表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キジトラ猫のトラさんが!夜空を見上げて想うこと。  作者: 神崎信


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

16/30

イシンデンシンの刻。

いつもの公園。夕方の時間帯、トラは、お気に入りのベンチに向かって歩いて行く、ベンチの下や近くに、優しい「誰か」が容器に水を入れて置いてくれてある、その水をトラは飲みたいと思っていた、ベンチの近くに行くと、ベンチに座る人。女性、おばあちゃんが座って居た、すぐ側に杖が立て掛けてある、トラはおばあちゃんの背後から、ベンチの下にスッと潜り込み・水が入っている「予定」の容器を覗くと・水は入って無かった・・。トラは(水を入れてくれてる誰かが、来てないのか、他の猫さん達が飲んだのかな?)とトラは思った、トラは他にも何ヵ所か水飲み場を知っているので、「そこ」に向かおうかなと思った時・、(あら!猫ちゃん?!どうしたの?!)ベンチに座って居る、おばあちゃんがトラに気付いて・ベンチの下に居るトラを覗き込みながら、トラに声をかけてくれた!。おばあちゃんはトラの足下をじっと見ている・そして「何かを」察すると、トラの足下にある、水の入っていない容器を手に取って・杖を使い・ゆっくりとベンチから起き上がると、側にある水道に向かって歩いて行く・片手には容器を持って居る・水道にたどり着くと、空の容器に水を入れて、またトラの待つベンチに戻り・腰を屈めながら・水の入った容器をトラの足下に置いてくれた!、おばあちゃんはベンチに腰掛ける。トラは、おばあちゃんに「ニャァン」と大きな声で鳴いて・感謝を伝えた!。それから水の入った容器に顔を近づけて勢いよく舌でゴクゴクと水を飲み始めた!。更にゴクゴク水を飲み・・満足したので容器から顔を上げた、そしてトラはベンチの下から出て、ベンチに座る・おばあちゃんの正面に座り込む・。おばあちゃんはトラの姿を優しく見守ってくれている!、トラは、そんな、おばあちゃんの顔を・目をそらさずに見つめていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ