「切り抜き短編集 -廻叉&ユリアへの反応編(1)」
【オーバーズ】Re:BIRTH UNION正時廻叉&石楠花ユリア交際宣言に荒ぶるオーバーズ共【リバユニ】
リバユニの執事とお嬢の交際宣言に色んな意味で荒ぶったり真面目に語ったりするオーバーズたちとそれに対するチャットの反応をまとめました。
☆紅スザク&各務原正蔵&パンドラ・ミミック(スザク主催の飲み会配信)
「今日のドラちゃんペース速くない?」
「おう、どうしたドラ。何があったかお兄ちゃん達に言ってみろ」
《今日はヤバい日だな》
《たまにあるペース配分間違って潰れる回来たか》
《おいこらおっさん。スザク巻き込んで自分をお兄ちゃんの年齢にまで引き下げるんじゃない》
「だってさぁ……廻叉さんとユリアさんのアレ、見たでしょ?」
「おおっと、そこにブッ込むかぁ」
「いや見たけどな。俺はあれは良いことだと思うぞ。いっそ潔くて好感持てたね」
「別にさぁ、ボクだって廻叉兄ちゃんが幸せになる事に異存はないの!でも寂しいの!ユリアちゃんに取られたって思うもん!!悪いかコノヤロー!!!」
「うわぁ……」
「そっちか……」
《おいおいおい》
《草》
《草》
《嫉妬や……!》
《マジグズりで草》
「悪くない悪くない。ドラちゃんが執事さんの事慕ってるのみんな知ってる。ってか、凸待ちで盛大にバレてる」
「ザクさんなら分かってくれるよね!ボクが廻叉兄ちゃんに褒められてから色々狂ったって!」
「ここまで狂うとは思わなかったけどな。あとシレっとユリアちゃんになってたな、呼び方」
《ドラちゃんさぁ……w》
《デビューしたころから家族が増えるなら兄が欲しいって言ってたしな》
《可愛い》
《テストと凸待ちで二回も直で褒められたらそりゃ狂う》
《お嬢もドラちゃんに嫉妬してる可能性》
「正蔵おじさんには若者の純情はわからないさ!」
「そりゃお前と一回り離れてるから完全には分からん!そしてパンドラにもスザクくんにも分からんだろう!正月や盆に実家帰るたびに『孫の顔』という単語で刺される辛さを!」
「……なんか、ごめん」
「急に冷静になったね。いや、俺も十年経ったらそういう風に言われるのかな、とか考えたらちょっと酔いが冷めたけど」
「こっちこそなんかごめんな!」
《うわぁ》
《世知辛ぇ》
《正蔵おじさん、背中が煤けてるな……》
☆鹿羽ネクロ&サリー・ウッド(作業&雑談コラボ)
「割と困ってるんだよねぇ。この後の展開。ようやくリバユニ勢が謎の第三勢力として出てきたタイミングで、こんな爆弾落とされるとは思わなかったよん」
※ネクロはVtuber勢を主役にした現代能力バトル系小説を書いています
「確かに確かにです!想像すらしてないレベルのビッグニュースにサリーは驚きのあまり花が咲いたのです!冬なのに!落葉樹なのに!!」
「ってか、みんながみんな超驚いてたと思うよん。執事さんとユリアさんの雰囲気の良さはずっと伝わってたけど、そこまでとは思わなかっただろうしねぇ。まあ案の定賛否両論の喧々諤々と」
「でもでもですよ!サリーたちも感情という物がある訳なので、恋愛感情全否定はよろしくないと思っているのです!今のところサリーはお慕いしている殿方こそ居ませんが、恋に憧れる気持ちはあるのです!」
「アイドル系ドライアドが言っていいセリフなのかねぇ」
「恋を知らずにラブソングが歌えますか!?だからサリーは今のところ応援系の曲が中心なのです!」
「それ、ラブソング出したら『恋しちゃいました』の自白だよん?」
「…………ヒャワー!!!??」
「だから声がデカいんだよん!」
《草》
《平常運転だなぁ……》
《本当にラブソング出されたら俺たちはどうしたらいいのだ……》
☆青薔薇&雛菊ゆい(公式チャンネルのラジオ番組「雛菊の花壇」青薔薇ゲスト回)
「今回メールで来た質問なんですが、とあるVtuberさんの交際に関する質問が大量に来てました!うん、ご存じの通りRe:BIRTH UNIONの正時廻叉さんと石楠花ユリアさんなんだけど」
「ネットニュースにまでなってたからね。反響は凄まじかったみたいだ」
「リアルタイムのSNSの書き込みを拾いまくった切り抜きが凄い速さで上がってたもんね。いやー、久々じゃない?こんだけ界隈全体が注目しちゃうような出来事って」
「そこで事件ではなく出来事という表現を使うのが君らしいな、と心から思うよ。私は正直に言えば、これは大事件だと思ってしまったよ」
《触れるのか》
《ひな様の事だから気を使って触れないかと思ってた》
《正直、事件だよな》
「確かにね。実際、凶暴な言葉を使ってる人も見たもん。ただ私的にはこれが大騒ぎするような事件じゃなく、割とよくある出来事になってくれたらなって思う」
「……ふむ?」
「私たちはバーチャルな存在で、私もバーチャル世界に住む女子大生だけど。こっち側の世界に居て配信者、Vtuberとして活動してるから恋愛出来ないってのはちょっと違うなー、って。みんなの住む世界だと、普通にタレントさんが交際したりとか結婚発表とかもあるでしょ?バーチャル世界だって同じようになっていくんじゃないかな、って」
「ああ、実際にスタッフの人と結婚した女性Vtuberさんも居るしね」
※以前にラブラビリンス所属・則雲天歌がスタッフとの結婚を発表
「極論、バーチャル・リアル限らずアイドルだって恋愛や結婚していいって思ってるんだけど、そこはもう個人の考えだから賛否あって当然だけど……同じバーチャル世界の住人だからこそ、私は祝福したいなって思う。って言っても私、正時さんとも石楠花さんとも面識ないんだけど!」
「君は本当に忙しいからなぁ……何なら、私どころかアリアより働いているだろう?」
「愛すべき同期がもうちょっと案件に興味持ってくれてたらなぁ!」
「そこは申し訳なく思っているよ。ただ、私がやると胡散臭いし、アリアがやると大体想定通りにいかないだろう?結果、きちんと出来る君にお鉢が回ってくるのは最早運命に近いレベルの必然なんだよ」
「またそうやってはぐらかすんだから……それで、面識のある人の見解は?」
《ひな様、界隈愛強いよな》
《界隈を愛し、案件に愛された女》
《同期が案件に愛されてないだけ定期》
《青薔薇様の見解気になる》
「とはいえ、私とてそこまで深い交流がある訳ではないのだけれど。ただ、直接あの二人と顔を合わせた印象からすれば……」
「印象からすれば?」
「あの二人なら安心、という所かな」
「ほほう、その心は?」
《なるほど》
《安心はちょっと分かる》
「二人とも、誠実さの塊みたいな存在だからね。良くも悪くも常人離れしたメンツが跳梁跋扈する業界において、世間的な常識を人一倍持ち合わせている二人ならば悪いことにはならないだろう」
「なるほどねー。あー、私だけまだリバユニさんと絡めてないのが悔しくなってきた!今度誰か呼ぼうかな?」
「アリアの様に乱入してみるかい?」
「いやー……しかも、正時さんと三日月さんの所でしょ?私にはちょっと難易度高いかなぁ……」
「バランスの取り方という点では、おそらくVtuber界で一番難しいラジオだとは私も思う。私も出演はちょっと考えてからにしたい……というか、企画とはいえアリアは真っ先にあのラジオに出ようと思ったのは本当になんだったのか」
「アリアちゃんはね……ちょっと私たちの常識の範疇じゃ測れない子だから……」
※以下、アリアへの愛ある愚痴が続いた為割愛
☆小泉四谷&クロム・クリュサオル&星狩ロエン(ACT HEROESランクマッチ配信)
※サーバー不調で復旧待ち
「これしばらく長引きそうだね。どうする?別ゲーやる?」
「でも始めたばかりだしなぁ……練習場には行けるからちょっと待ってみようか」
「あ、そうだ!よっちゃん、あの話聞かせてよ!」
「どの話?」
「執事さんとお嬢様さん!」
「ロエン!ダメだって!そこは俺らが安易に触れるべきじゃないよ!」
「いや、聞かれたら常識の範囲内で答えていいって言われたから問題ないけどね」
《草》
《お嬢様さん?》
《ロエン、ウッキウキで草》
《ええんかい》
「四谷がそう言うんだったら……え、大丈夫?四谷、人間の常識分かる?」
「ブッ飛ばすぞお前」
「大丈夫大丈夫!よっちゃんの常識力はオーバーズ全体の上位半分に入るから!」
「基準がオーバーズな時点でアテにならないよ」
「クロム、お前今日ブレーキ壊れてんなぁ」
「という訳で、二人のイチャイチャエピソードを一つお願いします!」
《クロム草》
《動揺しすぎて四方八方に刃物振り回す状態になってんな》
《そしてロエンの陽キャ特有の無遠慮具合よ》
「あー、でも公私の区別ハッキリしてる二人だからなぁ。僕だけじゃなくて、他の先輩や後輩、スタッフさんとかが居るところだと席も離れた場所に座ったりするし」
「そこは多分、執事さんの意向なのかな。お仕事に対してストイックってイメージあるし」
「じゃあプライベートだとイチャイチャのラブラブ?」
「そこまででも無いけどな。ユリアさん、どっちかというとシャイな方だし。廻叉さんもが積極的に愛情表現見せるタイプじゃないし。あー、でもユリアさんと喋ってる時は明らかに廻叉さんの雰囲気が柔らかい気がする。仕事モードでも、最近隠し切れなくなってる感はあるかな」
「キャー!いい!そういうの、そういうのもっと欲しい!」
「廻叉さんがそもそも人当たり柔らかい人だとは思うけど、それ以上に?」
「なんていうか……ユリアさんが一生懸命話して、それを聞いてる廻叉さんが凄く嬉しそうなんだよね。見てて和むよ、アレ」
「いいなー!よっちゃんももっと私たちの話を聞くとき優しい顔してよ!」
「ロエンさぁ……」
《うひょおおおおおおおおおおお》
《あ、尊い。尊死ぬ》
《無感情執事が柔らかい表情で嬉しそうに話聞くとかユリア嬢に嫉妬しそうなんですが!?》
《執事ガチ恋夢女が最も望むシチュエーションで草》
「傍から見てるとマジで少女漫画だからね、あの二人。たまに見てて胸焼けするもん。まぁ、幸せそうなのは間違いないよ」
「んー……よっちゃん、はぐらかさないでよ。私たちに優しくするって話は?」
「お前ら優しくすると調子に乗るからダメでーす」
「えー!調子に乗るの私とキャプテンと天馬とクリフとお夢さんだけじゃん!」
「過半数なんだよ、それ」
「ってかクロムとネメシス以外の全員じゃねぇか」
《はぁ、ひうあ、あああ!!(呼吸困難)》
《少女漫画みたいな恋愛だってそうさ、必ず実在する……!》
《聞いてるだけでブラックコーヒー欲しくなってきた》
《甘い、甘すぎる……!!》
《ロエンさぁ……》
《LOPは芸人集団だからな……むしろもっと厳しく取り締まらないと》
「あ、そうだ!クロムとネメシスはどうなの!?SNSだと『次はアイツらだ!』って話題だったよ!」
「くっ、せっかくここまで話を逸らせてたのに」
「甘いなぁ、クロム。僕らが見逃すとでも思ったか?」
「まぁでもネメシスが『私の事好きなんでしょ!?』芸を辞めない限り進展しないだろうなぁ」
「クロム、頑張れ」
「ねぇ、なんで最後の最後で俺に矛先が向くの?!」
《草》
《ロックオンされましたね》
《よっちゃん、矛先逸らしが相変わらずお上手なこと》
《★オーバーズLoP_アリアード・ネメシス:あんたたち覚えとけ》
オーバーズのごく一部だけで規定文字数越えたのでちょっと何回かに分けます
合間合間に現行の廻叉とユリアの様子なんかも挟めたらいいなぁ……
ご意見ご感想の程、お待ちしております。