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刻印術師の高校生活  作者: 氷山 玲士
第二章 刻印の宿命編
24/164

14・後任

 ―20分後

「戻ったぞ」

「早かったわね」

「夏のことがあったからな。警察も迅速すぎる対応をしてくれたよ」

「なにせうちだけで三人だからな。警察も頭を抱えてたよ」


 安西の言う通り、明星高校では既に三笠、北川、足立と三人も逮捕者が出ている。放っておいても遠からず捕まっただろうが、問題なのは捕まった三人ではなく、まだいるであろう潜在的予備軍だ。


「ですよね。この辺りでこれじゃ、東京や横浜、大阪辺りがどうなってるのか、想像もできませんよ」


 昌幸の心配も当然のものだ。不正術式の不正使用はさほど珍しくはない。残念ではあるが、刻印術を使用した事件は日常茶飯事だ。


「確かにそうだが、逆に少ないかもしれないな。それで、あの三人は?」


 政令指定都市には様々な刻印術対策が施されている。繁華街や自治体でも導入は進められている。そのせいか、大都市で大きな術式が使われたことはほとんどない。人口密度からの比率で見れば、もっとも不正入手や不正使用が多いのは千葉県、次いで長崎県となっている。志藤の予想もあながち的外れではない。だがそちらは、自分達がどうにかできるものでもないし、関われるものでもない。だから当面の問題である、新規推薦委員の問題へ話を移した。


「さすがにショックが強すぎたから、今日は帰ってもらったわ。返答も保留してるから、どうなるかはあの子達次第ね」

「いきなりトラウマ級の捕り物だったからな。仕方ないか」

「俺のせいですか?」


 さつきの返答に苦笑しながら答えた志藤は、飛鳥に目を向けた。飛鳥は眉を寄せて不満を表している。


「考えた俺達も同罪だろ。それで次はいよいよ本題か?」


 飛鳥を気遣う志藤だが、続く言葉に2年生七人の間で戦慄が走った。


「ええ。あたしの後任発表よ。それじゃ雪乃。がんばってね」

「はい?」


 雪乃は何を言われたのかわからなかった。心の準備はしていた。でもあまりにもあっさり振られなかった?普通もっとこう、盛り上げたりするものじゃないの?などと、いい塩梅に混乱している。


「だから、あんたよ、あたしの後任。術師はあんただけだしね。こんな一癖も二癖もある連中をまとめるのは大変だろうけど、大丈夫よ。遥を補佐にするから」

「へっ?」


 遥も一瞬で混乱の極みに達した。まさに鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしている。


「立花……お前、もうちょっと場の雰囲気ってものをだな……」

「雪乃も戸波君も、混乱しちゃってるじゃない。あんな唐突に言われたら、そりゃフリーズするわよ」

「あんまり勿体ぶるのもどうかと思ったんだけど?」

「今回はそっちのが良かっただろ。見ろよ、二人を。まだ何が起こったのか、わかってないぞ?」


 雪乃も遥も、まだ混乱の世界から戻ってきていない。他の2年生達が脱力している姿とは、見事に対称的だ。


「雪乃先輩!雪乃先輩ってば!」

「戸波先輩も!こっちに戻って来て下さい!」

「え?あ、ああ……真桜ちゃん?ここって風紀委員会室……よね?」


 飛鳥と真桜が必死で二人を呼び戻した。だがそれで丸く収まるわけがない。


「え、えっと……さつき先輩?次の委員長って……やっぱり私、なんですか?聞き間違いじゃないですよね?」


 おずおずと、怖々と雪乃がお伺いを立てている。だが現実は無情なものだ。


「ええ、あんたよ」


 雪乃が絶望的な顔をしながら涙目になっている。


「そんな顔しなくても大丈夫だってば。自分じゃ気付いてないのかもしれないけど、あんた、去年の今頃とは別人みたいになってるのよ?」

「だよなぁ。あの頃は頼りなかったけど」

「今じゃ立派に、風紀委員してるもんね」

「俺もけっこう助けられたからな」


 上級生の術師達の評価は高いようだ。だが雪乃は、まだ納得していない。


「で、でも私、攻撃系には適性ないんですよ?あんなことがあったばかりなのに、なんで私が?」


 雪乃は攻撃系への適性が、極めて低い。だが刻印術は、攻撃系だけが戦闘に使用されるわけではない。そもそも攻撃系は、戦闘用というより競技用といった性格が強い。対人戦闘においても高い効果を発揮することは間違いないが、別段攻撃系にこだわる理由もない。


「あんなことがそうそうあっちゃ、たまったもんじゃないけど。だけど、あんたが不安になるのも無理ないか」

「だな。ここ数年の風紀委員長は、対人戦闘スキルが高いからな。三条が不安を感じるのも当然だろう」

「特化しすぎてた気もするけどな。とくにこいつとか雅人先輩とか」

「だな。何度しわ寄せがきたか、わかったもんじゃねえ」


 安西の話には説得力と納得力があった。さつきは去年、学校を休むことがそれなりの頻度であった。後から聞いた話ではそれも納得だが、あまりにも遅刻や早退、欠席が多いため、副委員長の志藤が委員長代理に就任した経緯があるし、解任という話が職員室から上がったこともある。だがさつきが解任されなかった理由は、当時の明星高校在校生中、間違いなく最強だったからであり、学園上層部も連盟からの任務で動いていたことを知らされていたからだ。


「それは悪かったって思ってるわよ。でもちゃんと説明したじゃない」

「今となっちゃ、当然の話だったからな。それより三条にも、ちゃんと説明しとけよ。無関係でいられるわけねえんだからよ」

「それもわかってるわよ。雪乃、あたしがあんたを委員長に推した理由も、去年あたしの解任騒ぎが起きたことも、後でちゃんと説明するわ。2年生全体を見渡しても、あんた以上の適任はいないの。だから……お願いね」

「……わかりました。みんなに頼ることばかりになると思いますけど、がんばります……!」


 雪乃はさつきの態度に驚いて承諾したわけではないし、雰囲気に押されてというわけでもない。さつきの目が本気だったからだ。


「ありがとう。それじゃ今日は雪乃の新委員長就任を祝って、どっかに食べに行こうか」

「賛成!どこにする?」

「こないだんとこだろ、やっぱ」

「賛成です。あそこなら多少騒いでも許してくれるし」


 風紀委員が全員集まることは多いが、どこかに行くことは少ない。平日は閉門まで巡回しているし、予定を合わせるとなれば日曜や祝日となるが、それも毎回合わせられるわけではない。だがらさつきの提案は、すぐに全員の賛同を得た。


「それじゃ、財布を呼ぶわね」

「財布?呼ぶ?」


 財布とは金銭を入れて持ち歩くための小さな袋のことだ。慣用句にもなっているため、電子マネーが発達し、現金を使用することがなくなった今でも使われている。だが財布は歩かない。説明するまでもなく常識であり、事実だ。逆に平然と街中を歩いてなどいたら、それはホラーの類になりそうだ。エリーが首を傾げてもおかしなことは何もない。


「……雅人さんに出させるつもりですか?」


 だが真桜のセリフで、その疑問は氷解した。


「だってあいつ、けっこう稼いでるのよ?そのくせ趣味もないし、暇さえあれば源神社の鍛錬場に籠ってるんだから、少しは使わないと景気よくないじゃない」


 お前のものは俺のもの、と脳内変換されたのは飛鳥だけではない。全員だ。雅人にも趣味がないわけではない。だが大学生と軍人という二足のわらじを履きなれていないため、あまり余裕がないだけだ。


「ひでえな、お前……」


 この場にはいない雅人の、困ったような顔が目に浮かぶ。だがあの先輩は人がいい。苦笑しつつも、支払いはきっちり済ませてくれるだろう。少し申し訳ないが、せっかくだしごちそうになろう。そう考えた委員がほとんどだった。


――西暦2096年10月1日(月)AM9:00 明星高校 講堂――

 今日から明星高校生徒会は新体制発足となる。生徒会役員は生徒会長、副会長、書記、会計、各委員長で構成されている。会長と各委員長は一名ずつだが、副会長、書記、会計は各学年一名ずつとなっている。1年生も生徒会活動に参加させるための措置だが、たった三人だけということもあり、不在となる年も珍しくはない。今年は会計が不在のようだ。

 壇上では前任と新任の役員が並んでいる。その前で前会長となった翔が挨拶をしている。さつきや前連絡委員長 恭子、前保険委員長 相田の姿も見える。人前に立つことの多い前任はさすがに慣れたものだが、向かって左側の新任の役員、委員長達は緊張しながら立っている。新風紀委員長の雪乃も同様だ。他にも一人、知った顔がある。新生徒会副会長、それも1年生ではなく2年生だ。


「神崎副会長、大丈夫なのか?」


 大河が飛鳥に疑問を投げるのも当然だが、彼女のことを不審に思っているわけではない。むしろ逆だ。


「大丈夫じゃなかったら、生徒会役員なんかに立候補しないだろう。完全にってわけにはいかないだろうけどな」

「それもそうよね。あんなことがあったんだし、簡単に気持ちを切り替えることなんて出来ないよね……」


 2年生から副会長に選ばれたのは優菜だった。緊張しているが、顔からは迷いが消えているようにも見える。飛鳥も大河も美花も、隣のクラスの真桜もさゆりも、優菜が征司から受けた仕打ちを知らない。知っているのはさつきと雅人だけだ。


「さつきさんが説得したって話は聞いてるけど、詳しくは教えてくれなさそうだったな。何があったのかは気になるけど、多分俺達が知っちゃいけないことなんだと思う」


 飛鳥も詳しく聞くつもりはなかった。自分達もまだあの事故から立ち直ったとは言えない。元々優菜は被害者だった。父からはテロリストに利用されただけで、神崎一家は何も知らず、結果、優菜は家族を失ったと聞かされていた。だが真実は、もっと残酷だった。勇輝の死に全くの無関係ではないが、飛鳥に優菜を恨む気持ちはない。優菜の気持ちはわからないが、たとえ恨まれていたとしても、それはそれで構わないと思っている。

 そんな飛鳥に構わず、叙任式は進行していく。新役員の紹介が終わり、ようやく新会長の挨拶が始まった。


「新生徒会長の竹内です。御堂会長の後任としては力不足ですが、御堂会長、そして前役員の方々に負けないよう、明るく楽しく、そして思い出に残るような高校生活を謳歌するために新役員一同、頑張っていきたいと思います」


 新生徒会長に就任したのは竹内たけうち まもるという名の2年生だった。前生徒会でも1年の書記という、唯一の1年生として生徒会に関わり、今回の立候補に繋がったと先輩達から聞かされている。飛鳥は知らなかったが、竹内家は刻印術師でもあるらしい。


「まずは来月の明星祭成功を目指します。皆さんもご協力をよろしくお願いします」


 護の就任の挨拶は、来月開催される文化祭―明星際のために躍進することを決意し、終了した。


――PM16:17 明星高校 風紀委員会室――

「今日から風紀委員長になった三条雪乃です。改めてよろしくお願いします」


 放課後の風紀委員会室では、新委員長となった雪乃を中心に、前期の委員達が揃っている。今期から新たに加わった大河、美花、さゆり、そして同じく推薦された望、良平、久美の姿も見える。先日の騒ぎの時は揺れていたが、どうやら三人とも決意を固めたようだ。


「私は攻撃系への適性が高くありません。知ってる人も多いですが、荒事も苦手です」


 驚いていたのは久美だけだった。望や良平も、雪乃が戦闘向きの性格ではないことは知っている。


「今までは放課後に二人一組で巡回するだけでしたが、それだけではなく、委員会室にも常に人を置くようにしたいと思います。具体的には私、真辺さん、一ノ瀬さんの誰かが、必ず委員会室に常駐します。既に二人には了承を得ていますし、戸波君や先輩方とも話し合い、探索系による監視の目も必要だと判断しました。春の事件のようなことがそうそう起こるとは思えませんが、不正術式の使用を事前に防ぐことも、発見することも可能ではないかと思っています」


 雪乃の提案は、前期からの委員は聞かされていたし、美花とさゆりも二つ返事で引き受けていた。望や良平は昨年夏の事件を覚えていたため、この提案に反対する理由はない。


「委員長、新しい体制に異議はありませんが、委員長以外の二人が1年生なのは何故なんですか?」


 久美は探索系に適性があるわけではないが、別段苦手というわけでもない。同時期に推薦された1年生がそんな大役を担っているというのに、自分には何の声もかからなかったことが、刻印術師としてのプライドを刺激したようだ。


「美花さんもさゆりさんも、探索系に適性があるからです。私も自分の目で確認していますから。水谷さんも探索系が得意なら、常駐してもらおうと思っています」


 温和な性格の雪乃は、争いごとを好まないが、刻印術師としてのプライドを捨てた覚えはない。だから同じ1年生の久美が、対抗心をあらわにすることは理解できる。だが久美が風紀委員に加入するかどうかは、三日前までわからなかった。探索系に適性云々以前に、この常駐制を決めた時にはまだどうなるかわからなかったのだから、必然的に除外するしかなかったというだけだ。


「ですが刻印術師が常駐することに違いはありませんよね?それなら私も、まだ未熟ですけど刻印術師です。私が常駐してもいいのでは?」

「説明が足りませんでしたね。常駐する刻印術師は私とさゆりさんだけです。巡回は飛鳥君と真桜ちゃんを中心に、2年生で行ってもらうつもりです。もちろん水谷さんも佐倉君もです。水谷さんは支援系に高い適性を持っていると聞いていますから、巡回してもらったほうがいいと思ったんです」

「1年生が中心?それでいいんですか?術師じゃなくても、1年生と2年生の間には高い壁があったはずですし、たった半年じゃ越えるのは難しいと思うんですが?」


 久美は飛鳥と真桜が刻印術師だと知ってはいるが、詳細は知らない。だが先日、風紀委員会室で繰り広げられた捕り物の際、ヘルヘイムが発動していたはずだ。そこまでは何とか覚えているが、さつきの殺気に完全に呑まれていた久美は、詳細を思い出せない。それは望も同様だが、雪乃の提案に不満がないわけではない。


「三条さん、なんで三上君達を中心にするの?戸波君や酒井君を差し置いて1年生を、なんていきなり言われても」

「いや、こいつがただもんじゃないってのは知ってるぜ。何せ夏休み前、こいつにケンカ吹っ掛けて危うく返り討ちにあいそうになったところを、立花先輩に叩きのめされたんだからな」


 良平にも不満はある。だが試験明け週間に一度、1年生でありながら風紀委員に参加している三上兄妹の実力を試したいという欲求に負け、飛鳥にケンカを仕掛けたことがある。ほとんど不意打ちだったにも関わらず、飛鳥は苦も無く自分の術式を封じ、反撃するところだった。そのタイミングでさつきが現れ、良平は一瞬で制圧された。あの時のさつきはまさに鬼だった。だから飛鳥の力量は不明のままに終わったが、術式を防ぐのではなく封じられたことに、良平は驚いた。鬼が守っていたのは実は不動明王だった、という夢を何度も見た。だから不満はあるが、実力があるだろうことも予想できていた。


「鬼塚君、そんなことしてたんだ……」


 望が呆れるのも当然のことだ。見れば久美も似たような顔をしている。


「そんで委員長……っと、立花先輩にトラウマ植え付けられたんだろ。隣で見てた俺だって、何度も夢に見たからな」

「私もよ。真桜ちゃん、可愛い顔して容赦ないんだもん」


 昌幸もエリーも、呆れながら怯えるという器用な表情をしている。


「つまり三上君と三上さんは、みんなが認める実力の持ち主ってことなの?」

「認める、か。そんな程度じゃすまないけどなぁ」

「鬼塚、俺もこいつにケンカ売ったことならあるぜ。今じゃ命知らずなことをしたって思ってるけどな」

「自殺志願者だってそんなことしないもんね」


 望の疑問に、次々と2年生が答えた。自分達が束になっても敵わないことは、さすがに伏せてあるが、それがわかるのも時間の問題だろう。


「要領を得ないんですけど……」


 久美が不満を漏らすのも当然だ。1学期の試験では、3位の自分を大きく引き離してワンツー・フィニッシュだったのだから、飛鳥と真桜の実力が高いことはわかる。だが試験はしょせん試験だし、自分の目で直接見ていない。伝聞が曲解され、尾ひれ背びれや角までつく話はよくある。自分の目で見ないことには、本心で納得することは難しいだろう。


「川島も水谷も、それに鬼塚もそう思う気持ちはわかる。俺達だって最初はそうだったからな。だが伊達に入学直後に推薦されたわけじゃない。想像以上だと思ってもらっても全然いいぞ」


 飛鳥が加入する際、最初は遥も疑問だった。だが自分でも言うように、二人の実力は自分の想像以上だった。


「その想像すら可愛いものだって、絶対に思うから。私達もそうだったもんね」


 ふわりとしたショート・カットを揺らしながら、まどかも思い出していた。特に勇輝が死んだ日の出来事は、今でも忘れることができない。


「トラウマもんだったな、あれは。まだ夢に出るぞ」

「実は私も。川島さん、水谷さん。不満があるのはわかります。でも二人が高い実力を持っていることは、もう証明されているんです。前生徒会の先輩達はご存知ですから、新生徒会にもいずれ報告するつもりです」

「……わかりました。生意気なことを言って、すいませんでした」

「まあ新参者だし、三上君と三上さん……紛らわしいから私も飛鳥君と真桜ちゃんって呼ばせてもらうけど、飛鳥君と真桜ちゃんが前期から風紀委員だったのも事実だから、二人の実力がどんなものなのか、楽しみにさせてもらうわ」

「川島に一票。一年間、よろしくな」


 不満が解消されたわけではないが、飛鳥と真桜の実力を見る機会は必ずある。どれ程のものかはわからないが、もし本当にヘルヘイムを―A級術式を使いこなすのであれば、その時は素直に自分の非を認めよう。久美はそう心に決めていた。


「はい。それでは最初の議題、明星際についての打ち合わせを始めましょう」


 まだぎこちない雰囲気は残るが、明星際が終われば雰囲気は変わる。これは毎年のことだ。それに悪気があったわけではないこともわかっている。だから雪乃は、就任後、初の大仕事となる明星際に目を向けた。

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