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第二話


「………わかった?」


「ん〜なんとか」


 ゲレンはエルヴィナにこの世界の事を教えてもらっていた。15時間ぶっとうしで。


 彼女の話によると、まず、ステータスをあげることができるのは【クリスタル】というものだけらしい。


 クリスタルはいろいろあって色によってあがるステータスが違うようだ。


 例えば


 赤いクリスタルなら力


 青いクリスタルなら防御


 黄色いクリスタルなら回避


 緑のクリスタルなら命中


 黒いクリスタルなら魔力


 白いクリスタルなら知力


 といった具合だ。さっき俺が使ったクリスタルは虹色だから全てのステータスがあがるらしい。 そして、肝心のクリスタルの入手方法だが、魔物を素早く倒すとたまに落とすらしい、あと、まれにエルヴィナみたいにくれる人もいるらしい。


魔法力、魔法、能力(スキル)は使っているとどんどん上がっていくようだ。


 つまり、魔法や能力はもし、当たらなくても損ではないって事だ。


 あと、ランクはステータスを総合して条件さえ満たしていればあがるらしい。


 ランクは


 下から


 F

 FF

 FFF

 E

 EE

 EEE

 D

 DD

 DDD

 C

 CC

 CCC

 B

 BB

 BBB

 A

 AA

 AAA

 S

 SS

 SSS

 ☆

 ☆☆

 ☆☆☆


 と上がっていく、全24ランクあり、今の俺のランクはFだから、一番低い。エルヴィナは☆☆☆だから、一番高い。


 そして、能力(スキル)は、固定技が無いらしい。


 つまり、能力は使う人によって変わっていく。


「まぁ、ほとんどが弟子入りして、型が似ているものが多いんだけどね」


 ………らしい。


 魔法は詠唱は取りあえず有るが【魔王】と【勇者】は詠唱が必要ないらしい、しかしその分威力が減る、という。


「で、あなたはこれからどうするの?」


「うーん」


 正直、何をすればいいのかわからない。


 取りあえず、今の俺のステータスを見ることにした。



ゲレン・ファルラート


種族:人間


ランク:FFF


SP:2500


力:180


攻撃:150


防御:120


命中:160


回避:150


知力:120


魔力:140




能力(スキル)


《火魔法Lv.3》


《水魔法Lv.1》


《地魔法Lv.1》


《風魔法Lv.1》


《雷魔法Lv.1》


《氷魔法Lv.1》


《光魔法Lv.1》


《闇魔法Lv.1》


《源魔法Lv.1》


《元魔法LV.1》


《無魔法Lv.1》


《花魔法Lv.1》


《木魔法Lv.1》


《幻魔法Lv.1》


《時魔法Lv.1》


《土魔法Lv.1》



剣能力(ソードスキル)Lv.50》


双剣能力(ダブルソードスキル)Lv.50》


《魔王》


自動回復(オートヒーリング)Lv.15》




 おお、以外と上がっている。


「どうしたの?」


「えっ、あ、いや、何でもない。えーと、この近くに街ってない?」


「うーん。一番近くて、【魔法都市レノール】かな?」


「どのくらいかかるの?」


「早くて3日くらいよ」


「わかった、ありがとう」


「道案内ならするけど?どうする?」


「どうするもなにも来てくれないと道わからない」


「それもそうね」


 エルヴィナは笑いながら言った。


「なら、早く行くに越したことはないわ。早速行きましょう」


「了解」


 ふと、あることを思い浮かんだ。


「どうしたの?」


 エルヴィナは心配そうに聞いてきた。


「……メニューを開くとき、頭のなかで言うよな?」


「ええ、そうだけど?」


 不思議そうにこちらを見るエルヴィナを見ながらゲレンは言う


「じゃあ、頭のなかで【装備】とか、そんなこと言ったら装備できるのかな?」


 エルヴィナは少し考えて


「なら、やってみれば?」


 言われる前にゲレンはもうやっていた。


 しばらくして、ゲレンの手元が光出した。そして光が凝縮していき、炎剣フランヴァルシュが出た。


「!!!で、出た!」


「なら、私も」


 そう言うとエルヴィナは意識を集中させた。すると、手元が光出した。そして刀が出てきた。


 その刀は、禍々しい魔力を放っていた。


「この剣は、幻夢刀って言うの。あなたの剣と同じ種類よ」


「この剣はなんなんだ?」


「それは……わからないの、でも全ての属性に一つずつあることはわかっているわ」


「そうか……。じゃあ、行こうか?」


「ええ、行きましょう」


 ゲレンとエルヴィナは魔法都市レノールへと向かい歩き出した。


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