第九章「闘技場」
魔王はセントラルシティを出てムゲンシティに向かっていた
ムゲンシティでヴァルグレードの強化を行っていた
「ムゲンシティで身を隠しておくか…勇者に見つかったら厄介だ」
ヴァルグレードの強化が終わりヴァルグレード改となった
「これなら勇者のヴァルグレードに負けることはないだろう」
ムゲンシティには闘技場があったが、魔王は参加しなかった
「目立つ行動は避けないとな…」
魔王はマントを着て、旅人に変装していた
魔王は暇だったので暫く、闘技場を観戦していた
一方その頃勇者は…
セントラルシティにいた
「一体どこだ…魔王は…」
とりあえず街の情報屋を探すことにした
情報屋を見つけ、情報を聞き出す
「魔王はどこにいる??」
「情報料は10000マニーだ」
「わかった払う」
10000マニー支払った
「魔王はロボットに乗りムゲンシティに向かったという噂だ目撃者がいる」
「わかりました、ムゲンシティですね向かってみます」
海斗たちはムゲンシティに向かっていった
海斗たちがムゲンシティに到着すると歓声が聞こえてきた
「なんだ…??何かやってるのか??」
歓声がある方角へ向かってみると闘技場がそこにあった
「もしかしたら魔王が闘技場に参加しているかもしれない行ってみよう」
闘技場へ行き受付の人に話しかけた
「冒険者の方ですか…?一人の参加料は3000マニーです」
「分かりました参加します」
海斗は3000マニー支払った
「じゃ!頑張ってな!」
パーティと別れた
闘技場内へと入ると歓声が起きた
「どうやら勇者様が闘技場に参加したようです」
「なに!?勇者だと…!?」
観客席にいた魔王が勇者を発見する
「果たして闘技場を生き残ることできるのか!!」
「一回戦の相手はグリフォンです試合開始しますレディーGO!」
闘技場の戦いが始まった
「グリフォンか…雷属性に弱そうだ」
「いくぞ!!サンダーソード!!」
効果は抜群だった
「喰らえ必殺!!エターナルソード!!」
グリフォンは倒れた
「一回戦終了!勝者勇者海斗!」
「楽勝だぜ」
歓声が沸き起こった
二回戦の相手はワーウルフです試合開始しますレディーGO!」
「先手必勝エターナルソード!!」
ワーウルフは素早くかわし勇者に攻撃を加える
「ガウッ!ガウッ!」
ワーウルフが高速移動しながら攻撃をしていく
勇者のHPが削れていく
「負けるものか…そこだ!エターナルソード!」
高速移動しているワーウルフを捉え攻撃を加えた
「ギャオーン」
ワーウルフを倒した
「二回戦終了!勝者勇者海斗!」
「やったぜ」
歓声が沸き起こった
「これで最後です三回戦の相手はドラゴンです!」
「試合開始しますレディーGO!」
ドラゴンが空から降りてきた
「いくぞ!ドラゴン!サンダーソード!」
「グオオオオオ」
ドラゴンにダメージは与えたが致命傷にはならなかった
「ギャオオオ」
ドラゴンが激しい炎を吹いた
「うわあああああ」
炎の攻撃により、ダメージを受けた
「どうすれば勝てるんだ…」
するとあることを思いつく
「ドラゴンは目が弱点なんじゃないか」
「よーし、目を狙うぞ目を」
海斗はドラゴンの背後に回り込み背中に乗り頭上まで走った
そしてドラゴンの目を剣で刺した
「ギャオオオオオ」
攻撃は効いているようだった
ドラゴンは目が見えなくなったので暴れだした
炎を吹き周りを炎だらけにした
「クッ、これじゃ近づけないじゃないか」
「そうだウンディーネを召喚しよう」
「水の精霊ウンディーネよ現れたまえ!」
ウンディーネを召喚する
ウンディーネは周りの炎を消し去っていった
「よくやったウンディーネ!そのままドラゴンに攻撃をしてくれ」
ウンディーネはドラゴンに水の攻撃を加えた
「ウォータースパイラル!!」
水の攻撃がドラゴンを襲っていった
「これで止めだ!!」
「エターナルソード!!」
ドラゴンの首を斬り落としていった
「よっしゃ!勝ったぜ」
「三回戦勝者勇者海斗!!」
歓声が沸き起こった
「優勝者にはエターナルリングと100000マニーが送られます」
「エターナルリングって何に使うんですか?」
海斗が質問すると
「ヴァルグレードの強化に使います。では、贈呈します」
エターナルリングと100000マニー手に入れた!
闘技場を優勝し、闘技場を後にする海斗であった




