表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
創造の召喚士  作者: ヒロ
10/10

修行

ガルバラの修行はまず、基礎体力からだ。ガルバラ曰く「体ができてなければ話にならん。」


という事で、この日から早速基礎体力の修行に入った。


「まずは腕立て、腹筋、背筋、スクワットを計100回を10セット、それが終わったら俺がいいというまでランニングだ。」


「え!?そ、そんなに?」


「つべこべ言うな。やれ。」


「はい。」


ガルバラの殺気を当てられたら言う事聞くしかなくなり、俺は必死にトレーニングをした。


2日目は筋肉痛でまともに動くこともできなかったが、ガルバラに「お前は創造の召喚士だろ?筋肉痛ぐらい治せるだろ。」と言われた。

「あ、そうだった。」


俺は早速癒し剣で直し、基礎トレーニングに入った。


それから半年間ずっと基礎トレーニングだけだった。途中「いつまで続けるんですか?」と師匠に聞いたが、「俺がいいと言うまでだ。」と言われた。基礎トレーニングも慣れてきた時、「レウス、お前の能力で重い剣を召喚して、背中に背負いながらやれ。」と言われたので今では100kgの剣を背負ってトレーニングが出来ていた。


「レウス、今日からランニングの代わりに剣の修行に入る。」


おぉー!ついにやっときた。


「はい。」


俺は待ちに待った剣の修行をやるためにいつもより気合を入れてペースを上げた。

基礎トレーニングをやり終えた俺は師匠に


「師匠、終わりました。」


と報告した。


「あぁ。やるか。」


師匠はそう言うと、奥の部屋に行き木刀を2本持って戻ってきて、木刀を片方俺に渡した。


「よし、かかって来い。」


「え?師匠、俺構えとか何にも教えてもらってないんですけど……。」


「ふん。そんなものは必要ない。実践経験だけで充分だ。いいから来い。」


まぁいいか。師匠がそう言うなら。


「いきます!」


それからは基礎トレーニングの後は師匠が終わりというまで剣の撃ち合いの日々になった。師匠はめちゃくちゃ強かった。その場から一歩も動かず俺の攻撃を流し、確実に攻撃を与えてくる。俺は軽い気持ちで強くなれればいいと思っていたが、いつしかこの人を超えたいと思うようになった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ