表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
創造の召喚士  作者: ヒロ
3/10

はじまり

よろしくお願いします。

僕はスナク村に入る前に涙を拭った。村に入ると、いつも優しくしてくれた村の人達が王都の人達と同じ目をしていた。


(あぁ。もう知られているんだ……。前はあんなに優しい目をしていたのに…。帰ってきたらお帰りって言ってくれたのに……。)


僕はまた涙が出そうになった。けど、父さんと母さんならいつも通り迎えてくれると思った。

家に着き、深呼吸して中に入った。

「ただいま!」

いつもより大きな声で言った。けど、「おかえり。」って返事がなかった。

僕は居間に急いで行くと、誰もいなかった。机の上に紙が置いてあるだけだった。


『レウス。貴方はもう私達の息子ではありません。だから私達が親だと言う事は誰にも言わないでください。迷惑です。それと、私達のことは探さないでください。』


「はは。なんだよこれ……。」


何かの間違いだと思った。変なイタズラだと思った。だがどの部屋を探してもいなかった……。


「うっ……そんなの……くそ…………ぐすん……わあああああぁぁぁ!」


僕は一晩中泣いた。


よろしくお願いします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ