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タイムトラベルワールド~時空のかなた~第4章

作者: 未来美咲

今回は一番、ザ・ファンタジーな感じになってまーす。(>W<)今までの、少しさびしげな感じとはまたちがった感じで、多くの方に入り込んで、楽しんでもらえるかと思っております。(笑)でわでわ、どーぞ、ファンタジックな世界をお楽しみあれ!!↓

第4章~未来へ~

鏡越しに自分を見てまた涙がこぼれる。傷ついて、サビついた心が鏡に写されているようだった。 

ぽとり・・・・・・・・

すると、鏡に写った自分が話しかけてきたのだ。

「泣かないで・・・さあコッチへおいでよ。きっとあなたが見つかるよ・・・。」

手を握られ私はすいこまれていく。

「えっ、ええっ・・・・ウ、ウソ!!!!」

どんどん鏡の自分にすいこまれ、ついには完全に鏡の中に入ってしまった!うそだろ!?こんなおとぎ話、あるいは漫画みたいなこと、あるはずない!!!あれこれ考えていると、急にまぶしい光が私をつつむ。

「んっ!?・・・・・」

目を閉じた。しばらくしてから目を開けるとそこには不思議な空間があった。

「ここはどこ!?」

夢じゃあるまいし・・と、疑いの目で鏡の自分に聞いたつもりでいたら、そこにはさっきいた鏡の自分はもういなく、かわりに、不思議な女の子がいて、話しかけてきた。

「ココはね。未来の扉の部屋までの、いわいる通路だよ。」

未来の扉の部屋?通路?その言葉を聞いて、もっと混乱する私をよそに、その子は言った。

「このキラキラの粉があなたを浮かせているんだよ。」

ニコッと笑ったその笑顔はいつわりのない綺麗で可憐な笑顔で、キラキラ輝いて見えた。

「私はスズナ 夢叶ムト。あなたは?」

素敵な名前だなぁ。私とはまるで別人だ。それに、私なんかより、ずっと美人。こんな綺麗な子にこんな

ブスで汚らしい私が名を名乗っても良いのだろうか。自分が恥ずかしくて頬が赤くなる。

「ほら言ってごらんよ。恥ずかしいことは無いよ。ね?」

夢叶チャンは私の手を取りそう言ってくれた。勇気を出して言ってみた。

「未・・・・、村奇 未海!!」

少し声が震えながら私は言った。

「未海チャンか・・・。素敵!」

どうしてだろう。今まで何度と無く、いろんな子に自己紹介してほめられてきたのに、

その言葉はいままでの誰のほめ言葉より嬉しかった。嬉しい。はじめて会ったのに、なぜか安心する。

こんな気持ち久しぶりだ。夢叶チャンといるとどうしてか、本当の自分でいられるような気がする・・・

顔を赤くして夢叶チャンを見つめる。

「未海ちゃん、そろそろだよ。」

シュッという音とともに、色々な色や素材の扉がいっぱいの部屋のような所にたどりついた。

「ココは・・・あ、さっき言ってた未来の扉の部屋?・・・」

「そうだよ。開く扉によって行く場所が変わるんだ。」

夢叶チャンは、水色に、虹と雲の絵が書かれた扉をノックして銀のドアノブをつかんであけた。

ガチャッ・・・すると風がフワッとコッチにふいてきて、二人で目をとじ、軽くジャンプすると、またたくまに空へ解き放たれた。その瞬間に目を見開いて、

「ええっ!ちょ・・ちょっと!!夢・・夢叶チャン!!!!」

ものすごい風で少し、しゃべりずらい。

「大丈夫だよ」

ちょっぴり笑って夢叶チャンは言った。そして夢叶チャンは私の手をつかんで、人差し指にKISSをした。

すると、夢叶チャンの背中から、大きな羽がひらいて、バサッという音で動き始めた。

「えっ・・・・」

一瞬、時が止まったみたいに思えた。



どーでしたでしょーか。今までとはちがう感じになってますかね。私的には、物語はこれからだと思うのでどーぞ、よろしくお願いいたしまーす。(^^)

*****         次回予告          *****

第4章~未来へ<2>~です。{ちなみに、今回もまた二つに分けました。今回、続きが気になる、終わり方だったので、お楽しみに!!バーイ♪


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