そこの読み専、ポイントを入れなさい。
そこの読み専のあなた。
作品を読み終わった後、★をつけずにページを閉じていませんか?
心当たりがある人は、今すぐ★をつけて作品にポイントを入れなさい。
私はなろうで四年ほど小説を読んでいます。
初めの半年ほどはユーザー登録もせず、ただ作品を読むだけでした。そんな時とある作品に出会い、どうしても作品と作者様へこの盛り上がる思いを伝えたい、とユーザー登録をし、評価ポイントを入れました。(その後感想を書かせていただきましたが、初めは敷居が高くてポイントを入れることしかできませんでした)
それからは、読み終わった作品には必ずポイントを付けるようにしています。
それは、作品と作者への感謝や応援の気持ちからです。
最近、なろうで投稿している作者のこんな嘆きを聞きました。
「ポイントがつかない、ブクマがつかない」
「アクセスがない、誰も自分の書いた作品を読んでくれていないんだ」
読み専の私は、自分のつけた星やポイントが、作者にどう見えているのか知りませんでした。
マニュアルを読んだところ、★ひとつ2ポイントで、1人最大10ポイント。
ブクマをつけるとさらに2ポイント作品に加算されます。
ポイントとは異なり作品のページにを開くだけでも、それがアクセス数としてカウントされています。
アクセス解析情報は作品の「小説情報」のページから確認することができます。
部分ごとに、何人が読んだのかも大体わかるそうです。
作者はそれを見て、読者がどれぐらいいるかチェックしているそうです。
小説検索の結果ページで、作品ごとに評価人数が表示されているのに、なぜわざわざアクセス数を確認する必要があるのだろうかと、私は疑問に思いました。
それは、アクセス数に対してポイントを入れる読者の数が圧倒的に少ないから。
私の読んでいる作品のアクセス解析を見たところ、1日あたりのページビューが平均して15,000ほどありました。
読者数を表すユニークアクセスも大体同じぐらい。
長く連載されているので、累計のページビューは1千万を超えていました。
累計ユニークアクセスは約160万。
ですが、評価ポイントは8,000弱で、評価人数は800人ほど。
毎日15,000人も読んでいるのに、800人しか星をつけていません。
毎日読んでいるなら、楽しみにしているんですよね?
更新される時間をワクワクしながら待っているんですよね?
読んだ後、「今日も面白かったなー」とか思って満足してるんですよね?
その気持ち、全く作者様には伝わっていませんよ。
読み専の私が他人事ながらアクセス解析を見ても、本当に読んでいる人がカウントされているのかはわからないと思いました。
うっかりタップしてページを開けただけの人、目次だけ見てブラバする人、途中まで読んでブラバした人、アクセス数にはそんな人も含まれているのです。
PVが増えた、ユニークアクセスが減った、などと作者が言っていても、その詳細は推測でしかありません。
読者ががっつり最後まで読んで「あー面白かったわー」なんて言っていても、そのPVはそんなアクセスに紛れてしまっているのです。
作者が本当に読者だと判断できるのは、星をつけた評価人数のみです。
(ブクマはしおり代わりでもあるので、ブクマ数では読者数の目安にならないと個人的に思っています)
それなのに、作者たちは「〇話のユニークアクセスが少ないから書き直そう」や「最近アクセスが減っているから今後のストーリー進行を変えようか」などと、アクセス数に振り回されています。
それは、読者が「私はここにいます。応援してるよ!」の気持ちを評価なり感想なりで示していないからです。
読むだけ読んで立ち去っていく人達は、読み逃げしているだけです。
作者も、そんな人達を読者だと思わなくてよいと思います。
本屋でパラパラと立ち読みをして、買わない人間のようなものです。気に病んではいけません。
私がなろうを利用し始めた頃と評価方法が変わり、今は作品の星をつける部分の説明として「ポイントを入れて作者を応援しましょう!」と記載があります。
小説情報や検索結果では「評価ポイント」「評価人数」とありますが、「評価」ではなく「応援」なのです。
(これについては、なろう運営にもいいかげん「評価」の記載をやめ「応援」などに統一してほしいと思っています)
作品を読んで「読んだよ!」「面白かった!」「がんばって!」の気持ちを表すものが★なのです。
星をつけるのは作品が完結してからでも構いませんし、ブラバした作品まで星をつけろとは言いません。
また、自分の気持ちなので星はいくつでもいいと思います。
けれど、とにかく星をつけてあげてほしい。
私見ですが、最近のなろうは稚拙な文章と構成の物語とも言えない投稿が増えていると感じます。
なぜかそんな作品に限って異常にポイントが高く、ランキングや検索で視界に入ってきます。
作者達もこんな作品に埋もれて自作品のポイントが伸びないと、腐った気持ちになるかと思います。
「読むものがない」と嘆くあなた、きちんと自分の気に入った作品にポイントを入れていますか?
あなたが☆をタップするだけで、気持ちが救われる作者様がいます。
勇気があるなら、感想も書けばもっと喜んでもらえるかもしれません。
また、ポイントが上がれば作品が目につきやすくなり、あなたの他にもその作品を見てくれる人が増えます。
ほんの少しの手間をかけるだけで、世界全体がほんの少しですが救われるのです。
ですから作品を読み終わって少しでも何かを感じたのなら、その気持ちを星で示してください。
いち読み専からの、僭越なお願いでした。
これは私の個人的な考えですので、異論などがあれば感想欄に書いていただければと思います。
このエッセイは、このような読者啓蒙の投稿が人目につく所に上がれば、読み逃げする読み専たちが少しでも減るのではないかと思い書きました。
私はポイントくれくれが大嫌いなのですが、ご賛同いただける方は上記の理由でポイントを入れていただければと思います。
(読み専ですのでこの投稿へのアクセスや評価、ランキングに載るかは個人的にはどうでもいいです)
拙い文章を読んでいただき、ありがとうございました。
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2021/08/29追記
このエッセイを投稿してしばらく経ち、たくさんの星と感想をいただきました。ありがとうございます。感想欄には読者、作者いろいろな方がさまざまな視点で意見や感想を下さり、興味深く拝見しました。ここに私なりの感想を追記します。
作者の方々は、作品への反応を求めていろいろなことを考えられているようですね。ですが、思ったように反応がないことから、考えすぎているこじれてしまっているのではないかと感じました。
作者は好きで小説を書いているのでしょうが、作品を投稿することや投稿してからは、楽しいと思ってされているのでしょうか? これは問いかけではなく感想を読んで感じた私の疑問です。読者の反応が見たくて投稿したのに反応が薄いのでは、疲れるし嫌になってしまうのではないかなと思いした。
そして読者側からは、星をつけられない程にひどい作品があるという意見を多くいただきました。私もそう思いますし、そのような作品に無理に星をつけなくていいと考えています。
私は最近、小説検索でポイント数で絞らず探すようにしているのですが、読める作品を探すのに苦労しています。感想の返信にも書いたのですが、ポイントが少ない作品にはたしかにその評価通りのものが混じっています。だからと言って高ポイントの作品にも読むに堪えない作品が混じっており、多数の作品の中から読みたいものでなく、読めるものを探すのが難しくなっていると感じました。良い作品を探すための評価機能であるはずが、それが機能していないからです。
だったらもうなろうで読まなくてもいいかなとも思うのですが、商業作品ではなくネット小説を読みたい時があるのです。
山や谷は薄いけどまったりと読める優しい物語や、商業作品にはない作者の趣味が全開の作品を読みたいのです。
今のなろうは、作者・読者どちらにとってもストレスフルな状況だなと思います。
皆ができる範囲で星をつけるようになれば、ゆっくりではあるでしょうが状況は変わるのかもしれませんが、皆ができない理由ばかり考えているようでは難しいと思います。
何かと余裕のない世相ではありますが、皆が星ひとつ分ずつぐらいの優しさと手間をかけられるようになればいいのになと思いました。




