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辞めれぬ死鬼者
世界は混沌としている
行きつく先の未来は未だ不透明
平和と言う言葉が虚しく
亡き者たちの願いが届かない
纏わりついて離れない一種の呪いなのか・・・
囚われることに視野が狭くなり
気付かぬものがこだわり続ける勝利とは何なのか
問いに答えを求めて手を伸ばせば
つかめぬ誰かの手が透けて私を天に昇らせぬようだ
苛立ちに物に当たり、人に当たり
鏡を見てもかっこ悪い存在に気づかぬ
進むことしか見えていないのか
寄り添うこともできないのか
何をもってそこに座っているのか
誰のために死鬼を振るうのか
気付かぬ間にトントンと鳴らされるドアのノックに震える手があるのだった




