第二章「魔王襲撃」
「いくぞ魔物共!人間は皆殺しだ!」
人々の叫び声が響き渡る
「ひぃ…お助けを…」
人間がドラゴンの吐く炎に焼かれ死んでいった
魔王の侵略を阻止するべく、城から魔術師集団が現れた
「ドラゴンを倒せ!魔物の侵入を許すな!」
魔術師たちが炎の魔法を唱えドラゴンに攻撃を加える
「ファイアーボール!!」
「グオオオオオオ」
ドラゴンがダメージを受けながらも、魔術師に炎のブレスを吐いていった
「ぐわああああああ化け物だあああ」
魔術師がばったばったと倒れていく
ドラゴンは城へと突っ込んでいった
「いまだ!乗り込め!!」
ドラゴンに乗っていた魔王が城へと侵入して玉座へと向かっていく
「王よ、覚悟はいいか」
魔剣を引き抜き王に向かって構えた
「魔王よ、剣豪であるわしを倒せると思うのか」
王が宝剣を引き抜く
「喰らえ魔王斬り!!」
魔剣の力を引き出し王へ斬りかかる
「ふんっ、甘いわ!」
魔王の放つ剣劇を素早くかわす
「なんだと…魔王斬りを避けるとはな…」
「これならどうだ!オーラ魔王斬り!!!」
「ふん、甘いわ…んっ!?」
王が魔王が放つ剣劇を避けたがオーラによる攻撃は避けきれなかった
「く、小癪な真似をするな」
「これでとどめだ…魔王波動拳!!」
魔王から放つ波動が王に向かっていく
「ぐわあああああああ」
王を倒した経験値15000、100000マニーを手に入れた
「フハハハハハ、王よ打ち取ったり!」
「愚民どもよ、よく聞け王はこの俺、魔王悠斗が打ち取った!これよりファーブル城は我がものとなった!」
「嘘…だろ…王が魔王に敗れるなんて」
魔術師ともども城の兵士は白旗をあげた
「これから貴様ら人間は我の奴隷となるのだ!」
ファーブル王国の人たちは魔王に従い、奴隷となるのであった
奴隷となった人達は高い税金を支払い魔王のために働いた
魔王が作った独自の法律も生まれ、魔王の命令に逆らった者は処刑されることになる
「魔王さま、これが今年の米ですお納めください」
ファーブル王国の国民が魔王に謁見した
「おお、ではさっさくご飯を炊こうではないか」
魔王は米をもらったのでご飯で炊いてみたご飯が炊けるまでゲームして遊んでいた
「これはおいしいな!よくやった!」
「褒美にお金をあげよう」
「ハハーッ、ありがたき幸せ」
一万マニーほど国民にあげた
「悪魔議会の方もどうやら整ってきたな」
一方その頃勇者海斗たちは…
「村長、俺たちは光の塔の封印を解くためにスタンダード王国へ向かいます」
「そうか…気を付けていくのじゃぞ」
「お世話になりました!」
海斗たちはスタンダード王国へと向かうのであった
スタンダード王国へと向かう途中の迷いの森に入った
「ここからは迷うから道標を頼りにしていこう」
木に掛かっている旗を頼りに進んでいく
森を抜けようとしたらリザードマンが現れた!
「リザードマンか…倒していくしかないな」
「ファイアーソード!!」
焔を纏った剣がリザードマンを襲う
「サンダー!」
加奈が魔法を唱え攻撃を加える
リザードマンを倒した
経験値500、1000マニー、回復薬を手に入れた
「よし、リザードマンは倒した先に進もう」
迷いの森を抜けスタンダード王国へと辿り着いた
「ここがスタンダード王国か…とりあえず酒場で情報収集するか」
酒場へと向かうと人がたくさんいた
「よし、情報収集するか・・・あのそこの仮面の人」
「なんだ?お前らその恰好この世界の者じゃないな」
海斗たちは学生服にマントを羽織っていた
「そうなんですよ、僕たちは魔王に過去に飛ばされちゃったんです」
「そうか未来人というわけかその恰好なのも頷ける」
「俺はエルト・ハルマンお前たちの名前は?」
「俺は眞光海斗、そっちが眞光加奈俺の妹です」
「宜しくお願い致します。」
加奈がぺこりとお辞儀をする
「で、俺に聞きたいことって何だ??」
「光の塔についてです、王様はなぜ封印したのですか?」
「そんなの決まってるだろ、悪い人間に悪用されるからだ過去や未来を改変されたら困るからな」
「そうですか、なら王様を説得することっての可能ですか?」
「難しいだろうな、実はすでに光の塔を悪用したものがいるのだ」
「一体誰なんですか?」
海斗が聞くと少し間を開けてエルトが話す
「魔王だ、魔王がエターナルソードを使って過去改変をしたのだ」
「魔王が…そんなことがあったんですね」
「あとこれだけは言っておく実は俺は王様の側近の騎士なんだ」
「へえ…すごいですねできたら仲間になってくれませんか?」
「いいだろう、仲間になってやってもいい」
こうしてエルトが仲間になるのであった
「では、エルトも仲間になったことだし、王様の元へ行こう!」
スタンダード城の門のところまで進むと門番が立ち構えていた
「待て!城に何の用があるんだ!」
「王に謁見をしたいのですが…」
「王の謁見には予約がいるのだ!さっさと帰れ!」
「ちょっと君、王に謁見してもいいだろう?」
エルトがそういうと
「これは…エルト様!エルト様がついているなら謁見してもいいでしょう」
「そうか、ならさっそく謁見にいくぞ!」
こうして俺たちは王様へと謁見にいくのであった




