第三章登場人絵物紹介(ネタバレあり)
・守谷エリカ
合唱部の副部長で学園のドS女王様で今回の事件の黒幕。
日本人の父とアメリカ人の母を持つハーフであり、すれ違った人物が思わず振り返る程鮮やかな金髪を持つ美少女。
その美貌に反して言動は苛烈そのもの。男に対してのあたりが非情に強く、話しかけても無視は当たり前、あまりにしつこく話しかけようものなら人格を根本から否定するような罵倒を与える。
しかし何故かそれがイイッ!!と一部の男子に大受け。下僕を名乗るドM男子が彼女を“エリカ様”と慕い付き従うようになる。
その実態は好きな人の前では上手く喋ることのできない奥手な女の子。強気な性格は本物だが、そもそもドSではない。
その事を合唱部顧問の清水先生に相談したのが運の尽き、間違った知識を植え付けられ苦難の道を進むこととなる。
・杉原部長
合唱部の部長
人当たりが良いおおらかな性格の持ち主、別にドMでもないのにエリカ様と会話して精神を保っていられるあたりメンタルも強い。
1年生時から部長を務め、たった1人で合唱部を切り盛りしてきた努力の人。
今は部員が増え、騒がしくなったがそのことが嬉しくて仕方がない。
怒ると怖い。
・清水早苗
晴嵐学園の教師で合唱部の顧問で人生相談部の顧問で、今回の事件の全ての元凶。
知的でクールな見た目の美人で有名女子大出身の才女、それに加えてお茶目な性格で生徒思いなため非常に人気のある先生。
それなのに何故か結婚できない。不思議なぐらい出会いがない。
恋愛感が異常に古く重いうえ、完璧すぎる存在故か男が近づいてこない。
未来の旦那様のために炊事も家事も完璧にこなせる修行をこなしてきたのだが、いまだに披露する機会がない。
重たいため結婚できないのか、結婚できなかったから重たくなったのか……
エリカ様の恋愛の師匠であり、学生時代に買いこんだ大量のレディースコミックを彼女にプレゼントした事から全てが始まった。
・伊達
合唱部のテノールリーダー
髪を茶髪に染めたパーティーピーポーでエリカ様の下僕。
エリカ様目的で合唱部に入部したのだが練習態度は真面目そのもの、彼女のためにメキメキと上達していった。
ドM
・飛田
合唱部のバスリーダー
黒髪のイケメンでエリカ様の下僕
エリカ様目的で合唱部に入部した結果、伊達と飛田目当ての女子部員が多数入部したため、なんだかんだで杉原部長には感謝されている。
ドM
・桐花咲
学園のみんなから恐れられる恋愛探偵。
吉岡に対してのみ発揮される妙なSっ気はツンデレと言えなくもない。
最近、いがみ合っていた男どうしが友情を結びやがて……と言う展開もいけることに気づいた。
自分の中の新たな可能性に気づいた今はまさに我が世の春、人生楽しくて仕方がない。
・吉岡アツシ
ドM
第三章完結です。
お付き合いいただきありがとうございます。
第四章は現在作成中です、次回も宜しくお願いします。




