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刻印術師の高校生活  作者: 氷山 玲士
第二章 刻印の宿命編
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1・新風紀委員

――西暦2096年7月14日(土)12:48 明星高校 風紀委員会室――

 先月まで周囲を騒がせていたマラクワヒー残党の事件が解決して以来、校内でも大きな問題は起きていなかった。期末考査週間という難敵が控えていたため、問題を起こす余裕もなかった、と言うべきなのかもしれないが。

 だが今日、ようやくその難敵も去り、夏休みまで一週間に迫ったこの時期、気の緩みからなのか難敵に敗れたからなのか、はたまた別の理由があるのか、大なり小なりはあるが毎年問題を起こす生徒が少なくない。そのために風紀委員は、巡回当番の数を増やし、放課後は委員会室に常駐する当番まで決められている。今日はそのための会議が招集されていた。


「諸君、今年もやってきたわよ。期末考査という名の悪魔から逃れた子羊達の、哀れな宴の時が」


 まったくもって意味がわからない。飛鳥の頭にも真桜の頭にも、クエスチョン・マークが激しく踊っている。だが他の委員達もそうかと言えば、そんなことはない。先輩方はさつきのわけのわからない説明で、全てを理解していた。わかっていないのは飛鳥と真桜だけだ。


「だけど今年ってさ、もしかしたら、雅人先輩がいた頃より楽なんじゃない?」

「武田、何でそう思うんだ?」


 聖美の呟きに、志藤が疑問を返した。


「だってさ、生成者が三人もいるのよ?さすがに知ってる人は少ないけど、その人達が問題起こすはずないじゃない」

「ああ、確かに。しかもこの兄妹に至っては二つも持ってやがるからな。刻印術師なら間違ってもケンカなんか売らねえ」

「術師じゃなくても逃げ出すよ」

「それに立花さんの宝具も、久世先輩と同じく複数属性に特化してるんでしょ?それって宝具の中でも珍しいんじゃなかったっけ?」


 3年生の風紀委員は全部で六名。うち二人は、刻印術師ではない。その二人が、見た目はどこにでもいそうな容姿をした藤間とうま 真司しんじ川村かわむら 瑞穂みずほだ。


「珍しさなら、三上兄妹にもひけを取らなかったはずだな。国内じゃ代表と久世先輩しかいなかったはずだし」


 先輩方の、特に刻印術師の方々にとって、生成者が三人という異常事態を受け入れることは、容易ならざることだっただろう。刻印宝具は刻印術師の約三割程度しか生成できないと言われているが、未成年の内から生成に成功した者はさらに少なく、一割にも満たないと言われている。

 現在日本の刻印術師は約一万人と言われているが、正確な統計をとったわけではない。事実、連盟が把握している宝具生成者は三百人足らず、内未成年はわずか八人だ。その内三人が、この明星高校風紀委員会に所属している。征司と卒業生である雅人を含めれば、連盟が把握している未成年の半分以上が鎌倉市に集中していることになるわけであり、しかも二名は複数生成、二名は複数属性特化型という、鬼も泣いて逃げ出す事態となっている。


「あまり知られてないけど、代表の奥様も複数属性特化型よ。だからこの子達が異常なのは、血統書付きってワケ」


 そんな言われようは、飛鳥にとって不本意極まりない。だが先輩方からしてみれば、これ以上ない説得力を秘めていた。


「なんかすげえ説得力があるな……」

「あの親にしてこの子あり、ってやつか」

「納得できるわね」


 だが飛鳥の本当の母と、真桜の本当の父は、既に他界している。二人が兄妹になったのも、一人前の刻印術師になるために、という両親の思惑があったからであり、飛鳥も真桜も納得し、それを受け入れたという背景がある。この場でその事実を知っているのはさつきだけだが、片親から受け継いだという意味では二人共該当する。何かの因果というか、因縁を感じずにはいられないが。


「それよりさつきさん、私達まだわからないんですけど?なんですか、その哀れな宴って?」


 真桜がいい加減焦れて、さつきに答えを求めた。


「ああ、そう言えばあんた達は初めてなのよね。忘れてたわ」

「……」

「……」


 真桜だけでなく、飛鳥も言いたいことがある、という顔をしている。

 先月、さつきの抜けた風紀委員の穴を埋めるため、という表向きの理由で生徒会から推薦された真桜は、満場一致で風紀委員会へ加入することとなった。既に風紀委員の間では、三上兄妹が複数の刻印宝具生成者ということが知れ渡っているし、それだけで自分達が束になっても太刀打ちできない相手だと認識されているという事情もある。

 一ヶ月経った今では飛鳥と共に立派な、そして貴重な戦力として数えられており、3年生に至っては、久世雅人委員長時代の再来だと喜色を表してすらいる。2年生も去年の事件を覚えており、かなりの大騒ぎで、風紀委員からも負傷者が出たことを覚えているし、当然、鎮圧に協力した卒業生のことも知っている。それが久世雅人だと気付いた者はいなかったが。


「毎年のことだが、期末週間の次の週は、問題を起こす生徒が多いんだ。期末も終わって夏休みも近いとなれば、気が緩むのは仕方がない。しかも信じられんことに、毎年この時期に夏モデルの刻印具が発売されるから、騒ぎになるのは確定事項に近い。だから風紀委員にとっては、毎年この時期が一番忙しいんだよ」

「マジですか……」


 さつきの代わりに答えてくれたのは志藤だった。こういう時は、さつき以上に頼りになる先輩だ。だが説明はありがたかったが、内容はまったくありがたくなかった。

 刻印具の発売、と聞けば珍しい話ではない。刻印具の量産はかなりの手間だ。メーカーも最低限のものしか刻印化していない。後は個人でやってくれ、というのが基本スタイルとなっている。

 だが各メーカーは、毎年夏と冬に、長期休暇を満喫するためという口実のもと、既存の刻印具でも使用可能な消費型刻印具の販売を開始する。消費型刻印具はその名の通り使い捨てであり、大量生産が前提となっている。そのため刻印具の中では比較的量産が容易という事情もある。そもそも刻印具は使いなれた物が好まれる背景もあり、携帯型や装飾型は新型であっても大量生産されることはない。だからこそ消費型に白羽の矢が立つわけだ。

 本来ならば、夏モデルの発売開始が7月中旬というのは、少々遅いように感じられる。既にこの時期で定着してしまっているためという理由もあるが、対抗技術や上位機能による対策を予防するため、どのメーカーも先行販売には踏み切れないという事情も大きい。いわゆる大人の都合というやつである。


「毎年かなり売れてて、さらには限定品まであるからな。それで問題を起こす奴も多いんだよ」


 非常にありがたくない情報だった。飛鳥は誕生日が夏モデル発売の直後でもあるため、どちらかと言えば貰うことの方が多い。冬モデルに至ってはそもそも使う機会がない。実家は神社なのだから、年末年始は毎年戦場のようになっている。クリスマスなら使えなくもないが、年末の準備に追われることも多いため、難しいと言わざるを得ない。ゆえに今日まで、夏冬モデルの発売時期を気にしたことはなかった。


「飛鳥はともかく、真桜は何となくわかってたんじゃない?毎年限定モデルをプレゼントしてるんだし」

「そうなんですけど……当たってほしくなかったって言うか、考えたくなかったって言うか……」


 さつきの言う通り、真桜は毎年飛鳥の誕生日に、夏モデルの限定品をプレゼントしている。今年も既に予約済みだ。だからもしかしたら、という予感は確かにあった。


「プレゼント?真桜ちゃんが飛鳥君に?なんで?」


 だがさつきの一言に、聖美が食いついた。


「妹から兄にって、あんまり聞かないわよね?」

「妹じゃなくて婚約者でしょ。どっちにしてもあんまり聞かないけど」

「何かの記念日?あ、もしかして飛鳥君、今月が誕生日なのかな?」


 食いついたのは聖美だけではなかった。女子の先輩方が入れ食い状態だ。しかも見事にヒットした。


「エリー正解。飛鳥持って帰っていいわよ」


 エリーと呼ばれた薄茶色の髪をショート・ポニーでまとめた2年生、エリーこと正岡まさおか エリナが慌てている。飛鳥も慌てている。さつきはあっけらかんと答えたが、当然冗談だった。だが世の中、冗談では済まないこともある。


「今のなし!それより志藤!来週の打ち合わせ始めるわよ!」


 冗談だと頭ではわかっている。しかし真桜は、そこで感情を抑えることができるほど成熟していない。さつきが慌てて前言を撤回したのも、真桜が右手にシルバー・クリエイターを生成しようとしている姿が目に入ったからだ。だがいきなり話を振られた志藤はたまったものではない。


「俺に振るな!ちゃんと自分で責任を取れ!」


 飛鳥は頭を抱えつつも、真桜をなだめ、目下最大の問題を吐露した。


「事情は理解できましたけど、どうしたらいいんです?俺達、準備にも追われてるんですけど」


 飛鳥の言う準備とは、開催まであと二週間と迫った花火大会のことだ。今週は期末考査に追われ、とてもではないが準備どころではなかった。にも関わらず、来週は風紀委員にとって一年で一番忙しいと言われれば、大会の準備どころの話ではない。


「あ~……花火大会まで時間ないんだっけか。お父さんとお母さんは?」

「幸か不幸か、今年は戻れないって言ってますね」


 二人の実家が源神社だということは、父が連盟の代表であることをさつきにバラされたと同時に発覚している。神職に就いている刻印術師は珍しくなく、そのため飛鳥と真桜の事情も上級生達は理解してくれた。だが生成者の中でも希少な能力を持つ二人を外す、などということはあり得ない。去年、重傷者を出す事件が起きたのは、まさにこの時期だったのだから。


「雅人だけに任せるのもあれだし、飛鳥は名代ってことで出なきゃいけない会合とかもあるわよね。あんた達には悪いけど、飛鳥は神社優先、真桜は学校優先で動いてもらうしかないわ」

「まあ、そうなりますよね。なるべくこっちに時間割けるようにはしてみますけど、俺も初めてのことが多いから、上手くいくかどうかは……」

「そこは俺達も協力するさ。どうしても飛鳥が出なきゃならないことは仕方ないが、それ以外なら俺達を使ってくれて一向に構わない。と言うか、むしろ使ってくれ」


 志藤の言葉に、多数、というか全員が頷いた。特に3年生は、去年の惨状を収めるために、多大な労力を費やした。ある意味では先々月侵入してきたテロリストより厄介だったと言える。テロリスト相手に容赦する必要はないが、相手が生徒ならばそういうわけにはいかないからだ。


「それじゃ来週は、飛鳥以外全員強制。毎年のことだけど非番はなし。飛鳥は朝一でその日の予定を教えること。もし緊急の予定が入ったら、それは逐一報告。何か質問は?ないなら今日の議題はここまで」


 特に質問もなく、会議は終了した。来週はかなりハードな一週間になりそうだと、飛鳥は深い溜息を吐いた。


――西暦2096年7月14日(土)PM14:23 源神社 母屋 居間――

「やっぱり今年もか。そんな予感はあったんだよな」


 三上家の居間には、大河、美花、さゆり、さつき、雅人が腰を下ろしていた。雅人は先週引っ越しの挨拶に来たが、大学や管理局へ行くことが多かったため、それ以降一度も来れなかったのだが、今日はさつきが呼びつけた。神社の準備、来週の風紀委員会の活動と、とてもではないが手が回らないことが明らかだったからだ。


「だけどよ、なんで親父さんもお袋さんも、代理の人寄越さないんだ?飛鳥だけでできるわけないって、わかりきってることだろ?」


 大河の疑問は当然だった。大河も美花も、毎年花火大会の準備に飛鳥達の父が奔走している姿を目の当たりにしている。自分の目から見ても大変だということはよくわかるし、そのせいでこの時期と年末年始は被害が少ないという事実もある。同じく実家が神社のさゆりも、祭りの準備の大変さをよく知っている。だから大河の疑問ももっともだと思っていた。


「代理なら寄越してくれてるじゃない。ここに」


 さつきが指差した先にいたのは雅人だった。


「え?雅人さんが代理?だけど雅人さんの実家って、神社じゃなかったですよね?」

「そうなんだよね。だから俺としても、わからないことだらけだ」


 美花の疑問に、雅人は苦笑しながら答えた。雅人の実家もさつきの実家も神職に就いているわけではない。代理として甚だ役不足ではあるが、先月二十歳の誕生日を迎えた雅人は世間一般で見れば成年であり、まだ大学生とはいえそれなりの経験を積んでいる。なにより雅人は、ソード・マスターとして度々テレビや雑誌でも紹介されている。雅人としては不本意だったが取材も何度か受けたことがある。今では必要なことと割り切っているが、代表からソード・マスターの称号を与えられた時は、さすがに罠ではないかと疑いもした。雅人も何度か罠に落ちているのだから当然のことだ。


「ひょっとして小父さん、ソード・マスターを神社の宣伝に使おうって思ってるんじゃ?」


 だから美花の疑問にも、そんなことはない、と言い切ることができなかった。むしろ飛鳥や真桜、大河やさつきでさえもありそうだと大きく頷いていた。


「どこまで信用ないのよ、代表って……」


 さゆりの疑問が解消される日はまだ遠いようだ。そんな日が来るかもわからないし、来てほしくないとも思えるが。


「それより飛鳥、町内会の会長さんが連絡してくれって言ってたぞ」

「会長が?わかりました。後で連絡します」

「早速代理として活躍してるみたいね」


 明星大学は昨日から夏休みに入っている。そのため雅人は、昼間は神社で事務作業をしていた。そこに町内会の会長が訪ねて来たのだが、飛鳥でなければ結論を出せない事案もいくつかあったため、返答を保留していたのだ。しかもアルバイトの類ではないため、賃金などない。無給で働くなど普通の大学生にはあり得ないことだが、雅人は普通の大学生ではない。学生でありながら軍属でもあり、現在は飛鳥と真桜の監視、及び護衛任務に就いている。無論大学生ということも考慮されてはいるが、それでも大学に通っている時間以外は、ほとんど束縛されていると言っても過言ではない。

 だが雅人に不満はない。飛鳥の盾であることを誓ったあの日から、雅人にとって飛鳥は仕えるべき主君のようなものだ。

 それはさつきも同様で、明星高校ではさつきが二人の護衛役を担っている。刻印宝具ガイア・スフィアの生成ができたからという理由もあるが、雅人だけに負担を背負わせるつもりは、さつきには全くなかった。さつきにとっては、真桜が仕えるべき姫君だ。雅人同様、真桜の盾であることを誓った日から、自分はそのために生きていると言ってもいい。

 現在雅人とさつきの懸念は、渡辺征司の存在だ。先日雅人は、国防軍過激派が征司に接触しているというよくない噂を耳にした。このことは連盟にも、自分が所属する刻印管理局にも報告済みだ。

 だが過激派を刺激することは避けなければならない。過激派の目的は軍事政権の樹立だ。もし軍事政権が誕生してしまえば、近隣諸国、特に中華連合との関係が一気に悪化することは容易に想像できるし、USKIAとの関係すらも危ぶまれる。最悪の場合、世界中を敵に回すことだって考えられる。

 過激派が征司に接触していることは由々しき事態だが、逆に過激派の尻尾を掴む機会でもある。過激派は軍内部でも上手く立ち回っており、付け入る隙を見せたことは一度もないからだ。


「そうだ、雅人。あとでちょっと付き合ってよ」

「それは構わないけど、何をするつもりなんだ?」

「ちょっと鍛錬場でね。飛鳥と真桜には何度か付き合ってもらったんだけど、この二人相手じゃいまいち効果が実感できないのよ」


 だからさつきは、開発を急いでいた。一応の形にはなってきているのだが、飛鳥と真桜が相手ではどうしても効果が実感できないし、術式が中断されることもあった。これは二人の生体領域が強過ぎるためだからであり、けっしてさつきが未熟だからではない。それどころかさつきは、同世代最強との呼び声も高い術師だ。


「なるほど。わかった、俺でよければ付き合おう。だけど手加減はしてくれよ?」


 当然雅人も、重要性を理解していた。


「わかってるって。飛鳥、真桜、ちょっと鍛錬場借りるわね」

「ええ、どうぞ」

「頑張って下さいね、さつきさん」


 飛鳥も真桜も、快く二人を送り出した。


「雅人さんとさつきさん、鍛錬場で何するつもりなんだ?」

「S級術式の開発でしょうね。宝具生成の次は、S級術式の開発だから」


 大河の疑問に答えたのはさゆりだった。さつきの開発しているS級術式には興味がある。だが開発途中では、さすがに見せてはもらえないだろう。S級術式開発にはリスクが伴う。加減や規模の調整、術式の相克関係による暴発など、何が起こるか予想ができないからだ。生成者であっても危険が伴うことが少なくないのだから、宝具を生成できないさゆり、術師ではない大河、美花では巻き込まれてしまう可能性が高い。命を落とす可能性すらありえる話なのだから。


「完成すれば見せてくれるだろうし、それまではお預けかな。それより飛鳥君。今日はどうするの?」

「会長に連絡を取らなきゃだな。多分屋台のことだろうから、早めに連絡とっとかないと後が大変だ」

「それじゃ少し早いけど、今日はこれでお開きかな」


 美花も、おそらく花火大会のことだと予想した。これからしばらく、飛鳥は忙しくなるだろうから、あまり長居するのも迷惑だろう。


「悪いな。花火大会が終われば時間取れると思うから」

「気にすんなって。俺達でよければ手伝うしよ」

「そうよ。うちの神社のお祭りはそんなに大きくないけど、それでも大変だってことはよく知ってるから」

「サンキュー。多分頼ると思うから、そのときはよろしくな」


 大河と美花は何度か手伝ってくれたことがあるし、さゆりは実家が神社なのだから、苦労はよく知っている。飛鳥としても、この申し出は本当にありがたかった。

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