ここは、どこ?自分は誰?という状態
案は出てくるが、文章が追いつかないので、続くかどうかは分からない。いい感じに頑張ります。
気がつくと見知らぬ天井を見上げていた。
起き上がりあたりを見回す。現代ではありえないような古い物や骨董品のようなものばかりが置かれていた。改めて自分の状況を理解しようとした。その時、ドアが開き見知ってはいるがあまりにも驚きすぎて声が出なかった。そんな自分に対して彼は、
「目が覚めた?大丈夫かい?君は僕の店のちかくで気絶していたんだ。それより、君はその服装からしてこの場所で生まれたわけじゃなさそうだね。」
そう言った。彼の見た目は白銀の髪に長身、和服のようなものを身につけ、いかにも落ち着いている表情をしていた。
「…っと、紹介が遅れたね。僕の名前は森近霖之助。ここ、香霖堂の店主さ。」
そう、森近霖之助。彼は東方projectの中で数少ない男キャラの一人だ。そんなキャラが目の前にいる。しかもコスプレとかでは断じてないのを瞬時に理解した。ただのコスプレイヤーだとしたらあまりにも雰囲気が違いすぎる。そんなことを考えていたら、
「よかったら君の名前も教えてくれないかな?」
そう尋ねてきた。自分自身の名前を言おうとしたが、なぜか何も思い出せなかった。軽い記憶喪失だろうか。しかし自分が今の今まで日本で住んでいたことは覚えていた。名前だけ思い出せないとなると、なんて返答したら良いのだろうか。とりあえず、
「すみません、霖之助さん。自分の名前を忘れてしまって自己紹介できないみたいです。」
と言った。変かな?と思いつつ、霖之助さんの顔を見ていたら、クスッと笑って、
「じゃあ僕が君に名前をつけてあげよう。」
そう言って、自分の名前を考えてくれた。辺りを見回し、少し考え、
「そうだなあ。よし、君の名前は今日から翠だ。よろしくな翠。」
嬉しかった。初対面で全く関係ない自分自身のために名前を考えてくれたこと。どこの馬の骨とも分からない輩を自分の家に入れて看病してくれたこと。
「よろしくお願いします。霖之助さん。」
そう言って霖之助さんと握手をした。
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以下、霖之助=霖「」、自分=翠「」と書く
霖「どうしてあんなところに居たんだい?野宿には見えないけど。」
翠「実は信じられないかもしれないんですせど、自分はこの世界の人間じゃないんです。」
霖「ああ、そのことなら服装を見れば分かるよ。最初にも言ったしね。」
翠「そうでした。少し自分の世界の考え方で整理させて下さい。多分あまり理解できないと思うので。」
霖「いいけど。理解できないってどういうこと?」
翠「それは聞けばわかります………
まず、俺は電車に乗って東京に向かっていた。しかし急激な眠気がおきて、気がつけば香霖堂の天井。これはいわゆる、幻想入りってやつだ。しかし…うーん、よく分からん。なんで自分が東方の世界に入ったのか。なんで俺なのか、考えても思い浮かばない………とまあこんな感じですね。」
霖「たしかに理解しがたい言葉ばかりだ。しかしこの場所が幻想郷ってことは知っていそうだね。それぐらい知っていれば上出来だよ。それで、君はこれからどうする?」
翠「行くあてがないってのは当たり前だし、うーん…どうしよう?…うーん………」
霖「良かったらウチで働く?」
翠「いいんですか!?」
霖「食いつきが早いね。もちろんいいよ。君は外から来た人だからこの店のもの色々知ってそうだし。…と言うわけでよろしくね翠。」
翠「よろしくお願いします。霖之助さん。」
この調子で書くかもしれない。
霖「」
翠「」
みたいな感じで
ちなみに主人公の名前は《みどり》です