藤田紗奈
棗サイド
ぶぅっ・・・
風が不自然だな。・・・秋山か・・・
今なら・・・いけるかもなぁ?
秋山「ごめんね・・・」
ガチャ・・・
秋山「失礼します」
?「あぁ・・・、秋山先生。」
秋山「この子に・・・寮案内ですよね?」
?「そうですね、お願いしますよ?先生・・・」
ガッ
棗「もう・・・邪魔はさせねぇ・・・」
これからは俺自身で動いてやる・・・!!
まきサイド
ガバッ!!!!
ゆっ・・・夢か・・・?
でっ・・・でもいつから夢を?記憶が曖昧だ・・・
あ「・・・。」
ガチャ
ビクッ!!
?「あっ!目、さましたんだね!」
・・・え?
?「あ~よかった~!秋山先生が倒れてる人 連れて来たから
死んだ人かと思った☆」
おい・・・
?「あ、ごめんね。自己紹介がまだだったね。あたしは藤田紗奈。貴方と同じ寮ダネ」
あ「私は・・・林童まき・・・」
紗「わぁ~、可愛い名前!これから宜しく!まき!!」
こんな奴がいたんだな・・・クスッ・・・
あ「よっ・・・、宜しく」
あ「棗ー!!」
シーン・・・
あれ?教室にいないな?寮の方に行ったのか?
つまらんな、自慢したかったのにな。親友出来たぞって
?「ねぇ、新入りさん。」
私か
?「あんた 棗君に変な影響与えんじゃないわよ。傷つくの彼なんだから。」
なんだ、こいつ。あぁ、棗に恋心を抱いてる奴かな
あ「初対面で言われても 理解し難いんだが・・・?」
?「なんですって!!⁇」
ガチャ
?「!!」
棗「どけよ。邪魔」
傷だらけ・・・。何があったんだ・・・?
あ「おい!その傷っ・・・!」
棗「関係ねぇだろ・・・」
あ「関係無いけど・・・」
棗「好い加減にしねぇと、痛い目合わせんぞ・・・」
二種魔法かっ・・・!ダメだ・表に来てから一度も魔法使ってないから・・・
体が動かん!
⁇「辞めろ!棗!!」