縮してしまうのも当然だろう。


「地元の人達は知ってますよ」

「それはそうだろうけど、みんなが知ってるわけじゃないでしょ」

「それもそうですね。でも香奈先輩、すごく慣れてましたね。やっぱり氷川神社の初詣を手伝ったことあるんですか?」

「何回かあるわよ。あれも大変だったわ……」


 香奈の親戚は埼玉県の氷川神社であり、言葉通り何度も手伝ったことがある。大きな神社でもあり、鶴岡八幡宮同様、術式許諾試験の会場にもなっているため、常に多くの人で賑わっている。


「うちよりずっと大きいですもんね」

「でもよ、今年ってやけに人が多くなかったか?」

「多かったな。何かあったっけかな」


 大河は毎年手伝っているため、飛鳥ほどではないが慣れている。だが今年は、去年や一昨年より人手が多かったように感じられる。それは飛鳥も同様で、先輩達が手伝ってくれなければ、今頃は居間で倒れていただろう。


「え?飛鳥、覚えてないの?」

「何を?」

「入学前にテレビで放送されたんでしょ?それでじゃないの?」


 さゆりのもたらした回答は、完全に忘却の川に流されてしまっていた。


「あ……」

「それか……」

「あったな、そんな番組。つかそれって、親父さんの罠じゃねえかよ!」

「こんな時間差で発動するなんて……。小父さん、先読みがすごすぎるわ……」

「それでいて帰って来ないって、すごい罠を仕掛けてたわね……」

「あんのクソ親父!今度という今度こそ殺す!」

「だから止めなさいって」


 さつきも止めながら呆れている。春にテレビで源神社が放送されたことは知っている。だがまさか、何ヶ月も経過してから事態が動くとは思っていなかった。


「今度会ったら絶対に引っぱたいてやるんだから!」


 だから真桜を止めることはしない。さつきも同じ意見だ。真桜の叫びは境内にも響いていた。

 だが弛緩した空気が、一瞬で重くなる。それほどのインパクトがテレビから放たれた。


「速報です。先程中華連合暫定政府が、正式に連合政府として発足しました。同時に香港政府へ即時解散要求、及び連合への加入、日本政府へ台湾の返還を求める声明を発表しています」

「なっ!」

「香港だけじゃなく、日本にもかよ!?」

「最悪の展開じゃない!」


 第三次世界大戦の一因となったと言われる香港独立運動によって、香港は中華連合から独立を果たし、A.S.E.A.N.連合に加盟した。軍事力が低いために発言権は低いが、経済面では無視できない勢力となりつつある。

 台湾は戦時中、中華連合との戦火によって国力は低下した。同時に中華連合は沖縄をも占領するために艦隊を派遣していたため、日本とも戦争を繰り広げており、台湾と日本は同盟を結び、参加していた刻印術師によってからくも難を逃れた経緯がある。そのため戦後、台湾は日本との合併の道を選び、現在は台湾自治区として、日本の一部となっている。


「香港政府の解散に台湾の返還って、どっちも無茶な要求ね。過激派が喜ぶわよ、これは」

「既に喜んでいるよ」

「雅人先輩?」


 雅人の表情も固い。雅人はテレビを見ていたわけではないから、連盟か管理局から連絡をもらったのだろう。


「管理局から連絡があった。既に過激派は軍備を整え、中華連合との戦争の準備を始めているらしい」

「今発表されたばかりですよ!?なのにもう準備してるんですか!?」

「違うわね。中華連合の声明に乗っかっただけで、むしろ本当の狙いは……」

「そうだ。俺にも命令が下った。悪いが俺は管理局へ向かう。最悪の事態も考えられるが、過激派の好きにさせるわけにはいかない」


 そう言うと雅人は、社務所を出て行った。


「さ、さつき先輩……それってどういうことなんですか?」


 雅人とさつきの言葉は、明らかに不穏な気配が漂っている。過激派が何かを企んでいるのは雪乃にもわかる。ある程度の予想もつく。


「過激派の狙いは日本政府。つまりはクーデターね」

「ま、マジですか!?」

「それが過激派の最終目的だからね。だけど表向きは中華連合に備えて、ってことだから、連盟も管理局も表立って動けない。証拠でもあれば話は別だけど」

「証拠もなにも、過激派のトップって連盟の粛清対象なんでしょ?それを理由にできないんですか?」

「無理。南は陸軍中将でもあるから、下手に手出しできなくなってるの。うかつなことすれば、それこそ内部分裂しちゃうし」

「厄介ですね……。でも何か考えがあるんじゃないんですか?」

「考えねぇ。今聞いたばっかだし、状況もわかりにくいし、なにより政府がどうでるかがわからないから、まだどうしようもないわよ」

「それもそうですよね……」


 過激派のトップと配下の刻印銃装大隊をまとめて始末できるなら、それに越したことはない。

 だがそれができないこともわかっている。何故なら刻印銃装大隊は、中華連合との戦争準備という、現時点では納得せざるを得ない理由で軍備を進めている。そのトップでもある南を消すことなど、尚更できない。

 それも問題だが、日本政府の出方がわからない。だが日本政府の返答次第では、すぐにでも中華連合との戦争が始まるだろう。そうなってしまえば過激派がこの国の実権を握る可能性も現実味を帯びてくる。中華連合との戦争、過激派の政権樹立、どちらも絶対に阻止しなければならない。そうわかっていても、簡単ではない。誰もが画面を凝視しながら、耳を傾けていた。

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