裏
マズイ・・・ ばれた・・・な
ガチャ
マズイ・・・んだよな。今の状況・・・
なら・・・
陣内「お前には、この学園にいる資格がな…」
あ「さっき“林童まき“って言っただろ!」
これで話をズラすしか・・・
まきサイド終了
陣内「・・・ハァ？」
あ「言ったろ？」
紗奈サイド
ポカーん・・・
紗「(ボソッ)嘘でしょ・・・、流石にあれはマズイって・・・」
陣内「ほう・・・そうか・・・」
べリッ・・・
きた・・・
陣内が怒った・・・
あーもう まき、秋山先生とかに言われなかったの!？
怒らせると・・・
消されちゃうっていうこと!!
スゥッ・・・
ビリビリッ
あ「これ・・・は・・・？」
フリービースト・・・
紗「雷獣!!!!!!」
あ「なっ・・・!紗奈!!⁇」
紗「おっと。あたし、陣内先生超えちゃった⁇」
陣内「藤田・・・紗奈」
紗「はい？なんでしょう陣内先生・・・？
陣内「教師に暴力は校則違反だ・・・」
紗「生徒に手を出すほうがいけないんじゃなぁ～い？」
あ「おいッ・・・、紗奈は関係ないっ・・・」
紗「ねぇ・・・、黙ってて？新人さん」
あ「・・・紗奈・・・。これ・・・私の問題だろう・・・？」
あ「悪いが、黙るのはお前だ。」
紗「まき・・・」
あ「陣内のことはあの金髪の男に言われた。でも、これは完全に私のことだろ？」
紗「・・・。」
あ「紗奈・・・。お前は最初の友だ。信じてくれ・・・」
紗「そっ・・・か」
陣内「クスッ・・・、くだらんな」
あ「陣内・・・、調子に乗んな」
陣内「!!？お前っ!!」
ドォォォォッン!!!!!!!!
紗(・・・蹴った!!)
陣内「お前っ!!新人のくせにこの俺にっ・・・!!」
あ「・・・陣内」
陣内「っ・・・なんだよ」
あ「いいよ、認める。私は裏の者だ。」
陣内「!!」
あ「それは見事に当たったなぁ・・・。でもな、
なぜ裏をすぐに信じる・・・？」
陣内「何が言いたい？」
あ「裏の者のことは知っていても、ここに裏がいるなんて簡単には信じられん。」
紗「!!」
あ「だが、私はここまでしか頭がまわらん!!だから知らん!!」
紗「(自分で言ってどうするの・・・)」
あ「だから、陣内。私はお前が不思議で仕方ない。分かるまで無理矢理追い出されようが ここからでないぞ!!」
陣内「・・・マジ？」
ガシャンッ!!
棗「ぐぁっ・・・」
？「知ってるぞ？ここから逃げようとして、秋山にボコされたってこと・・・」
棗「ボコされた・・・？」
ボォッ！！！！
棗「逃げてもねぇよ!!馬鹿野郎!!」
？「・・・!!」
ボォォォォォッ!!
棗「・・・こんなんで・・・やられ・・・」
？「ねぇよ!!」
棗「っ・・・、くそっ」
ダダダダダッン!!
棗「・・・ハァハァ・・・」
？「この“川村様“は優しいからなぁ？お前のような雑魚にはここまでが限界だ・・・」
棗「ボコされてねぇ・・・!逃げてもねぇ・・・!!」
川村「クスッ・・・。お前は本当に負けず嫌いだなァ？あれぇ・・・？」
棗「・・・なんだよ」
川村「そういえば・・・転入生来たってねぇ・・・？」
棗「!!お前ッ・・・!!」
川村「おっと・・・、ナイト性の高い奴だなぁ・・・」
棗「あいつに手ェ出すなよ!!関係ないだろ・・・」
川村「・・・う～ん。でもねぇ、能力が高かったら、襲っちゃうかも」
棗「っ・・・、あればの話だろ・・・」
川村「残念。ほとんど確実なんだよ。」
棗「ハァ？」
川村「・・・表じゃないよ。あの子」
棗「何を言っている・・・？」
川村「・・・これ以上は言わねぇよ。もし言ったらお前、絶対意識すっから。」
棗「・・・」
川村「それと・・・、この大事な人材を失っちまうかもしれないし・・・」
棗「・・・ふざ・・・けんなよ・・・」
川村サイド
運良いな・・・俺
こんな身近に“表以外”が大量にいるなんて・・・
