握手
あ「隣だな。これから宜しくな」
生徒「(ボソッ)まきさん、龍雅さんの隣か・・・」
女子「えぇ・・・、まきさん いいなぁ・・・」
棗「はぁ?宜しくなじゃねぇよ。関わる気ねぇから、ハナっから」
・・・そうか。こいつ・・・、クラスのボス的存在だな・・・
あ「何だ、お前。あまり調子に乗らない方がいい。ここのボスであってもな」
生徒「何だ 棗さんにあんな態度・・・。」
棗「んだ てめぇ。調子にのってんのはどっちだよ。」
あ「別に嫌なわけじゃ無い。ただ、宜しくなと言っているだけだ。宜しくな、龍雅棗」
棗「・・・バカじゃねぇの・・・////」
あ「素直じゃないなぁ?」
棗「うるせえ、黙れ」
陣内「おい。うるさいぞ。」
女子1「なっ・・・何なのよ。棗君にあんな態度・・・!!」
放課後・・・
誰も・・・いないよな?
ガサッ・・・
あ「イザベラ様!学園に入れました。」(通信機で会話)
イ「そうか、そうか。お前としては良くやったな」
あ「あの、イザベラ様。私が守るべき者はどこに・・・?」
イ「クスッ・・・、まき もう試験は始まっているんだ。ヒントは無いよ。」
あ「そんなの無いぞ。どうやって探し出すんだ!?」
イ「違うな。探すのでは無い。」
あ「・・・は?」
イ「感じろ。必ず感じる、守るべき者を。一番大切に思う者のハズだ。」
あ「必ず・・・感じる?」
イ「全く・・・。お前は人を甘くするな。もうヒントはなしだ。」
あ「・・・(怒」
イ「ああ、そうだ。気をつけな。表には悪がうじゃうじゃいる。操られんよーに」
あ「あり得ないよ。守るために来たのだから。」
イ「ウン、頑張りな。じゃあな~」
プチッ・・・
大切な者・・・か
ま、大丈夫だろう。いつかは分かるぞ。今は、普通にここで生活を送るしか無いな・・・」
ダ・・・
?「へぇー。裏の・・・子なんだぁ・・・?」