書きたいものを書いてます。
今回はマジで自作の話と自分語りしかしませんので、興味ない方はブラバ推奨です。
私は小さい頃から一人遊びの多い子供だったと思います。小学生ぐらいまでは近所に友達もいたのですが、今にして思えば、当時自分のゲーム機を持っていなかった僕にとって友達は『ゲーム機で遊ばせてくれる存在』でした。現在まで続いている友達は一人もいません。つーかまあ、今現在画面の向こうにしか友達がいませんからね。
で、じゃあ幼い時分の私がどういう一人遊びをしていたかというと、大体はフィギュアやガンプラでの『劇』でした。男の子がウルトラマンと怪獣のフィギュアを使って『ど~ん』とかやるのは割と一般的だろうと思いますが、精神年齢が幼く発達が著しく遅れている私は、恐らく他の一般的男子よりそういう遊びをやっている期間が長かったのではないかと推察されます。いつまでやってたか他の人に聞いたことがないので、推測にすぎませんけれどね。
で、なまじっか年を取っていたので、やることも『ど~ん』『ごお~』より少し小難しく、友情があったりカタルシスがあったりどれかのキャラクターが死んだり復讐があったりしました。
誰にも評価されない(約一名を除き)にも拘わらずしこしこと金にならない創作を続ける意欲の萌芽みたいなものは、振り返ってみればこの頃から既にあったのかな、と。
文を書き始めた当初は自分でもそれなりにうまく書けていると思っていたのですが、当時書いたものを今読むと恥ずかしくて顔から火が出そうになります(笑)。今の方が頭を抱えながら書いていることが多いのに、それでも昔よりは多少自分なりにそこそこ書けるようになったかなと思えるようになっていて、『書きたいものを書ける』段階には入れているような気がします。
はい、ここからはガチで自作の話しかしませんよ(笑)。
『Sシリーズ』は習作シリーズで、顔から火が出るシリーズです(笑)。とにかく何でも書いてみようと思って色々なジャンルの話を書きました。今後のSシリーズはミステリとして固めていこうと思ってはいるのですが、キャラクターにも愛着がありますし、何か試してみたくなったら全然違う話を書くこともあるかもしれません。
この『Sシリーズ』の最新作『桜の樹の下に君を埋めるといふこと(略称・桜)』は、ジャンルこそミステリになっていますが、リアルな女の子の造形に最も拘って書いていて、その部分ではそれなりに満足できています。こんなの全然リアルじゃないって? 男なら幻想捨てろ。女ならぶりっこすんじゃねえ(やっぱり喧嘩を売っていくスタイル)。
書いている当時は全く意識していなかったのですが、『桜』のメイン主人公・心美の趣味であるテニスと洋裁は、それぞれ昔ほんの少し懇ろだった二人の女の子の趣味が反映されています。そういえばあの子はテニス部であの子は服作ってたなあと。だから、心美のような女の子をリアルだと思い込んで書いた私がこれまで関わってきた女の子たちがどんな子だったのかは、お察し頂ければ幸いです。元カノは今女の子と付き合ってます。うっす。
次に、私の代表作となる『おっぱいを育てよう!(略称・おっぱい)』です。ええ、何を隠そう、私は昔から巨乳が大好きなんです。
世の中に巨乳の女の子がいっぱい増えれば俺でも付き合えるチャンスが増えるかも、という浅はかな考え(筆者は一度だけ風俗で巨乳の嬢にお世話になったことがあるのですが、『おっぱい好きな人とは付き合った事ない』『そういう需要と供給はなかなか満たされない』と聞かされたので、今後の人生でも巨乳と付き合える可能性はおそらくゼロでしょう)から、おっぱいが成長する食べ物についても、ネットでそれに関する記事があれば目を通していました。でも、これを題材にした話って聞いた事ないなあと思い、欲求と煩悩のままに形にしてみたという感じです。
『Sシリーズ』は全て『今回はこのジャンルを書く』と形から入り、プロットも最初から最後までしっかり決まっていたのですが、何となく思い付きで書き始めたのは『おっぱい』が初めて。結末に賛否両論がある点と、テンポの良さの代償として字数が少ないところが欠点といえば欠点ですが、これら予め織り込み済みの構成面での問題を除けば、自作の中で自画自賛できる唯一の作品だと言っていいでしょう。
ここから先は現在連載中の作品の話になりますので、動機やイメージについてのみ語らせて頂きます。
『僕たちはウインクができない(略称・ウインク)』は、束縛の強い女性と関わる機会が多かった私が「好きなだけ束縛させてあげたかった」という願望を形にした作品です。主人公はヒロインと離れ離れになると死んでしまいます(厳密に言えば即死ではないのですが、何もできなくなります)ので、ずうっと一緒にいます。オチは全く考えてません。ただそういう状態の男女をまったり書いていければなと思っています。
舞台は近未来の日本なので、今後の日本の展望についても作品内で表現しているのですが、ちょっと悲観的すぎますかね?
『トンネルを抜けると異世界であった。~タクシードライバーの救世主日誌~(略称・タクシー)』は、一番下品な異世界モノを目指して書いています。異世界モノ好きな皆様が感情移入しやすいように主人公は超がつくほどのゲスにしてあります。え? 主人公はもっと真面目でピュアな奴じゃないと感情移入できないって? 嘘だろオイwww偽善者かよwww
まあ最初は超ゲス野郎な主人公がちょっとずつ変わっていくというありがちなやつです。
また本作は『実際のところエロ描写の有無や激しさでどれぐらい変わるのか?』を試してみたくて、アルファポリスの方ではR18相当の内容を加筆した完全版を公開しています。R15のなろう版は現在ブクマ4件、R18のアルファポ版は現在お気に入り13件です。アッ、こんなの誤差の範囲やん。
『彼女に死ねと言われたら(略称・死ね)』は、命を捧げてもいいと思うぐらい綺麗なヒロインに翻弄されたり、酷い目に遭わされたりしたいという願望が表れています。現実でそんな目に遭ったら辛いので(笑)創作で発散しているということですね。序盤はメンヘラ気味なヒロイン・ロザリーをなるべく綺麗に書く、という点に一番重きを置いていて、ロザリーの屋敷の描写などからそれを感じ取ってもらえたらいいなあと思っています。
それと、私は馬が好きなので、ロザリーのペットである白馬に関する描写も無駄に感じられるかもしれません(笑)だって書きたいから仕方ない。キャラクターの名前などに競馬ネタが数多く盛り込んであるので、競馬ファンの方にとってはギャグ要素もあるかもしれません。
『スペルバインド』は、こんなお姉さんが欲しかったという……(笑)。
私が最初に仲良くなったメンヘラさんが『姉さん』と呼んでいた相手だったこともあり、思えば、自分のシスコン願望はそこから始まっているのではないかなと思います。十代の頃は姉が欲しいとか思ってませんでしたからね。自分一人っ子です。
作中の主人公の姉はそのメンヘラ姉さんとは全く似ても似つかないキャラクターなので、ご安心を(笑)。『ウインク』が束縛させてあげたい話だったのに対して、こちらは『束縛されたいけどそれはできない』という葛藤がある話。シスコンから脱却するために彼女を作ろうとするけれど、昔かけられた呪いのせいで親しくなった女の子がどんどん死んでいく。でも姉は親族だから呪いの対象外で、葛藤は強まるばかり……という心情をうまく描ければいいなと思っています。
ほんとに毒にも薬にもならないような自分語りと自作の話しかしなかったでしょ(笑)