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自転車
過去作が200以上あるので今、一気にアップしてるところです。
短く切った髪を靡かせながら、君は自転車を漕いでいた。僕は君のあとを追いかけるように同じく自転車を漕いでいた。君は電動アシストだから、僕が一生懸命漕いでもなかなか追いつかない。
自転車置き場に着いた時、君が何気なく、
「おはよー」というから、僕も「おはよー」ってさりげなく返したけれど、こころの中は「好きだよ!」って気持ちでいっぱいだった。
君と別れて二ヶ月。なんか、付き合ってた頃と友だちに戻った今とあんまり関係は変わらないような気がする。なんなら時々学校の誰も来ない一番上の階段でキスしたりする。
意地悪だよ。君は。
一つ踊ればいいんだ。二つキスすればいい。三つ未練がましいのは、四つ夜通し泣いたから。なんて言っても数え歌にもなっちゃいない。
僕は君を諦めはしないよ。だからと言ってストーカーみたいなことはしない。胸の中で君と二人で暮らすよ。(了)
最後までお読みいただきありがとうございました。




