表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

失恋香

作者: Rana

繰り返す季節の中で変わらない花の香り

目をつむって深く深呼吸する

思い出すのは君の笑顔

とても幸せそうだった

どうしてだろう?

あの時感じた感情はこんなのじゃなかった

大好きだったこの香りで

涙がこぼれおちる


知らない君がそこにいた

その視線は誰に向けてるの?

隣にいたはずの君が離れていく

遠くなっていく

知らないひとが君の隣で

一緒に幸せそうに笑っている

おそろいの銀の指輪をはめて

君は彼と腕を組んで笑ってる


君が掲げたブーケには名前を思い出せない花

ただその香りは甘く懐かしい記憶を思い出させる

幸せいっぱいのその場所で嘘の感情を顔に張り付けて

君の幸せを祈ってる


大きくアーチを描いて宙を舞うその花は

君の一番好きな花

僕も一番好きだった

けれどもう名前を忘れた花

僕の一番嫌いな花


繰り返す季節の中で初めて知った甘い花の香り

この花の名前はなんていうの?

君はそれを答える

「私の名前と同じなんだよ」

こんにちは、初めまして。Ranaと申します。

久々に更新しますがよりによって失恋ものという(-_-;)

時々、頭に浮かんだメロディーに合わせて即興の歌を一人で口ずさんでたりする寂しい奴ですが、今回のこれはそんな時の何気ない感じでできた詩です。

更新してないし、せっかくだから載せとこうと思って書きました。

今度は、幸せな作品を書きます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ