シーソーは動かないけれど。
公園にある遊具の「シーソー」子供達がお互いに両端に座ってバランスを取りながら地面を蹴って上下して遊んでいる!ぎっこんばったん・ぎっこんばったん・音をたてている!、トラが子供達の遊んで居る様子をじっと見ていると・やがてシーソーで遊んで居た子供達はどこか他の場所に行ってしまった・辺りは静かになり・トラも、その場を離れようかなぁと思った時、小学高の中学年位の女の子が歩いている・そして・トラに気付いて・近くに歩いて来た・そしてトラに向かって(猫ちゃんの事!この前も見かけたよ!猫ちゃんは・どこかの・お家の子?それとも・この公園に住んでるのかな?)と話掛けて来たので、トラは・ニャンと・小さく・ひと声鳴いて返事をした!、すると、女の子は笑顔になり!トラに向かって(そっかぁ〜!猫ちゃんは、この公園に住んでるんだね!)続けて(あそこにシーソーがあるけど・・猫ちゃんとは遊べないよね・・猫ちゃんが私と同じ位の大きさだったらなぁ)と言って・トラの方を見て笑った!。そう言われて・トラも(トラは猫の中では・かなり身体が大きい方だけど・トラが1匹では・ちょっとバランスがとれないなぁ・・)と考えていた。女の子がシーソーに向かい歩き出した!トラも横に並んで歩き出す!、女の子は歩きながらトラの事をチラチラと見ながら歩いている。シーソーに到着すると、女の子は片側にまたがって座った・トラも・女の子と同じ側にぴょこんと座り・女の子と同じ方向を向いた!、女の子は(シーソー動かないね!でも猫ちゃんと一緒に乗れたから!嬉しい!)とトラに語りかけ・トラの頭から背中を優しく撫でてくれた!。トラはゴロゴロと喉を鳴らしながら・トラもシーソーに、一緒に乗れて嬉しいと思っていた。




