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キジトラ猫のトラさんが!夜空を見上げて想うこと。  作者: 神崎信


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38/42

ナゾのおじさん。

深夜•トラは、てくてくと公園内を歩いていた。深夜なので、人は居ない•、深夜のお散歩をしていると、足音が聞こえて来た•、トラは(こんな深夜に誰だろう?)

トラは警戒して•近くの木の陰に隠れて様子を窺うことにした!、すると足音が近付いて来た••そして声がする(あれれ??今この辺りに猫ちゃんが居るのが見えたんだけどな〜?、どこ行っちゃったかなぁ?)と言っている••、

トラが、そっと木陰から顔を出して見てみると、中年の、おじさんらしき人が、キョロキョロと辺りを見回していた!、そして•おじさんがトラの隠れている木陰の方を見た••瞬間••、トラと一瞬!目が合った!!、トラは(あっ!!マズイ!!目が合っちゃったぞ!!)、

すると••おじさんは無言でトラの方を見つめながら•トラの方に向かって、ゆっくりと忍び足で近付いて来る••、トラは(見つかった?!どうしよう••逃げようかな••)と、迷っていると••、おじさんが(猫ちゃ〜ん!逃げなくても大丈夫ニャン!おじさんは怪しい人ではありませんニャン!)っと•小さな声で••囁いている••、それを聴いたトラは••(ニャン?•••語尾にニャン?•••って付けて••近付いて来る••おじさん•••)、トラは、おじさんのことを••別の意味で怪しいと思ったけど••危険は感じなかったので•逃げないことにした!。

おじさんはトラの目の前に来ると(いや〜猫ちゃん!ごめんね!怖い思いをさせちゃったかニャン?)(さっき歩いてたら、猫ちゃんの姿が見えたもんで、わたしは子供の頃から猫ちゃんが大好きでね〜、今は猫ちゃんと暮らしてないんだけどね)、そう言うと、おじさんはトラの前にしゃがみ込んだ、トラを見つめ(猫ちゃん!頭ナデナデしてもイイですかニャン?)と、トラに問い掛けてきたので、トラは•おじさんの側に近付き•おじさんのひざ頭に自分の頭を擦り付けた!、すると、おじさんは(ワオ〜!!猫ちゃんありがとうニャ〜ン!!)と、喜んで?、トラの頭や顔、首筋を優しく撫でてくれた!。

しばらく謎のおじさんとトラとの交流が続き••、おじさんが(そろそろ、おじさんは家に帰ります!猫ちゃんと、もっと一緒に居たいけど、こんな•おじさんに付き合わせちゃって申し訳ないニャン•••)と、言って立ち上がり、トラに背を向けて歩いて行く、

トラは、おじさんの背中に向かって(ニャーーン)と鳴くと、おじさんはトラの方を振り返り、笑顔でバイバイと手を振ると、また前に向き直り帰って行った。トラは(おじさん、また会いに来てニャン!)と心の中で呟いた。

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