戦闘初日〜BATTLE THE URUFU
戦闘シーンが会話ばかりに………駄文ですがどうぞ
「よし、全員揃ってるな出発するぞ」
翌日の朝5時
良也を含めた八人は出発した。
「それじゃあ、成宮さん残りの連中は任せたよ」
「了解しました、」
別部隊の隊長である成宮に声をかけると良也達は達は出発した。
1キロ地点 ゲート
「我々は第八特別小隊だ、任務で3キロ先まで輸送隊を護衛する為に来た、通過許可を!」
「……了解、許可する」
「感謝する」
「……幸運を」
学校を出て1キロ先に行くと、何やら鉄柵が張ってあった。
上田「おい、何だここ?」
桐原「しらねぇのか?ここがゲートだ、守ってるのは第六特別部隊の木崎守って奴だ」
上田「……そのままの名前だな」
桐原「別名、鳳凰の防人」
上田「凄いのかイマイチよくわからん名前だな」
良也「おら、とっとと行くぞ」
許可を得ると良也達は冊を越えた。
「さて、全員武器を構えろ、ここは危険レベル3地点だ、ゲートを越えたらどこにモンスターが居てもおかしくないと思え!ここは通称 狼の巣だ、死にたくなければ 警戒を解くなよ」
「「「了解!」」」
皆が武器を構える、
そのまま進むこと20分、良也が全員を止めた。
良也「ウルフだ、数は三体だがあいつらは見張りだ、ペコ、狙撃で奴らをかたずけろ、他の連中は十字の陣だ!クロスファイヤをかける」
「「「おう!」」」
刀を持った桐原と桐谷が全面に出てその後ろに別れて、山下と結城さんがつく、永松と鈴浦は上田の援護につき、佐藤は良也の後につく
「よし、それじゃあ……始まりだ!」
良也が命令を下すと同時に上田のライフルが火を噴く、最初の掃討戦が始まった。
まず上田が素早く連射して二匹目のウルフを倒したが、残りの一匹がすでに吠えていた。
「ウオーン!」
次の瞬間、上田が倒したが、声は周りに響いていた。
「「「ウオーン!」」」
周りから返事が返ってくると、一斉にウルフが跳び出して来た。
山下「来たぞ、2時の方向だ!」
良也「数は?」
永松「およそ20!」
「山下と結城さん、合図したら一斉射撃、ペコ!お前は周りを見張れ、鬼がでたら撤退しかないからな!」
「「「了解!」」」
山下「ウルフが来たぞ!」
良也「撃てぇええ!」
「「ガガガガッ!」」
二人のマシンガンが火を噴く、それをまともに受けたウルフは体中に弾丸を受けて、血を流しながら倒れた。
良也「次は?」
佐藤「12時の方向!」
良也「永松が迎撃しろ」
永松「……了解」
永松の銃が火を噴く、
「「キャウンッ!」」
そのたびにウルフは倒れていった。
良也「佐藤さん、群れの指揮を採ってる奴がいるはずだから見つけてくれ、見つけたらペコが狙撃しろ!」
「「了解!」」
周りからは次々とウルフが湧いてきていた。
佐藤「8時の方向に数15」
良也「桐原と桐谷で迎撃しろ!鈴浦さん、援護してやってくれ!」
山下「折原!こっち、弾切れだ!」
「俺が変わる!その間に弾込めろ!」
良也は山下と交代するとマシンガンの弾を水平にばらまいた、あまり命中はしないがウルフが怯む
結城「折原さん、弾切れです!」
良也「くそ!山下!まだか!?」
山下「もう少しだ」
良也「仕方ない、ペコ!結城さんの変わりを!」
上田「おうっ!」
山下「折原!数が多すぎるぞ!」
必死に食い止めていると山下が叫んだ。
良也「分かってる、山下手榴弾を、後退しながら波状攻撃をかける」
山下「了解」
良也「よしいくぞ………今だ!」
良也の声を受けて山下が手榴弾を5つ程ピンを抜いて投げこむ、
(ドッゴーン!)
派手な爆発が起きる、それにウルフが怯んでいる隙に後退する良也達。
良也「陣形は二重に変更だ、急げ!」
良也に急かされて全員が銃を取ると構える。
良也「よし、今日は敵を減らすことだけ考えろ、佐藤さん、本部に弾を送るよう伝えてくれ」
佐藤「了解です」
良也「よし!それじゃあいくぞ!」
その声と同時にウルフ達が飛び掛かってきた。
ゲート付近 避難基地
良也「みんな、お疲れ様疲れてると思うが、武器の点検と弾の補充だけはしといてくれ、終わった奴からシャワーを浴びて寝てもいいぞ」
あのあと、弾が切れるまで戦った良也達はゲート近くの避難基地まで引いてきていた。
桐谷「結局、ボスは倒せず仕舞いだったな」
山下「仕方ねぇよ、敵が多すぎたからな」
桐原「何体倒したんだ?」
永松「約八百匹だ」
上田「そんなに!?」
良也「ああ、ただあいつらも最後はあまり出てこなくなったから明日は楽だぞ」
桐原「うげっ、それでもまだそんなにいるのかよ」
山下「落ち着け桐原、せいぜい百匹いれは多いくらいだ」
良也「そうだな、明日は行けそうだな」
良也はそういうと寝袋に入った。