一人称
この広大な宇宙。
そのなかの小さな地球という星。
人々が住み、徐々に活発になっている。
だが、そんな地球。
人は本当に生きているのだろうか。
人は本当に何十億人と住んでいるのだろうか。
実は、自分ひとりだけ生きていて
他の人間は誰かの駒。
誰かが星を作り、一人の主人公を作った。
周りは駒。出来事は全て作られている。
高校の合格。実力なんかじゃない。
仕組まれているんだ。
どうだ?どうなんだ?
俺を操っているお前。
俺1人、一人称の星なんだろ?
俺はどこかにいる誰かに、訴えかけていた。
公園のベンチに座り、空を見上げていた霞川翔はそんな事を考えていた。
誰でも思うことなのかもしれない。
最近テレビでは火星にも水があったとか。
不思議な出来事が宇宙で起こっている。
まだ見つかっていない星はたくさんあって、この地球のような星がいくつあるのかわからない。
しかもだ、なぜ地球というものがあるんだ?
なぜ、宇宙があるのだ?
なぜ、俺は生きているんだ?
なんなんだ?
不思議で囲まれて今にも目が回って倒れてしまいそうだった。
徐々に便利になっているが、地球は滅びようとしている。
人をこの星に作って意味があったのだろうか。
地球にとって不便な生き物なんだぞ?
この広大の宇宙に神様が存在するのであれば
聞きたい。
あなたが人というものを存在させたのならば
この未来なる事もわかっていたはず。
なぜ?なぜ?なぜ?
教えてください。
広大な宇宙、一つの隕石が1人の少年の上に落ちる事が決定した。
小さな小さな隕石。だが速度は弾丸以上。
神は死を与えた。
そしてふっと笑いを浮かべた。
だが、神も悩んでいる。
なぜ私は、存在するのだろう?
人の運命を決め、何の得になるのだろう。
なぜなぜなぜ。
教えてください。誰か。
さらに上から何かが落ちてきていた。
いくつ、本当の人は生きているのだろう。
僕には、わからない。
これは僕の思っていることですね。
話というよりは単に自分の思いを伝えたかったってやつです。
読んでいただいてどうもです。