藤田大河
棗「大河ッ・・・」
大河「他人を巻き込むなんて、棗らしくないじゃないか!!」
棗「っ・・・ うるせぇよ・・・」
たったった・・・(棗が去って行く足音)
大河「っ・・・」
まきサイド
棗・・・
さっき凄く恐怖心を感じた・・・
大河「川村・・・夏香さん?」
夏香「なっ、何?大河君・・・?」
大河「心配するのさ、いいことだとは思うよ。でも、アイツにとっては可哀想って思われてるみたいで責めてるようなもんなんだ。あまり行動に現さない方がいいよ・・・」
夏香「何っ・・・よ」
ダッ・・・
大河「ごめんね・・・」
わからん・・・分からんよ。イザベラ様・・・
なぜ私のような未熟者を表に行かせたのですか・・・!!
ガチャ・・・
夏香「陣内先生」
陣内「ん?どうした、川村」
裏って・・・知ってますか・・・?
裏の世界
家来さん「イザベラ様!」
イ「なんだい?あまり叫ぶな、迷惑するぞ。皆な」
家来さん「あっ・・・すみません。大変なんです!」
イ「どうした?」
家来さん「水晶がっ・・・!」
10分後
イ「あらあら、これはマズイねぇ?」
家来さん「もしかしてこれは・・・」
イ「そう。あぁ、なぜ私はあの子を表に行かせたのだろう・・・
この水晶はまきのものだ・・・」
まきサイド
はぁ・・・、これからどうなるのだろう?
守るべき者は見つけられない・・・
しかも、表の者を恐れたということまでは・・・
ダメだ、裏の頂点には 程遠い・・・
ガタッ(ドアに寄りかかる)
ガチャ
あ「!?いったっ・・・」
?「おっと、失礼」
あ「ノックくらいやってくれないと危ないだろう?!気をつけろ!!」
?「何をいう?ドアに寄りかかるお前が悪い。」
あ「生意気なっ・・・」
?「・・・ハァ?」
ビクッ
?「やはりと言うべきか・・・?態度が悪いうえに 頭も悪い。とても表の者とは思えんなぁ?」
・・・まてよ・・・嘘だろ・・・?
陣内「林童まき。お前は裏の住人だな・・・?」
陣・・・内・・・