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青騎士  作者: シャーパー
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王子出発

スマホに着信が入る、カズトだ。


「お疲れ様です」


「厄介な事になった。今、こっちに来れないか?」


特に何事にも縛られていない身分だ、すぐに対応する事は出来る。


「何があったんですか?」


「話して説明するよりも、こっちに来てもらった方が良いと思う」


カズトの声には焦りがあった。


どうにも、普段の彼らしくない。


「分かりました、今すぐ向かいます」


「頼むよ」


通話を終えた後、俺は特に意味もなく、スマホの画面を見ていた。


「まあ、行かなくちゃ分からないか…」


そう呟いたが、十中八九、『灰色』と『子供達』の件である事は想像できた。


何か、進展があったのだろうか。


だが、焦っていたという事は良くない状況にあるのだろう。


戦力が必要なのだ。


「久し振りに暴れるか」


自転車を使う事にする。


置き場所は考えなければならないが、まあ、構わないだろう。


ペダルに足を掛け、さあ、出発だ…。

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